美容鍼でシワ・たるみ・くすみ(STK)のお肌の衰え防ぐ

    美容鍼でシワ・たるみ・くすみ(STK)のお肌の衰え防ぐ

    こんなお悩みありませんか?

    • 目尻の「しわ」や「たるみ」が気になる
    • 年齢を重ねるとともに顔の「くすみ」が気になる
    • ほうれい線が気になる
    • 肌の「ハリ」や「潤い」がなくなってきた
    • 小顔になりたい

    お肌は年齢を重ねるごとに衰え、次第に潤いを失い「シワ」「たるみ」「くすみ」などが目立つようになります。

    美容鍼ハリニーでは、東洋医学の理論に基づき、このようなお顔の悩みを「美容鍼」によって身体の内側から改善していきます。

    美容鍼の代表的な効果(即効性も期待できる)

    1. 鍼は真皮にアプローチして「ハリ」や「潤い」を再生

    年齢とともに肌の弾力を保つための成分が減少し、皮膚が乾燥し「シワ」や「たるみ」が生じやすくなります。

    鍼を刺し、肌の奥の真皮を刺激することで血流を良くして、肌の弾力を保つための成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)の生成を活性化させます。このように鍼で代謝をアップさせると、「ハリ」や「潤い」を取り戻し、「シワ」や「たるみ」の改善につながります。

    2. 肌の血行を良くし、ターンオーバー(肌の新陳代謝)を正常に保つ

    年齢とともに肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)の速度が落ち、お肌の表面には古い角質などの老廃物が蓄積し「くすみ」になります。

    鍼でこり固まった筋肉を緩め、血行促進ができるため、肌に透明感を取り戻すことができます。また、肌のターンオーバーを促し、セラミドやコラーゲンの生成を促進するため、角質があつくなぅった「くすみ」の解消にもつながります。

    3. リフトアップ効果

    私たちは常に地球の重力の影響を受けており、お顔も肌も常に下へと引き寄せられています。お顔の場合は真皮層を鍼によりダイレクトに刺激して、血行を良くすることで「むくみ」が解消されるため、パッと見てわかるほどのリフトアップの効果を実感して頂けます。また表情筋がほぐれることで、肌が引き締まり「小顔」や「リフトアップ」へ繋がります。

    ※世界保健機構 (WHO) でも鍼灸治療による美容効果を認めています。

    お肌の3大敵(シワ・たるみ・くすみ)

    数多くの美容法の中で、美容鍼が注目されているのは、その即効性にあります。それは、肌の奥にある筋肉や細胞に直接刺激を与えることができるからです。この刺激によって、組織や細胞が活性化し、体の自己修復作用によって、リンパや血流が促進されるため、即効性が期待できます。

    お肌の3大敵はシワ・たるみ・くすみ(STK)です。これらの悩みに対して、根本的な原因を改善してくれるのが美容鍼です。

    お肌の3大敵とその原因

    STK原因美容鍼の効果
    シワ乾燥(肌質や生活環境) 表情筋の衰えハリと潤い 筋肉の柔軟性
    たるみ使わない筋肉が硬くなる 筋肉の老化ハリと潤い 筋肉の柔軟性
    くすみ血行の悪さ ターンオーバーの遅れ血行・代謝の促進

    ※当院では、シワ・たるみ・くすみに効果の高い施術コース(STKコース)をご用意しております。

    紫外線対策は必須

    肌が老化する原因の8割は紫外線と言われ、紫外線のダメージを受けると肌の細胞がダメージを受けるだけでなく、その紫外線の影響により活性酸素が増え、活性酸素が増えたことによる酸化ストレスで老化が進行していくという研究が多くあります。

    また、紫外線を浴びるとできるメラニンという物質がシミの原因になっているのはご存知だと思いますが、メラニンは皮膚の大切な防御反応です。正しくは 紫外線のダメージで細胞が傷つかないように皮膚を守るために作られているのがメラニン色素です。

    通常であればターンオーバーでメラニン色素は排出されるため、シミは残らないですが、紫外線によって皮膚細胞に変異が起こるとメラニン色素を排出できなくなり、そのまま沈着してしまいます。

    美容アンケート結果でも、30代でシミやそばかすの悩みが増えるのは、30代以降に肌の抵抗力が一気に衰えることで紫外線のダメージを受けやすくなるからです。さらにターンオーバーの周期は加齢とともに長くなり、40代50代にもなると肌の悩みが切実なものとなっていきます。

    同じく、シワの原因も紫外線の影響が大きく、たるみと同じく主な原因には体の老化があります。さらに体の抵抗力の減少に加えて、女性ホルモンやコラーゲンが減少すると肌の乾燥や皮膚の弾力の低下、さらには肌そのものの回復力の低下も招いてしまいます。そしてコラーゲンやエラスチンなどの皮下組織が減少することで小じわが増え、さらに顔の脂肪や組織が減少することで顔にたるみが出てしまいます。

    つまり、肌の組織が減少して肌に潤いが減った状態に、追い打ちで紫外線を浴びることは、顔のたるみやシワの発生を加速させてしまうのです。

    夏の美容3大敵(睡眠、保湿、栄養不足)

    紫外線を浴びると光老化で老化が一気に進むということはもちろん皆さんご存知だと思いますが、実は夏に一気に老けるのは日焼けだけではなく、様々な要因が重なっていることがあります。その1つ目が睡眠不足です。

    夏は1年を通して睡眠時間が短くなる季節とも言われており、日が長いのでなんとなく夜遅くまで起きてしまったり、花火などのイベントも多く、ついつい夜更かしをしてしまいます。また暑くて寝苦しくて何回も起きてしまう、日の出が早く起きてしまうこともあるかもしれません。

    睡眠不足になると、まず肌の乾燥が起こります。さらに乾燥が起こるだけではなく、睡眠不足に陥ってしまうと肌が黄色くなるビリルビンという赤血球に含まれる黄色い色素が表皮細胞の中で多く産生され、その結果、肌が黄色くなってしまうことが分かっています(SKⅡ)。肌の黄ぐすみだけではなく、それによって炎症が起こったり、老化が進んでしまうことも分かっています。

    一方で、別の研究(韓国)では、寝不足が続くと肌のバリア機能が低下するということも分かっています。この肌のバリア機能が低下することによって、乾燥はもちろん、細かい炎症が起こり、肌の老化が進むという風に言われています。

    そして、2つ目は乾燥です。夏は暑いから皮脂が出たり、汗が出たりすることでなんとなく表面上は潤っている状況に感じることが多いです。しかし紫外線が当たって炎症が起こるとバリア機能を低下し、乾燥が起こります。またお部屋の中の冷房によって、肌を乾燥させてしまいます。知らず知らずに表面はベタベタしてるけれども内側が乾燥しているインナードライ状態に陥りやすくなります。

    一方で、夏のスキンケアは、どちらかというとさっぱりしたテクスチャーのものを使って短時間で終わらせたいっていう感じになります。お手入れも冬よりも乾燥を軽視してしまうところがあります。紫外線、空調、スキンケアなど全部重なることで肌は意外と乾燥しています。スキンケアでしっかり水分を入れ込む事が大切です。油っぽい乳液とかクリームとかをたくさん重ねるよりは、肌に水分を引き込むような保湿を心掛けましょう。

    そして3つ目が栄養不足です。夏は食欲が落ちて、そうめんや冷たいゼリーなどの炭水化物の単色食いが多くなる傾向があります。そして糖質に偏ってしまうと肌は糖化を起こしやすくなります。さらに糖化+皮脂が出ていて、そこに紫外線が当たると酸化するダブルパンチで肌がくすんでしまったり、肌の老化が進んでしまいます。炭水化物の摂取は、なるべく控えて抗酸化作用がたっぷり入っているような夏野菜、体の炎症を抑えるお魚をしっかり摂ることが大事です。一方で、汗でミネラル分が不足してしまいがちになるため、マヌカハニーなどの天然のミネラルが入っているような蜂蜜をしっかりと毎日摂るよう にすることも大切です。

    たるみの原因は破骨細胞の働き

    肌は表皮、真皮、皮下組織の3つの層でできていますが、その中でも肌のたるみに大きく関わっているのが真皮です。真皮はコラーゲンやエラスチンなど、繊維と繊維の隙間を水分で埋めるヒアルロン酸で構成されています。

    コラーゲンはタンパク質でできていて、肌のハリを保つのに重要な役割をしています。真皮の他にも体の軟骨とか靭帯などにも存在しています。エラスチンもタンパク質でできており、肌の弾力の元になっているとても重要な成分です。残念ながらこの2つは年齢とともに作り出される量が減り、真皮はどんどん薄くなり、10代の頃と50代の肌を比べると真皮の厚さは 約1ミリも違うと言われています。そうなると確実に肌のハリや弾力がなくなりたるみの原因になります。

    ただし、加齢によるたるみやシワなどの老化現象は原因の2割程度と言われています。たるみの大きな原因には2つあり、その一つが光老化(紫外線)です。肌に影響を与える紫外線にはUVAとUVBの2つあり、UVBは主にシミやそばかすの原因になります。一方UVAの波長は長く、皮膚の奥にある真皮や皮下組織に届き、コラーゲンやエラスチンなどを作る繊維芽細胞を傷つけます。

    そして、たるみの原因のもう一つが骨の減少です。顔の骨、つまり頭蓋骨の骨密度が低下することで顔の土台全体が縮み、肌がたるむ原因になります。

    この骨密度の低下は、実は体の骨より先に頭蓋骨が減少します。それは骨の性質が関係しており、骨は体重がかかった時など刺激が加わった時に丈夫になる性質があります。頭蓋骨は体の上にあるため、体より負荷がかかりにくく、顔の骨から減っていくことになります。

    特に上顎部分は 30代後半から減少が加速していくと言われています。また女性の場合、閉経前後になると骨は一気に減少していきます。閉経が関係する理由として、女性ホルモンが不足、欠乏していくことで骨の新陳代謝のサイクルが乱れるからです。

    骨には 2種類の細胞が存在しており、古くなった骨を破壊する細胞、そして新しい骨を作る骨芽細胞の2つがあります。この2つの細胞の働きで古くなった骨が新しい骨と2年間で20%から30%も入れ変わると言われています。

    骨芽細胞の働きよりも破骨細胞の働きの方が上回るようになると骨の修復が遅くなり、骨がスカスカになってしまいます。それが骨粗鬆症の原因です。

    骨の減少を止める蜂蜜

    ハチミツにはマルトビオン酸というオリゴ糖が豊富に含まれており、このマルトビオン酸の働きは、顔のたるみを引き起こす骨の減少を食い止める効果が期待できます。

    骨の中にあるコラーゲン成分の流出を食い止め、骨細胞の働きを抑制することが中部大学などの共同研究で分かっています。研究では、マウスの大腿骨の骨髄細胞にマルトビオン酸を添加したところ、細胞つまり骨を破壊する働きが抑制されたことが分かりました。また卵巣を切除して閉経と同じ状態にしたマウスにマルトビオン酸を含んだ餌を80日間与えた実験も行われ、その結果大腿骨中の骨密度やカルシウムの減少が抑制されたことが分かっています。

    さらに40代から60代の女性を対象に臨床試験でも行われており、マルトビオン酸を含む顆粒を1日4g、4週間に渡って飲んでもらったところ閉経後1年以上経過した33人の骨中でコラーゲン成分の流出が抑えられた結果になりました。また腸の調子が良くなったり、便秘改善など予想外の効果まで確認されており、ハチミツは4、50代女性のアンチエイジングに効果的であることが示されています。

    ただし、ハチミツを選ぶときは注意して欲しいのは、純粋ハチミツを選ぶことです。国産のハチミツは採取が難しくなっていて流通も僅かですが、厳しい検査基準があるマヌカハニーで有名なニュージーランドやドイツ、ルーマニア、ハンガリーのものを選びましょう。

    肌の悩みに共通する原因

    肌の悩みに挙げられるシワ・たるみ・くすみ(STK)、肌荒れやシミなど、これら全てに共通する原因は乾燥です。肌の内側が潤っている時、つまり肌の保湿がしっかりされている時は、紫外線などの外的刺激から肌を守ってくれ、内側の水分が蒸発するのも防いでくれます。

    しかし、乾燥が進むと毛穴やシミが目立ち、シワやたるみの発生を加速させてしまいます。また40代以降になるとホルモンの影響も関係し、女性ホルモンの量が一気に低下するため、その影響で皮脂線や汗腺が萎縮して皮脂や汗が出にくくなるため全身の肌が乾燥します。

    一方で、肌の健康維持にはエストロゲンが必要不可欠ですが、コラーゲンを増やすエストロゲンの分泌量も40代から急激に低下します。同じくターンオーバーの周期が長くなるのも40代からです。

    そもそも女性ホルモンと一緒に失われていくのはコラーゲンで、コラーゲンはヒアルロン酸やエラスチンとともに肌の真皮層を構成する大事な成分です。皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の3つの層が重なってできており、真皮は皮膚の大部分を占めていて、三層の中で一番厚い層です。

    真皮層は、毛細血管を使って表皮に栄養を送ったり、表皮の細胞分裂や新陳代謝を促す働きをしています。見た目の老化に一番関係が深い肌の層とも言われ、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンが減ってしまうと真皮層が上手く機能しなくなります。

    コラーゲンを摂れば良いのではと思われるかもしれませんが、難しいのが食事として摂取したコラーゲンは肌まで届かないと言われています。コラーゲンを摂ったとしても他の食べ物と同じように胃や腸で消化されてアミノ酸に分解されます。またコラーゲンの経口摂取に美肌効果がないと言われている理由は、コラーゲン自体の種類の多さ(体内でつくられるコラーゲンは29種類)にも関係しています。

    シワを防ぐスキンケア

    スキンケアの正しいやり方を知らないまま長年自己流でスキンケアを行っている人は、間違ったスキンケアが原因で顔にシワができることもあります。洗顔はスキンケアの基本ですが、多くの人は洗顔の方法や順番を誤解している場合が多いです。その間違った方法が原因で慢性的に肌トラブルを起こしていることもあります。

    まず気をつけたいことは、洗顔する前には手を綺麗にすることです。実は手についた細菌や汚れが顔に移ることで肌荒れや細菌感染を起こす可能性があります。洗顔をする前には手をしっかりと洗うことを忘れないようにしましょう。

    次に、冷水もしくはぬるま湯で顔を濡らすことも大事です。なぜなら水温が高すぎると肌が乾燥する可能性があり、低すぎると洗浄力が低下する場合があります。その日の気温や肌の調子を見ながら臨機応変に水温を調整しましょう。

    そして適切な水温で顔をしっかりと濡らしたら、洗顔料を手に取ります。その洗顔料の量は商品によって泡立ちが変わってきますが、一般的には小指の先程の量で十分です。泡を顔に乗せたら優しくマッサージするように洗う力を入れすぎず、顔全体を均等に洗うよう心がけましょう。

    特に額、鼻、顎のTゾーンは皮脂が多く分泌される場所なのでしっかりと洗うことが大事です。ただし洗顔を行う際、顔を力強く擦ってしまうと肌に摩擦や刺激を与えてしまうことになり、肌のバリア機能を低下させたり、肌の表面を傷つける可能性があります。

    また、摩擦を減らすためのコツとして洗顔料をしっかりと泡立てることです。十分な泡立ちがあると、泡立てと肌の間にクッションのような役割を果たし、摩擦を減らしてくれます。泡を作った後は、その泡を顔に優しく乗せ、指の腹を使って洗顔料を広げていき、指の腹全体で優しく動かすことがポイントで、円を書くような動きで肌を洗うと摩擦を減らしながら効果的に汚れを落とすことができます。

    すすぎも同様に水流が直接肌に当たらないように両手で水をすくって洗い流すようにしましょう。シャワーの水を直接肌に当てると肌への刺激になってしまうからNGです。しっかりとすすいだ後はタオルで優しく抑えるようにして水分を取りましょう。擦らずにタオルを使って軽く押さえるだけで十分です。

    一方で硬いタオルは肌に余計な摩擦を与え、小さな傷や炎症を引き起こす可能性があり、これが続くと時間とともに肌が荒れたり、既存の肌トラブルが悪化したりすることがあります。特に敏感肌や乾燥肌、年齢肌などのデリケートな肌には柔らかく、吸水性の高いタオルを使用しましょう。

    そして、洗顔料で洗顔を行う頻度は1日に1回をベースにしましょう。洗顔料を使った洗顔を過度に行うと肌が乾燥し、シワが形成されやすくなります。肌の皮脂は自然なバリアとして肌を保護し、水分を閉じ込める役割を果たしているため、洗顔をし過ぎるとこの重要な皮脂までも除去されてしまい、肌が乾燥してしまいます。肌が乾燥するとバリア機能も低下することになり、その結果として外部からの刺激に対する耐性が落ち、炎症や赤みが出やすくなることがあります。例えば、朝は洗顔料なしのぬるま湯洗いだけの洗顔、夜は洗顔料あり の洗顔などで使い分けましょう。

    そして洗顔以上に大事なのがクレンジングです。クレンジングはスキンケアの基本中の基本です。残った化粧品や日焼け止めが毛穴に詰まると、毛穴や黒ずみが目立つようになり、さらに残留物が水分を奪い肌が乾燥しやすい状態になってしまいます。肌が乾燥した状態が続くと細かいシワや肌のくすみを引き起こす可能性があります。

    クレンジングのタイプには、主にオイル、ミルク、シェル,フォーム、バーム、ウォーターの6種類あります。この中でシワ対策として一番おすすめなのはミルククレンジングです。ミルククレンジングは、油分と水分が絶妙のバランスで配合されており、油分のおかげで肌を乾燥させることなく化粧品や日焼け止めを落とすことができます。さらにミルククレンジングは、肌に優しい成分で作られていることが多く、無添加や無香料、低刺激性の製品も多くあります。

    クレンジングの手順としては洗顔の時と同様、手を綺麗に洗った後、適量のクレンジング剤を手に取り、顔全体に均等に塗布します。特にメイクや汚れが気になる箇所例、えば目元や口元、鼻周りにはしっかりと塗布し、次に指の腹を使って円を書くような優しい動きで顔全体を優しく、力を入れすぎないようにしましょう。クレンジング材がしっかりと作用する時間を確保するために1分程度そのまま放置します。すぐに洗い流すのではなく、油分と水分が混ざり合うことでクレンジング剤が白く濁る現象を乳化と呼び、クレンジング剤を乳化させるには1 分程度時間が掛かります。

    乳化によって、クレンジング剤はより深く肌の毛穴に浸透し、しっかりと汚れを落とすことができ、乳化させるとクレンジング剤が水とよく混ざり、洗い流しもスムーズに行えます。そして、ぬるま湯でしっかりとクレンジング剤を洗い流しましょう。この工程が不完全だと残ったクレンジング剤によって毛穴が詰まることになり、その後のスキンケア製品の浸透が妨げられる可能性があります。基本的には、ぬるま湯で10回程度顔を洗い流せば問題ありませんが、この回数はあくまで目安であり、使用するクレンジング剤や肌の状態によって調整が必要です。肌がすっきりとした清潔な状態になったと感じたら、その回数で十分でしょう。

    クレンジングと洗顔は異なる工程で、多くの場合はクレンジングをした後に洗顔を行います。クレンジングは化粧品や日焼け止め外部の汚れを取り除く目的で行い、洗顔はその後 肌に残ったクレンジング剤や皮脂古い角質を除去する目的で行います。クレンジングでしっかりとメイクや汚れを落とし、洗顔で肌をさらに清潔にするというイメージです。

    そして、顔のシワを改善するためには保湿の重要性についても深く理解する必要があります。表皮の一番外側を形成する角層には天然保湿因子と呼ばれるものが存在します。この天然保湿因子が皮膚を柔らかく保ち、外部からの刺激や乾燥から肌を守る役割があります。天然保湿因子が不足すると皮膚が乾燥しやすくなり、結果としてシワが形成されやすくなります。乾燥した皮膚は弾力を失い、微細なシワが形成される可能性が高くなり、乾燥した状態が長期化すると微細なシワが深くなり、老けた印象の顔になりやすくなってしまいます。

    シワ対策として、高濃度ヒアルロン酸、コラーゲンセラミドなどの保湿成分は肌の表層まで浸透し、肌の保湿を長時間キープする能力も高いことが挙げられます。保湿剤を購入するときはこれらの保湿成分が配合されているものを選ぶようにすると良いでしょう。

    ちなみにヒアルロン酸は保湿効果が高く、肌の健康のために欠かせない成分ですが、ヒアルロン酸は1gあたり約6リットルの水分を保持する能力があると言われています。ヒアルロン酸は体内にも存在し、肌にも含まれています。肌においては角質層に多く存在し、水分を しっかりとキープする働きをしています。一方でコラーゲンは皮膚、骨、軟骨、筋肉など人体の多くの部位に含まれるタンパク質です。特に皮膚においては弾力やハリを保つために不可欠な成分とされています。年齢とともにコラーゲンは減少し、それが皮膚のシワやたるみの主な原因となります。

    また、保湿は外からだけでなく、身体の内側からもアプローチすることが大切です。水分摂取や栄養のバランスを考慮し、肌の水分量をアップさせる努力も必要です。水分は細胞内の化学反応や代謝に必要な基本的な成分であり、十分な水分が体内に確保されていると肌の水分も維持されやすくなります。

    成人女性の場合1日に2リットルの水分摂取が推奨されています。この量は食事から摂取する水分も含まれているので、飲み物だけで2リットルも飲む必要はありませんが、気温や湿度、個人の活動レベル、健康状態などによっても水分の必要量は変わるので、自分自身の体調をよく観察しながら適量を摂るようにしましょう。

    美容鍼でシワ・たるみ・くすみ(STK)のお肌の衰え防ぐ

    みずみずしくハリのある若々しいお肌を保つためには

    • 血流を促進する
    • コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成の促進
    • ターンオーバーを正常に保つ

    が重要となります。

    特に美容鍼は、肌の奥にあるツボや細胞に直接刺激を与えていきます。そのため根本原因の改善だけでなく1回の施術での即効性を実感して頂けます。

    ※年齢や肌質などにより、一回の施術で感じる効果は一人ひとり異なります。

    美容鍼ハリニーの特徴としては、表情筋という日常生活で固まっていく顔の周りの筋肉をほぐし、顔の血流をよくし、代謝を早めることにより老廃物の排除を促します。それにより、疲れた肌に肌本来のハリや、透明感を出す効果が期待できます。また、むくみとクマが軽減し、自然なやわらかさを出すことでほうれい線を目立たなくする効果への期待も持てます。

    顔の緊張が取れることで、自律神経の乱れが整えられてリラックスすることができます。ぜひ一度お試しください。

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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