
目元が窪んでクマになっているから、ここにヒアルロン酸注入や脂肪注入をしたいという方が多くいます。しかし目の下の皮膚は薄いため、変に膨らんだり、ボコボコになったりすることがあります。それらのリスクを知り、自分にあったケア方法を選びましょう。
インディバが目元に効く仕組み
インディバは、スペイン発の高周波温熱機器で、皮膚の表面からではなく「深部」からじんわりと温めることができます。目元の皮膚はわずか0.6mmと非常に薄く、刺激を与えやすい部位ですが、インディバは出力を細かく調整できるため、目の周りのデリケートなゾーンにも対応できます。
目の周囲には「眼輪筋」と呼ばれる表情筋があります。この筋肉は加齢やパソコン・スマートフォンの使いすぎで疲弊し、弛緩することで目の下のたるみやふくらみを引き起こします。インディバの深部加熱は眼輪筋を内側から温め、血流を改善することで筋肉の疲労回復を促します。
また、目の下のクマやくすみの原因の多くは血行不良です。目元の毛細血管の血流が滞ることで血液の色が透けて見え、「青クマ」が生じます。インディバは高周波電流を使って血液・リンパの循環を促進するため、クマの色を内側から改善する効果が期待できます。さらに、真皮層に働きかけてコラーゲン・エラスチンの産生を促すことで、肌のハリと弾力を取り戻す効果もあります。
目の下のクマは、その原因によって「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」の3種類に分けられます。インディバが特に効果を発揮するのは「青クマ」と「黒クマ」です。
青クマは静脈血の色が透けて見えるもので、冷えや疲れで血行が悪化すると悪化しやすい特徴があります。インディバの温熱効果は血流を促進し、滞った静脈血の循環を改善することでこの透けを目立ちにくくします。
黒クマは皮膚のたるみによって影が生じるものです。眼輪筋の衰えを改善し、皮膚のコラーゲンを増やすインディバの作用は、長期的にこの影を軽減する方向に働きます。
なお、色素沈着による「茶クマ」はインディバだけでは改善が難しく、ハイドロキノンやビタミンCなどのスキンケア成分との併用が有効です。
目元の脂肪注入
目元が窪んでクマになっているから、ここに脂肪注入をしたいという方が多くいます。しかし目の下の皮膚は薄く、脂肪注入した場合に変に膨らんだり、ボコボコになったりすることがあります。また、おでこをぽっこり出すために脂肪注入をすることが流行っており、綺麗に膨らんで喜んでいる方もいますが、その人が10年後、20年後ボコボコになるかどうかは予想できません。
老化すれば、必ず皮膚は薄くなるため、若い時に皮膚の薄いところに脂肪注入して綺麗になっていても、今後注入した脂肪がボコボコになる可能性もあります。
また、脂肪注入すると瘢痕で硬くなったり、癒着するため簡単に取ることができなくなります。取るためには、切開して裏側から切ることしかできず、必ずどこかに傷は残ってしまい、また癒着してしまった周りの正常な組織まで影響することになります。そのため修正するリスクを考えると医師が断るケースが多いです。
一方でヒアルロン酸であれば、仮に失敗してボコボコになって膨らんでいても、溶かすことができ、リカバーすることができます。
目元のヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸のメリットは、麻酔クリームだけを塗って、座った状態で細い針で注入するため、自然な状態かつ、腫れてない状態で綺麗に仕上げることができます。当たり前ですが、ほうれい線と目の下の窪みは、寝た状態と起きた状態で全然違い、基本的に起きた状態が最も自然に見えます。
また、脂肪注入の脂肪は粒子が大きいためボコボコになりやすいですが、ヒアルロン酸は粒子の細かく、柔らかいため、皮膚の薄い目の周りには適しています。また脂肪注入は、粒子が大きい分、太い針で刺さないといけないため、腫れによって、どこに注入すれば良いかの判断が難しくなります。ヒアルロン酸は粒子が細かいため、細い針で腫れないように打つことができます。
一方で注入した脂肪が全部残るわけではなく、一部が吸収されて無くなります。その定着率に個人差があり、注入した脂肪の2割か3割ぐらいしか定着しない人もいれば、ほとんど無くなってしまう人、あるいは8割、9割定着する人がいます。このように定着率には、個人差があって予想しづらいため、思ったより定着してボコボコになってしまうことがあります。
ヒアルロン酸、脂肪注入は永久!?
ヒアルロン酸注射は、基本的に注入して膨らまして形を作るという美容整形の治療の一つで非常にポピュラーな治療です。以前は、ヒアルロン酸注射は、代謝・吸収されて、尿として排泄されて無くなると言われていましたが、もちろんある程度の量は吸収されて無くなりますが、注入の仕方や注入するヒアルロン酸の製剤の種類によってはある程度残るということが分かってきています。
通常であれば6ヶ月ぐらいで無くなるものや長いものだと1年とか2年ぐらいかけて無くなるものなど、ヒアルロン酸の製剤にも様々な種類があり、例えば粒子が細かくて柔らかくて馴染むものや粒子が大きくて、あるいは密度が高く、硬くて立体感が出せるものなど、さらに注入する部位によっても変わってきます。
その中で持続的に残るものは、ある程度の密度の高いものです。逆に薄まったものあるいは意図的にその量を増やすために薄めたものを使うのであれば、当然ヒアルロン酸の密度が低く、シャブシャブになるため吸収されるスピードが速くなります。
何れにせよ、ヒアルロン酸は使う製剤とか 注入の仕方によっては永久的に残る、ある程度の量が残るものがあるということを知っておく必要があります。中にはコスパ重視だけで、例えばアクリルアミドを希望されたりする方もいます。また単に永久的に残るものだとコスパが良いと考えて、脂肪注入を希望される方も多くいます。例えば、脂肪は自分の組織自分の体にあるものだから安全で安心と思うのは短絡的な発想です。
脂肪注入はリスクが高い治療であることは知られており、注入した脂肪が血管に入り込んで、そこに定着してしまえば周りの組織と癒着して、そこに脂肪が永久に残ることになります。例えば目の下の皮膚の薄いところに脂肪注入してボコボコになってしまうと返って形が悪くなってしまったとなっても、そこに癒着して固まってしまうため、皮膚を切開して取らざる得なくなります。
そのため傷は残るし、綺麗にその脂肪だけ切り取るって事はできず、周りの組織に癒着しているため、ある程度取り残したり、あるいは周りの元々あった組織や筋肉、脂肪組織、真皮まで切り取り、返って凸凹になったり、窪んだりということになってしまいます。このように脂肪注入は永久に残るからと言う理由で安易に手を出すものではないことが分かると思います。
一方で脂肪注入のリスクとしては血管に塞栓し、動脈を詰めてしまうことによって皮膚が壊死すると言うリスクがあります。これはヒアルロン酸注射でも起こる可能性がありますが、ヒアルロン酸の粒子よりも脂肪注入する粒子の方が大きくて塞栓しやすい傾向があります。ヒアルロン酸で動脈塞栓を起こした場合はヒアルロニダーゼを大量に投与して、ヒアルロン酸を溶かす処置をしますが、脂肪を溶かす治療はありません。
また、ヒアルロン酸にしろ、脂肪注入にしろ、永久に残るということは、加齢とともに皮膚が薄くなっていくと注入した脂肪はそのまま残るため、若い時は皮膚のハリや皮膚の厚みがあって目立たなかったものが、加齢で皮膚が薄くなると注入した脂肪がボホッと浮き出て不自然になるって事があります。
さらに脂肪は太ももやお尻、脇腹から吸引して注入しますが、注入した後にオーバーカロリーになると、注入した脂肪も比例して太るため、太ってボコボコになったりすることもあります。
これらのため、特に皮膚の薄いところはなるべく避けた方が良いという医師も多く、目の下と上瞼のくぼみ、おでこなどは脂肪注入をやらないようにしている先生もいます。こういった医師は、どんな治療でも必ず一定のリスクがあることを理解し、高いリスクが考えられる治療は若い時は良くても、何十年経った後にトラブルが起こることを考えて推奨はしていません。
一方で、ヒアルロン酸がどれぐらいで吸収されるかは、何度も打っているとコラーゲンの皮膜ができ、そこから吸収されなくなって永久に残ることがあります。
よくあるのは鼻とか 顎とか涙袋などは、比較的一か所にまとめて膨らまして入れるため、最初は徐々に吸収されますが、完全に吸収される前に同じところにヒアルロン酸入れて膨らませると皮膜が出来き、吸収されにくくなることがあります。そのため、ヒアルロン酸がまだ残ってるのに無くなったと勘違いして定期的に追加していくことになってしまいます。
目の下の脂肪取り(脱脂)
目の下には脂肪が溜まりやすく、それがたるみやクマの原因になることもあります。この手術では、その余分脂肪を取り除くことで目の下をすっきりとさせることができます。
目元の脱脂に関しては、基本的にはハムラ法がクマやたるみの根治術と言われています。一方の脱脂については、不完全な施術であると言われています。その理由に、目元の脂肪を脱脂する量の調整が難しいからです。
施術中の麻酔による腫れや脂肪が日内変動するため、脂肪を抜き過ぎると眼窩の中が窪んでしまうため、控えめに脂肪を取ることが多く、膨らみが残る傾向があります。その膨らみを隠すために、元々ある目の下の窪みにヒアルロン酸や脂肪を入れて埋めることもあります。この場合は不自然な膨らみになることがあります。
ハムラ法は、目元の膨らみを目の下に移動させてフラットな状態にすることができますが、ただ抜くだけの脱脂と違い、施術の難易度が全然違うものになります。施術の方法も表ハムラ、裏ハムラがあり、前者は余った皮膚を除去するため表面に傷がつきます。後者は余った皮膚は除去できませんが、表面に傷はつきませんが若干シワっぽくなることがあります。
術後のダウンタイムは人によって違いますが、大体12 週間ほどで腫れや痛みが引くことが多いでしょう。完全に回復するまでには数週間かかることもあります。加齢とともに表れる症状としては、手術後の経過年数や個人の体質によりますが何点か考えられます。
まず目の下の脂肪が取り除かれた後、時間が経つとその部分の皮膚が少し萎縮することがあります。つまり皮膚が薄くなって血管が透けて見えることがあります。また脂肪取りすぎると目の下が凹んで見えることもあります。これは年を取ると特に目立ちやすく症状です。
額のシワへのボトックスで目つきが悪くなる!?
「他院で額のシワにボトックスを打ったら、眉が下がって目が細くなってしまった」——そんな被害の声が近年増えています。ボトックス注射自体は約30年の歴史を持つ、世界的に認められた美容医療の治療法です。しかし、適切な患者の見極めができない医師が施術を行うことで、目つきが悪化するケースが急増しています。
ボトックス(ボツリヌストキシン)注射は、シワを作る表情筋に注射して筋肉の動きを一時的に麻痺させ、シワができなくなる治療法です。額のシワ・眉間のシワ・目尻のシワ・顎の梅干しシワなどに使われます。効果は通常約6ヶ月で自然に消失しますが、額への注射は比較的よく効き、人によっては1年近く持続することもあります。
NG:常に眉毛を上げている人
額のボトックスを避けるべき最も重要なサインは「常に眉毛を上げてシワを作っている状態」です。このような人が眉毛を上げているのには理由があります。
- 眼瞼下垂(がんけんかすい)がある:まぶたが重く、目を開けるために無意識に眉毛で補っている
- まぶたの皮膚が被さっている:一重まぶたや奥二重で皮膚が垂れ下がり、目が開きにくい
- まぶたの構造上の問題:一重まぶたは二重に比べて目が開きにくく、代償的に眉を上げやすい
こういった方にボトックスを注射すると、眉を上げる筋肉(前頭筋)が麻痺して眉が下がり、そのまま目が細くなったり開きにくくなったりするのです。
OK:癖で眉を上げるが、普段は眉が上がっていない人
普段は眉毛が上がっておらず、おでこにもシワが寄っていないけれど、癖でときどき眉を上げてしまう人は適応があります。ボトックスで前頭筋の動きが抑制されると眉を上げる癖がなくなり、シワが刻まれにくくなる予防効果も得られます。
グレー:微妙に眉が上がっている人
「少し眉が上がっている+眉を上げる癖がある」という中間的な人は、施術後に眉が少し下がる可能性があります。このような方には:
- おでこのシワは改善するが、目が若干細くなる可能性があることを事前に説明
- メリット・デメリットを十分に理解した上で、患者本人が判断する
- 場合によっては**「やらない」という選択肢を提示することも重要
眉間・おでこのダブル打ちには特に注意
眉間への単独ボトックスは比較的安全なケースが多いですが、眉毛を常に上げている人に眉間とおでこの両方に注射すると、真ん中の前頭筋がしっかり麻痺して、代償的に眉毛の外側だけが吊り上がり、非常に険しい表情になってしまうことがあります。また、眉間の注射はボトックスの効果範囲が半径1.5〜2cm程度あるため、隣接する前頭筋にも影響が出ることがあります。
施術部位別のリスクと注意点
眉間・おでこのシワ
眉間のシワには、皺眉筋の筋体の中心に正確に注入する必要があります。浅い部位に誤って注射すると効果がなく、逆に眉毛が下がって目が細くなるリスクもあります。特に、普段から眉毛を上げておでこにシワを作っている人は、眼瞼下垂や上まぶたの被りがある可能性が高く、そのような方には前頭筋へのボトックスは禁忌です。適応を見極めずに施術を行うと、スポック顔と呼ばれる不自然な表情になってしまいます。
脇の多汗症
脇汗のボトックスはエクリン汗腺に作用させるため、真皮内に均等に注入する必要があります。誤って皮下組織に打ってしまうと汗腺に届かず、効果が出ません。丁寧で均等な打ち方によって、高い制汗効果が得られます。
エラ(咬筋)・小顔ボトックス
咬筋へのボトックスは、フェイスラインをすっきりさせる効果があります。しかし、咬筋上部まで薬剤が広がると頬がこけてやつれた印象になる恐れがあります。正確な位置に適切な量を注入できる医師に限り、安全に施術できます。
ガミースマイル・口角ボトックス
口周りのボトックスは特に繊細な施術です。上唇挙筋や頬骨筋をターゲットにするつもりが、誤って口輪筋(唇を動かす筋肉)に作用してしまうと、口が曲がるなどの合併症が生じます。高い精度と経験が不可欠な部位です。
目の下のブツブツはできもの!?
目の下にうっすらと見えるブツブツ。「ニキビの一種かな」「できものができたのかな」と心配している方は多いのではないでしょうか。目の下のブツブツはできものでも病気でもなく、正常な皮膚の構造物が透けて見えているものです。また目の周りにできやすい代表的なできものとブツブツをしっかり区別することが、適切なケアへの第一歩です。
稗粒腫(はいりゅうしゅ)
目の周りに特にできやすい良性のできものです。皮膚の浅いところにある小さな袋に角質が溜まることで生じます。見た目は小さな白いポツポツが孤立して点在するのが特徴で、目の周りに独立した粒として現れます。
稗粒腫の成因は完全には解明されていませんが、原発性(明らかな誘因なく発生)と続発性(外的因子が関与)の2種類に分類されます。続発性の主な原因としては、皮膚への慢性的な刺激や炎症が挙げられ、なかでもアトピー性皮膚炎に併発するケースが多く見られます。
アトピー性皮膚炎では皮膚バリア機能が低下しており、花粉・化粧品などの外的刺激によって掻痒・炎症が生じやすく、目の周りを掻くことでさらにバリアが損なわれ、稗粒腫が形成されやすい環境が生まれると考えられています。
汗管腫(かんかんしゅ)
汗を分泌するエクリン汗腺から発生する良性の皮膚腫瘍です。思春期以降の女性に多く、ホルモンの影響も関係していると考えられています。見た目は皮膚と同じような色の小さな盛り上がりが融合して、面として現れるのが特徴です。
毛孔性苔癬との違い
毛孔性苔癬はよく二の腕に見られるもので、毛穴で起こる角化の異常によって生じます。ターンオーバーが正常に機能しなくなることで角質細胞がうまく剥がれず、ふっくらとした盛り上がりができる状態です。目の下のブツブツとは発生のメカニズムが根本的に異なります。
目の周りにブツブツができた時には、まずそれが何であるかを正確に把握することが重要です。疾患の種類によって対処法が大きく異なるからです。
目の下のブツブツの正体
目の下のブツブツの正体は皮脂腺です。皮脂腺とは皮脂を分泌する器官のことで、通常は皮膚の真皮という層の中に存在しています。頬などでは皮脂腺がブツブツとして皮膚表面に見えることはありません。しかし目の下は例外です。
目の下は解剖学的に皮膚が非常に薄い部位で、その下にある皮下脂肪も薄い場所です。そのため皮膚の浅いところにある皮脂腺が、皮膚の表面に凹凸として透けて見えてしまうのです。これが目の下のブツブツの正体です。
また、もともと皮脂の分泌量が多い方は皮脂腺が大きい傾向があるため、より一層ブツブツが目立ちやすくなります。
稗粒腫・汗管腫との見分け方
稗粒腫と汗管腫の識別ポイントは以下のとおりです。
- 稗粒腫:孤立した白い粒が点在する → 目の下のブツブツは細かく均一に、うっすらと広範囲に見られる
- 汗管腫:皮膚色に近い色調の出来物が集簇して現れることが多い。エクリン汗腺由来であり、遺伝的要因もあるとされ、思春期の女性に好発します。→ 見た目と分布のパターンが異なる
どちらの出来物かを正確に判断するためにも、自己診断は避け、皮膚科専門医への受診をお勧めします。
予防のためのスキンケアポイント
目の下の皮脂腺が透けて見えることは、皮膚の構造上起こる生理的な現象です。そのため完全に消すことは難しいのが実情です。ただし、見た目を改善するアプローチはいくつかあります。稗粒腫の予防において最も重要なのは、皮膚バリアへの刺激・摩擦を最小限にすることです。
クレンジング方法の見直し
クレンジングの洗浄力が不十分だと、落とし切れないメイクを除去しようとゴシゴシこすることになり、かえって皮膚への負担が増します。稗粒腫ができやすい方には、洗浄力の高いオイルタイプのクレンジングを短時間で使用し、摩擦を最小限に抑える方法をお勧めします。アイメイクが濃い方は、専用のアイリムーバーを併用することも効果的です。
適切な保湿ケア
皮膚バリアを維持するために保湿は不可欠ですが、保湿剤の選び方にも注意が必要です。ワセリンは刺激が少なく保護作用が高い優れた保湿剤ですが、稗粒腫ができやすい方が厚く塗布すると、油分が毛孔を塞ぎ出来物が形成されやすくなる可能性があります。使用する場合は薄く伸ばすことを心がけ、油分の少ない水性・セラミド系の保湿アイテムを選ぶことが望ましいです。
UVケア
紫外線は老化の主要な原因ですが、肌への具体的な影響の一つが皮膚が薄くなることです。もともと皮膚が薄いために皮脂腺が透けて見えているのに、紫外線によってさらに皮膚が薄くなれば、ブツブツはより目立つようになってしまいます。
日焼け止めをしっかり塗ること、帽子や日傘を活用すること、これが目の下のブツブツを悪化させないための最も重要な日常ケアです。
レチノイドおよびマイルドなピーリング成分の活用
紫外線対策の上で、次に有効なのが皮膚を厚くするケアです。皮膚の厚みが増せば皮脂腺が透けにくくなり、ブツブツが目立ちにくくなります。角質をケアする成分は稗粒腫の予防に有用とされています。
- レチノイド(ビタミンA):皮膚のターンオーバーを促進し、ケラチンが蓄積しにくい肌づくりに役立ちます。ただし、刺激性があるため目の周りに使用する場合はよりマイルドな濃度・処方のものを選ぶことが重要です。
- PHA(ポリヒドロキシ酸):グリコール酸などのAHAと比べて分子量が大きく、皮膚への刺激が穏やかなピーリング成分です。肌への負担を抑えながらターンオーバーをサポートします。敏感肌の方にも比較的取り入れやすい成分です。
- ペプチド:コラーゲンの産生を促すペプチドとして、特に注目されているのが「パルミトイルペプチド」や「アセチルヘキサペプチド」です。これらを含む化粧品を選ぶことで、皮膚のコラーゲン合成をサポートできます。ただしペプチドにはさまざまな種類があり、すべてがコラーゲン産生に直接関わるわけではないため、成分名を確認して選ぶことが大切です。
インディバ
ホームケアで満足できない場合は、インディバという選択肢もあります。インディバは、皮膚のターンオーバーを促すことで肌の質感を改善します。
術後ケアの開始タイミング・回数・期間
術後のインディバケアはいつから始められるのか、患者さんからよく聞かれます。施術内容によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。目の下の脱脂や脂肪注入:術後2〜3日から、腫れの様子を見ながらの施術が可能です。二重切開・ハムラ法:抜糸後(術後約1週間〜10日)以降を目安に開始します。
インディバは強い圧を加えないため、術後早期でも比較的安全に行えます。ただし施術部位の状態には個人差があるため、担当サロン・クリニックに確認することをお勧めします。効果を実感するには一般的に3〜5回の施術が目安です。腫れや内出血が強い時期は週2回ほど集中的に施術し、落ち着いてきたら月1〜2回のメンテナンスに切り替えるペースが効果的です。
インディバ 術後ケア
『術後ケア』とは、美容整形により傷ついた組織を修復するために、インディバの効果を利用したリハビリ的ケアです。
- 美容整形・脂肪吸引直後のダウンタイムにお悩みの方は、一刻も早くその状況から解放されたいと思います。そこでお勧めが『インディバ術後ケア』です。
- インディバは術後の体の修復をアシストしてくれる強い味方と言われ、術後の痛みやむくみ、内出血の早期回復をサポートします。
FAQ
Q. インディバの目元ケアは痛みがありますか?
A. ほとんどの方は「じんわり温かい」と感じる程度で、痛みはほぼありません。目元は皮膚が薄いため、通常よりも出力を下げて施術します。施術中に熱さや違和感を感じた場合は、すぐにセラピストに伝えてください。
Q. 何回くらいで効果が出ますか?
A. 目元のたるみ・クマの改善には個人差があります。即時効果として、施術直後から血行改善によるくすみの軽減・目元の明るさを実感する方が多く、たるみの改善は3〜5回の継続施術から実感し始める方が多い傾向があります。
Q. インディバは術後すぐでも受けられますか?
A. 施術内容・傷口の状態によりますが、基本的には術後2〜3日から受けられることが多いです。縫合部位に直接当てることはせず、周辺から血流を促進するアプローチを行います。必ず担当医にご相談のうえ、サロンでも術後ケアの経験があることを確認してから受けてください。
【コラムの監修】

・経歴
大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。


















