脂肪燃焼(ダイエット)の耳ツボ

    脂肪燃焼(ダイエット)の耳ツボ

    耳には110ものツボが存在します。東洋医学では、耳を見れば不調や病気が分かる、と言われるほど重要視されている場所です。耳ツボ刺激は、健康増進や体質改善、美容効果も期待できるということで、古くから行われてきました。今回は、そんな耳つぼを利用した脂肪燃焼(ダイエット)を助けるツボをご紹介します。

    脂肪燃焼などに効く耳ツボ

    脂肪燃焼などに効果がある耳ツボ

    飢点(きてん):食欲抑制の効果

    どうにも止まらない食欲に困った時のツボ。耳の顔側にある骨の飛び出た部分のくぼみの辺りにあります。食事の10〜15分前に2〜3分くらい押して刺激すると効果的です。

    胃点(いてん):食べ過ぎ防止の効果

    胃の働きを整えて消化を助けたり、食べ過ぎを防止するツボ。耳の中央にある骨の上にあります。飢点同様、食事の前に刺激しましょう。

    肺点(はいてん):脂肪燃焼の効果

    インシュリンの分泌を抑え、脂肪を燃焼しやすくする耳つぼ。耳の穴のすぐ横のくぼみから少し下がったところに「肺点」があります。親指の爪で刺激しましょう。

    神門(しんもん):ストレス解消の効果

    「神門」には、イライラを抑え、気持ちを落ち着かせる効果があります。自律神経を整える作用もあるので、ダイエット中でなくても、ぜひ覚えておきたい耳つぼの1つです。耳の上側のくぼみの辺りにあります。押したり揉んだり、引っ張ってもOKです。

    それぞれ両耳を刺激してください。また、耳をマッサージするだけでも効果はあります。

    ダイエットに効くお腹ツボ

    ダイエットに効く腹ツボ

    中脘(ちゅうかん):おへそから指4本分上のところ

    胃腸の働きを活性化し、脂肪を燃焼します。

    天枢(てんすう):おへそから左右に指幅3本分離れたところ

    腸の蠕動運動を促進させて、ダイエットだけでなく便秘の解消や免疫力アップにも効果的。

    気海(きかい):おへそから指幅2本分下側

    基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促進させることができます。

    関元(かんげん):おへそから指幅4本分下側のところ

    体温を高め、冷えを解消して代謝を促進する働きがあります。

    「食べたい」気持ちは抑えられるツボ

    「食べたい」という欲求は、脳の内側にある「大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)」から生まれます。大脳辺縁系は、食欲、性欲、睡眠欲などをコントロールし、ストレスを感じるとドーパミンを分泌します。このホルモンが食欲をコントロールする「摂食中枢」を刺激し、食欲を増加させます。

    同時に、ドーパミンは満腹中枢を刺激して食欲を増進させるホルモンの「レプチン」の働きを抑制するため、いつもの食事量を食べても満腹感を感じにくくなります。このような欲求は、「動物脳」によるもので、生存を脅かすようなストレスがかかると暴走してしまいます。この暴走をコントロールするには、知識や情報を冷静に処理して判断する「人間脳」を適切に働かせる必要があります。

    また、ストレスを感じると分泌する、ストレスホルモンの「コルチゾール」の働きも過食に深く関係しています。コルチゾールが分泌されると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が減少します。セロトニンによる食欲を抑える働きが抑制されるために、食欲が増してしまうのです。

    ダイエットで「食べたい」という感情を抑え込もうとすればするほど、また結果を早く出そうとして急に食事を抜いたりすれば、まずます「動物脳」が働いてしまいます。食事量を少しづつ減らし、血糖値が急激に上がらない食事に変更するなどして、「動物脳」にかかるストレスを軽減することが大事です。ダイエットにはストレスを軽減することが大事。「食べたい」気持ちは抑えられるツボを上手に活用しましょう!

    労宮(ろうきゅう):手のひらの真ん中

    「疲労の館」と言われるツボで、ストレスを軽減させます。

    内関(ないかん):手首のシワから指3本分下

    内関は「心包」のルートにあり、心に安定をもたらします。

    「食べたい」気持ちは抑えられるツボ

    太らない賢い間食

    間食をすることが太り過ぎを招く大きな理由の一つです。目の前にコンビニがあり、家の中にも食べ物がある状態では、無意識に間食してしまう方が多くいます。一回の食事を消化するには4から6時間かかり、消化が完全に終わる前に間食をしてしまうと、既に体内に摂り入れた食べ物が未消化のまま発酵してしまいます。それを繰り返すことで消化システムは疲弊し、細胞が傷ついて老化が促進されることが分かっています。

    しかし、間食を止めることで、普段より食事が増えてしまいより太ってしまうこともあります。そこで「太らない間食」によって、無理に間食を我慢するのではなく、自分自身の空腹を上手くコントロールしましょう。おすすめは、腹持ちが良くて満腹感を与えつつもカロリーが控えめの「ナッツ類」です。ナッツ類はタンパク質が豊富で、食物繊維も多く含まれるため腹持ちが良いです。

    一方で、水をこまめに飲むことで空腹感を抑えることもできます。最近の研究では水がカロリーを燃焼するという報告があります。その理由は、水が発熱反応を導き出して、代謝を上げてくれる効果が挙げられています。

    りんごでダイエット

    りんごに含まれているプロシアニジンには、私たちの余分な脂肪を燃焼してくれるという効果があることが分かっています。私たちの腸の粘膜には様々な受容体が存在します。りんごを食べてプロシアニジンが、これらの受容体にくっつくと私たちの体の中で皮下脂肪や内臓脂肪を燃焼してくれる因子が活性化することが分かってきました。さらにプロシアニジンが腸粘膜の受容体にくっつくことで、その信号が脳に伝わって満腹中枢が刺激されます。その結果、食欲が抑えられ、食過ぎを予防することができることも分かってきました。

    りんごは100gあたり14gという比較的高めの糖質量を誇っています。そのため糖質が気になってりんごを丸ごと1個食べるのをためらっている方も多いかも しれませんが、りんごには、プロシアニジンの働きによって脂肪蓄積を抑えてくれる効果があるため、ダイエットに適した食べ物です。

    腸内バリアがパワーアップ

    りんごには様々な種類の食物繊維が含まれており、中でもりんごの持つペクチンという食物繊維は、腸内環境にとって優れた効果を発揮することが分かっています。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、腸の健康のためには、これら2つの食物繊維をバランスよく摂取することが重要であると分かってきました。

    りんごが持つペクチンという食物繊維は、水溶性食物繊維の方に分類されており、水溶性食物繊維は便の中で水に溶けることで便の粘り気を良くして、腸の中で便が進みやすくしてくれる性質があります。一方の 不溶性食物繊維は便の傘を増して便を大きくしてくれる働きがあります。ただい便がどれだけ大きくなってもそれだけでは便は腸の中を進んではくれません。水溶性食物繊維と不要性食物繊維の 2つの食物繊維をバランスよく摂取することで初めてスイスイと腸の中を進んでくれるようになります。

    一般的に、私たちは水溶性食物繊維の方が不足しがちです。なぜならサラダなどで食べられる普通の野菜に含まれている食物繊維のほとんどが不溶性食物繊維で水溶性食物繊維は、ごぼうなど限られた食品からしか摂ることができないためです。りんごには、水溶性食物繊維であるペクチンが含まれています。

    さらにペクチンは、腸の粘膜に張り付くことで腸の内膜を保護してくれる作用もあると考えられています。またりんごに含まれているオリゴ糖は、腸内のビフィズス菌という善玉菌の大好物になります。そのためりんごを食べることは善玉菌に餌を与えることになって腸内で善玉菌が優位になって腸内環境がどんどん改善していきます。

    実はりんごは、生で食べるよりも加熱調理して食べることをお勧めします。りんごは100℃以上に加熱することで水溶性食物繊維であるペクチンの健康効果が9倍に増えるという研究報告があります。りんごを加熱する食べ方としては、焼きりんごが代表的だと思います。非常に健康的で美味しいおやつで、小腹が 空いた時には是非ともお勧めしたいデザートです。

    りんごの選び方

    りんごは数ある果物や野菜の中でも特に害虫のダメージが起こりやすい果物として知られています。そのため安定した収穫のためには農薬の使用が欠かせないというのが現状です。そのような理由からアメリカでは、リンゴは農薬の使用量がワースト2位であるとも言われています。農薬は虫を寄せつけないということからも分かる通り、私たちの人体にも決して良い影響を与えません。農作物に使われる農薬は、脳や神経に悪影響を及ぼす恐れがあるとも指摘されています。

    安心安全に健康的なりんごの皮を食べるために第一に選ぶべきりんごが、有機栽培したりんごです。日本では有機栽培したりんごには、日本農林規約のマークがつけられており、このマークを基準に選べば農薬を使っていないオーガニックなりんごを選ぶことができます。ただし有栽培のりんごは、1個あたりの価格が通常のりんごの 3から4倍するものもあるため、普通の国産のりんごをよく洗って食べることも考えられます。

    日本の残留農薬の基準は比較的厳しめであり、海外産のりんごよりは残留農薬の被害が少ないと考えられ、また日本で使われている農薬の多くは水溶性であるため、水洗いすることによって安心して食べることができるとされています。

    リンゴ酢ダイエット

    お酢は、紀元前5000年頃には既に存在したと言われており、医学の父と言われているヒポクラテスは酢の持つ抗菌作用に注目し、病気の人にお酢を摂取するように勧めていたと言われています。

    その中でも脂肪燃焼に極めて高い効果を発揮すると言われているのがリンゴ酢です。お酢と比べると比較的飲みやすく、腸の環境を整える働き、心臓病や高血圧のリスク低下、コレステロールの改善など様々な健康に関するメリットがあると言われています。

    甘いものへの欲求がなくなる

    30日間リンゴ酢を飲み続け、どのような変化が体に起きるかを調べた方がいらっしゃいますが、まず甘いものへの欲求がなくなったことが挙げられています。

    その理由は、リンゴ酢の主成分である酢酸という成分によって、糖質依存からの脱却ができるようになるからです。

    酢酸は血糖値が急激に高くなるのを防ぎ、血糖値を調整してくれる働きがあります。米や麺類、スイーツなどの炭水化物を多く含んだ食品を食べた時には、消化吸収された糖質がブドウ糖に変換されて血糖値が急上昇します。血糖値を 下げるためにすい臓からインスリンというホルモンが分泌され、血液中のブドウ糖をエネルギーとして使えるようにします。しかし余ったエネルギーは消費されず脂肪になって体内に蓄積されます。

    さらに、血糖値が急激に上昇すると、インスリンを過剰に分泌し、今度は急激に血糖値が下がります。そして血糖値が急激に下がると低血糖と呼ばれる状態になり、血糖値を上げるために糖質への欲求へと至ります。その結果、お腹が空いているわけでもないのに、また食べてしまい、血糖値が急激に上昇しインスリンが大量に分泌されて低血糖になり、そしてまた食べてしまう肥満ループに陥ります。

    この肥満ループから抜け出すために必要なのが酢酸です。酢酸は血糖値を急上昇するのを防ぎ、血糖値を調整する働きがありますが、それは脳がインスリンを過剰に分泌せずに済むということです。そのため空腹感を感じにくい状態が続き、甘い間食やドカ食いが減り、肥満ループから抜け出すことができます。

    実際にリンゴ酢を飲み続けることで体重が減少することを証明した研究があります。肥満体型の日本人144人を対象に、大さじ1杯のりんご酢を飲むグループ、大さじ2杯のリンゴ酢を飲むグループ、プラシーボつまり偽薬を飲むグループの3つのグループに、無作為に分けて12週間リンゴ酢を飲み続けてもらった研究では、大さじ1杯のリンゴ酢を飲み続けたグループは体重1.1kg減、大さじ2杯のリンゴ酢を飲み続けたグループは2.2kg減、プラシーボを飲んだグループの中には逆に体重が増加した人もいました。

    また、アリゾナ州立大学で長年リンゴ酢の研究を続けてきた栄養学研究者のキャロル博士は、酢酸には炭水化物の吸収を妨げる作用があると推測しました。そして食事前に研究対象者にリンゴ酢を飲ませると1日に摂取するカロリーが 275kcal減少したと発表しています。これは酢酸の血糖値の急上昇を抑える作用によって適度な満腹感が持続するため、1日に摂取 するカロリー量が減少したと考えられています。

    リンゴ酢ダイエットの注意点

    酢はかなり強い酸であるため、飲みすぎると胃腸を荒らし逆効果になってしまう恐れがあります。そのため、まずは大さじ1杯から始め、胃に不快感がない場合に徐々にその量を増やし、最大でも大さじ2杯までにしておくことをお勧めします。

    また、飲むタイミングに特に決まりはありませんが、ダイエットに最も効果的とされているタイミングは食事前です。食前に飲むと血糖値の安定が図られ、満腹感を感じるのが早くなるため大食いを防ぐことができます。

    その他にも、リンゴ酢を摂取する上での注意点として飲んだ後に歯磨きをしましょうということです。

    リンゴ酢に含まれている酸が歯のエナメル質を溶かしてしまう可能性があります。レモン水などの酸性の飲み物が歯のエナメルを劣化させることが広く知られており、炭酸水やお酢を飲む場合にも注意する必要があります。ある臨床研究所の研究では 親知らずのエナメル質を様々な種類のお酢に浸したところ、僅か4時間で1%から20%のミネラルが失われたことが分かっています。この研究は、研究室で行われたものであり、人の口の中で行われた場合と同じ結果に直接結びつくとは限りませんが、多少なりともお酢が歯のエナメル質を破壊してしまうということは間違いないと思われます。

    リンゴ酢の選び方

    リンゴ酢の選び方で大切なのが、無添加、無殺菌(非加熱)、無濾過のリンゴ酢を選ぶことです。リンゴ酢の中には、砂糖や人工甘味料、ブドウ糖果糖液糖が加えられている商品が多数存在します。人工甘味料としては、スクラロースやアスパルテーム、アセスルファム系がよく使われています。またスーパーなどで売られている多くのリンゴ酢は、発酵を早めるためにアルコールが添加され、発酵助剤を添加しているものも多くなっています。

    また、JAS法では水で3倍まで薄めてもリンゴ酢と表示できるため、希釈されているものも非常に多いのが現状です。無添加の記載があるものや原材料表示を確認して余分なものが含まれていないかチェックしましょう。特に純リンゴ酢という記載があるものは、リンゴ以外に余分なものを使っていないので、一つの参考になります。

    一方で、無殺菌、無濾過のリンゴ酢はろ過されたものと違い、濁った外観をしていますが、これは腸内細菌がいることを表しています。含まれている細菌は主に酢酸菌で、全身の炎症を沈める効果があり、アレルギー症状の緩和にも役立つと言われています。その他にも免疫バランスを整える効果、腸内のバランスを整え、便秘解消、血液をサラサラにする効果があると言われています。これらの効果を期待するためには無濾過、無殺菌(非加熱)のものを選ぶようにしましょう。

    また、オーガニック無濾過のりんご酢には「マザー」と呼ばれる物質も含まれていると言われおり、タンパク質、酵素、有効的なバクテリア、酢酸菌からなる物質で、リンゴ酢が濁って見えるのはこの物質が含まれているからであり、リンゴ酢の健康効果は、この物質によってもたらされているのではないかと考えられています。オーガニックに関しては、リンゴは残留農薬が非常に多い果物として有名であるため、無農薬のものを選ぶに越したことはありません。可能であれば有機やオーガニックで無農薬の表示があるものを選ぶようにしましょう。

    ぜひ知識を持って自分の大切な身体を癒やしてください!

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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