お家でセルフケア、代謝をあげるツボ

    お家でセルフケア、代謝をあげるツボ

    代謝には、代謝、基礎代謝、新陳代謝の3つがあります。代謝は、生命維持のために摂り入れた栄養素から細胞や骨などを合成したりするプロセスのこと。基礎代謝は、寝ていても消費される心臓、呼吸、体温調整などに消費されるエネルギーのことです。1日に消費されるエネルギーの60〜65%が基礎代謝です。新陳代謝は古いものを排出し、新しいものに入れ替わることです。一般的にはこれらの総称を代謝として扱うことが多いように思います。

    これら代謝が低下すると

    • 汗をあまりかかない
    • 肌の再生ができないので肌荒れや肌老化が進む
    • 太りやすくなる

    など様々な不調が現れます。

    代謝が低下する原因は

    脂肪分の多い食べ物や身体の冷え、筋力の低下によって血流が悪くなることでも代謝が落ちてしまいます。また自律神経が代謝を調整しているので、ストレスによって自律神経の働きが乱れることでも代謝は低下します。

    東洋医学では「肝」と「腎」の働きが低下すると、解毒や老廃物の排出が滞り、代謝が低下すると考えます。

    低代謝をチェックする

    ダイエットでカロリー制限しても限界があります。カロリー制限は維持カロリーの15〜20%でなければ、代謝が落ちてしまい痩せづらい体になってしまいます。同じように運動もやり過ぎると代謝が落ちてしまます。難しいのが自分の体の代謝が落ちているかどうかは判断しにくいことです。

    例えば食べずにカロリー制限し過ぎると、脂肪より筋肉が燃えやすいため、筋肉が減っていきます。筋トレをする人がタンパク質や糖質を摂るのは、痩せにくい体にならないためです。筋肉が減ると消費カロリーが減るため、同じ運動をしても、エネルギーが消費されません。つまり代謝が悪い状態になってしまいます。

    カロリー制限して落ちてしまった代謝が、落としても正常な代謝になっているか調べる方法があります。確実なのは甲状腺ホルモン検査ですが、簡単にできる方法は、体温チェックです。起床した直後の体温を毎日測り、36.6℃以上で正常な代謝、35℃台であれば低代謝で痩せにくく、免疫力の低下なども疑われます。また安静時の心拍数が60〜100/分であれば正常な代謝と考えることができます。ただしストレスが多くなると心拍数が上がる傾向があるため注意が必要です。

    代謝を上げるデメリット

    代謝率を上げれば若々しくスリムな体型でいられると考えられているかも知れませんが、実は代謝率が高いというのはカロリーの消費が早いのではなく、燃料を燃やすために必要以上に働かなければいけない、効率の悪い代謝状態にほかなりません。例えば動物が1日の大半を睡眠に費やすのは、エネルギーを節約して代謝率を低下させるからです。常に代謝が高いという状態は、蝋燭を両端から燃やしているようなもので、老化に直結するとも考えられています。

    例えば摂取した糖は体内で代謝される時、最終的に終末糖化産物に変性します。これは燃焼の際にできるお肌の焦げのようなもので、これをメイラード反応と言います。つまり代謝が高いと、メイラード反応によって生成される「焦げ」によって肌にシミが沈着するなど、老化が促進される原因になります。逆に代謝率を下げることで、こうした反応を抑えて老化の速度を下げることができるのです。また燃焼にはタンパク質と糖質が必要になり、代謝率は糖質や肉食によぅって上昇します。これらの摂取量を抑えることがアンチエイエイジングには重要なことになります。

    代謝をあげるツボ

    代謝を上げるためには、適度な運動、食生活の改善、睡眠が大切ですが、ツボ押しで代謝を上げることをサポートすることができます。

    内臓の働きを高める中脘(ちゅうかん):みぞおちとおへその中間部分

    冷えを予防し、免疫を高める気海(きかい):おへその中央から指二本分下

    元気のエネルギーのツボ関元(かんげん):おへその中央から指四本分下

    代謝をあげるツボ

    ただし、ツボだけ押していれば代謝が高まるわけではないので、身体を温めたり、動かしながらツボ刺激を取り入れてください。

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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