お顔のたるみは『糖化』

お顔のたるみは『糖化』

老化の三大要因は、①糖化、②酸化、③光老化です。40代になると、お顔のお肉が柔らかくなる方がいらっしゃいます。その原因のひとつが『糖化』です。

『糖化』は、食事などで過剰に摂取した糖が身体の中のタンパク質や脂肪と結びつくことで「AGEs(糖化最終生成物)」と呼ばれる老化促進物質がつくり出されることです。このAGEsは体内のタンパク質を劣化、破壊してしまうことが分かっています。

お肌にとって重要であるコラーゲンはタンパク質の一種なので、AGEsが増加すると、このコラーゲンも破壊されてしまいます。その結果、お肌の乾燥、シワ、たるみ、黄くすみなどの老化の元となってくるのです。また、酸化や紫外線によるダメージも『糖化』を促進することがわかっています。

この『糖化』を改善・予防するには、血糖値(血液中のブドウ糖の量)を上げないことと、AGEs(糖化最終生成物)を速やかに排出することです。

糖化しない食べ方

『糖化』をしない為に 最も効果的な対策方法は食事の取り方です。余分な糖質がタンパク質と結合するとAGEsとなるため、体内の血糖値が急激に上昇しないように気を付けることがポイントです。

例えば食事の際は、まず食物繊維を多く含む野菜類⇒お肉やお魚⇒ごはんやパン、麺類といった順番に食べることで、血糖値の急上昇を抑え、糖化を予防することができます。

家に帰るとほっとして、無性に甘いものが食べたくなる、それが習慣化してしまっている方が多いと思います。長年の糖質の過剰摂取により、『糖化』が進むと、お肌のコラーゲン繊維の弾力性を失いたるみに繋がります。

甘いものを摂る習慣がある方とない方を比べると、前者が圧倒的にお肌が柔らかく、ゆるんでいます。ちなみに、フルーツは果物だから健康に良いと思っている方もいますが、果物に含まれる果糖は糖化作用が強いです。例えば、ぶどう、りんご、バナナ、パイナップル、そしてドライフルーツなどです。

食べ物の習慣を改めることも重要ですが、鍼灸治療では、このような『糖化』の対策になるツボ(血糖値を下げる)や、全身の気の巡りを良くするツボなどを組み合わせて全身の治療をします。もちろん、良い食事・適度な運動・質の良い睡眠は糖化予防だけではなく、生活習慣病の予防にも繋がります。

糖化を防ぐツボ

糖化防止には体内の血糖をうまくコントロールすることです。食後の血糖値が高い状態が続いたり、間食などで何度も血糖値を上げると、体の中では糖とたんぱく質が結合して糖化反応が進んでしまいます。

そこで糖化対策として、血糖値を下げると言われているツボをご紹介致します。

・地機(ちき):胃腸の働きを整え消化・吸収をよくすることで血糖値を下げる働きがあるツボ

地機(ちき)

むこうずねの内側をすり上げ、人さし指が止まるところから、 指幅4本そろえて小指があたっているところ押すと心地良い良いと感じるポイントを探し、親指を使ってツボを押し刺激していきましょう。

美容鍼は『糖化』によって破壊されたコラーゲンなどを再生することでお肌のハリやツヤを取り戻すことが可能です。また血流改善によってお肌に栄養を行き渡らせ、くすみや肌質の改善もできます。

『糖化』はお肌、こころ、身体に深刻なダメージをもたらします。美容は「肌と心と身体」という土台があってこそ、健康的で若々しい肌と身体が維持できます。少しずつ意識し、こまめな抗糖化対策で老化を防止しましょう。

【本コラムの監修】

恵比寿院長

HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

・経歴
大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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