東洋医学で診る「シミ」「シワ」「たるみ」がでやすい人

東洋医学で診る、「シミ」「シワ」「たるみ」がでやすい人

シミ、シワ、たるみは、老け見えの大きな原因です。これらには、いくつかの原因がありますが、最大の原因は紫外線による真皮層に受けたダメージです。真皮層で生成されるコラーゲンとエラスチンによって、皮膚は支えられるだけでなく弾力を維持し、頬などの形を保ちます。この真皮層にダメージが加わり、炎症が起こると、コラーゲンやエラスチンにもダメージが伝わります他にも脂肪が蓄積されたことによってコラーゲンやエラスチンが肌を支えきれなくなってたるみにつながります。

「腎」の調子が悪くなると

東洋医学では、五臓のうち「腎」の働きが低下すると、肌の若さが失われるとされます。「腎」は、体の水分調整や排泄をコントロールしており、水分・血液のろ過を担い、不要物を出す働きが停滞すると、皮膚の色が黒ずむと考えられています。また血とも関連があり、血流のよい肌は「血色がいい」と言われるように、「腎」の働きが弱まると、シミ・シワが目立つようになると言われています。そして体のエネルギーである「気」は、肌を持ち上げてハリを保つ働きがあるため、不足すると皮膚がたるんでしまいます。

「肝」の調子が悪くなると

東洋医学では「肝」が弱ってくると血が滞り、シミが出やすくなると考えます。よく言われているのが、「顔はその人の内臓状態を映す鏡」です。東洋医学で言う「肝」と西洋医学で言う「肝臓」は、似ているけれど非なるものです。

この「肝」は、主に2つの大きな働きがあります。それが、疏泄(そせつ)機能と蔵血(ぞうけつ)機能です。前者は「気」を身体のすみずみまで行き渡らせる機能で、後者は「血を」コントロールし、身体が必要としている場所に血を分配する機能です。

「肝」の調子が悪くなると「気」の流れが悪くなり、主に3つの症状が表れます。1つ目が、気の不足が起こす症状で、疲れやすくなり、免疫力が低下する、だるさが溜まるなどです(気虚)。2つ目が、気がスムーズでなく滞る状態で、ストレスやお腹や胸が張り、痛む感じになりやすいなどです(気滞)。3つ目が、気が体の中で上昇して、イライラや怒りやすくなったり、めまいや不眠などの症状を引き起こすことがあります(気逆)。

一方で、「肝」は全身から老廃物を集めてきた血をキレイにし、心身の活動が低下する夜間には、血を整えて、栄養を与えます。しかし血の巡りが悪くなると、肌のターンオーバーに必要な栄養か不足し、肌がカサカサしてシワになったり、シミが沈着します。

要注意な生活習慣

次の様な生活習慣に当てはまる方は「腎」「肝」の働きが弱くなりやすいので、要注意です!

  • 夜にきちんと睡眠を取らない
  • イライラ、怒りっぽい
  • 気分が落ち込みやすくクヨクヨしがち
  • PCやスマホをよく使い、目を酷使
  • 緊張感の多い生活を送っている

もし、当てはまる項目があれば、「腎」「肝」を整える養生が必要です。まずは深呼吸をして、たくさん笑い、ストレスを溜めないといったことも非常に効果的です。

ツボで流れを整える

「腎」「肝」の働きに関係するツボを、親指で軽く押すことで、心と身体の緊張をほぐしてあげましょう!

太衝(たいしょう):脚の親指と、人差し指の骨の間のくぼみにあるツボ

太衝(たいしょう)

太渓(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間

太渓(たいけい)

三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指4本分上に位置するツボ

三陰交(さんいんこう)

働きが低下している部分をケアすることで、予防・改善の効果が現れます。

大人のSTK鍼灸コース(シワ・たるみ・くすみ)

多くの人にとって、お肌の「透明感」は、昔も今も変わらない憧れです。その透明感の正体は、白い肌と思われがちですが、まずはお肌全体が滑らかで均一であることでしょう。つまり透明感は、肌の色そのものではなく、きめが細かくて血色がよく明るい「健康的な肌」ということです。当たり前ですが、角質が残っていたり、毛穴が目立っている、血色が悪い、乾燥でカサカサしているなどは、透明感のある健康的な肌になり得ません。

しかし、年齢を重ねるにつれて、どうしてもお肌の色むらが気になります。特に清潔感を保ちながら年齢を重ねる難しさがあり、意識したアンチエイジングケアが必要になります。私たちのお肌は年齢と共に衰え、シワ・たるみ・くすみなどが目立ち始めます。

【シワ】

シワは、加齢による「表情筋の衰え」と「肌の水分量の低下(乾燥)」が主な原因です。シワは、紫外線による肌の乾燥を防ぎ、保湿などで水分を補い、表情筋を鍛えて、お肌に柔軟性を持たせることでシワ予防や目立たなくすることが可能です。特に、シワが起こりやすい前頭筋、口輪筋、眼輪筋などを美容鍼で刺激することで筋肉をほぐし、肌の血流が良くなって肌にハリが戻ります。

【たるみ】

たるみは、「表情筋の低下」「肌の弾力の低下」「新陳代謝の低下」などが主な原因です。たるみを改善するためには、シワと同じく表情筋を鍛え、しっかり保湿ことも大切ですが、お肌の真皮に存在しているコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促すことも重要です。これらの成分は線維芽細胞で生成され、肌に弾力と潤いを与えます。

【くすみ】

くすみは、首や顔の筋肉のコリによって血行が悪くなり、お肌のターンオーバーが遅れることで起こります。ターンオーバーが遅れると、肌の表面に不要な角質が蓄積されてしまい、肌の透明感が失われた結果「くすみ」が生じます。くすみの改善には、まず身体の血流を促進して、ターンオーバーを正常に戻し、新陳代謝を促すことが大切となります。

美容鍼で顔のツボを刺激して筋肉のコリをほぐし、血行を促進することで、肌に透明感やハリが出てフェイスラインもシャープになります。このように、お肌の「透明感」を保つためには

  • ターンオーバーを正常に保つ
  • 表情筋を鍛える
  • 血流を促進する
  • コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成促進

が重要となります。そして大人のSTKコースの魅力は「肌質の変化」です。コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成などの美容成分の分泌を促進することで、翌日以降のハリや弾力、キメや透明感、お化粧のりの良さをぜひご体感ください。

当院では「透明感」のお悩みを、化粧品などで隠すのではなく「美容鍼」で身体の中から改善することを重要視しています。お身体の不調は、肌や表情にあらわれて表れてしまします。お化粧では隠しきれないその疲れを、全身治療+美容鍼でお身体の中から改善していきます。「透明感のある肌」を目指すためには、血行促進、保湿、角質の除去などを心がけて、肌理の細かい健康的な肌にすることが重要です。毎日のケアで「透明感」のある健やかな肌を目指すお手伝いを致します。

【本コラムの監修】

HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

・経歴
大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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