インディバでファシア(筋膜)の改善

    インディバでファシア(筋膜)の改善

    ファシア(筋膜)は、筋肉・骨・内臓などの組織の間に介在しています。柔軟なファシアは伸びたり、縮んだりすることができますが、同じ姿勢、同じ動作を繰り返す、運動後のケア不足などで、ファシアが伸びた状態で張り付いたり、縮こまった状態で張り付いたりして元の位置に戻れなくなります。それを無理に動かそうとすると痛みがでます。また放置しておくとますます身体の動きを止めてしまいます。

    ファシア(筋膜)は全身につながっているため、他の筋肉や関節の動きまで悪影響が波及し、痛み、柔軟性の低下、力の伝達•筋連鎖がうまくいかずパフォーマンスが低下し、不良姿勢からスタイルの乱れ、浮腫や神経圧迫などの不具合を及ぼします。

    また、ファシア(筋膜)には、血管やリンパ管を支えて通過させる機能があります。ファシア全体の滑りが悪くなるとファシアの周りにある血管やリンパ管などが圧迫されてしまうため、循環機能にも問題が起こってしまいます。

    ファシアをサラサラにする

    この筋膜 (ファシア) を構成する主なものは、コラーゲン繊維とエラスチン繊維、水溶性の基質 (ヒアルロン酸:プロテオグリカンなど)です。つまり「基質」と「繊維」で構成される繊維結合組織です。

    異常が起こると本来はサラサラの状態の基質がネバネバになって滑りが悪くなり、繊維同士もほどけなくなります。自転車のチェーンがサビついたり、油が固まるようなイメージです。このようなヒアルロン酸のネバネバは、使い過ぎや運動不足、不良姿勢、ケガなどによってコラーゲン繊維の隙間に浮遊しているヒアルロン酸が凝集化して起こります。ヒアルロン酸が凝集化してしまうと、その周りにあるコラーゲン繊維が硬化し、これが滑走性の低下、いわゆる癒着を引き起こします。

    凝縮化した異常なヒアルロン酸分子は、熱に弱いため、熱を加えることで正常化するという性質があります。ネバネバ状態から温めるとサラサラに戻るという性質があり、潤いを改善することで滑りが良くなります。それを加速させるのがインディバファシアです。

    一方で、皮膚と筋肉、または皮下脂肪などの間に存在する筋膜(ファシア) のゴワつきを整えることで各層の滑り改善し、良い状態に引き伸ばします。インディバファシアで直下を温めながら、刺激を加えることで筋膜 (ファシア) を良い状態に解放(リリース)することができます。一度、体感すると身体のスッキリ感を味わえます。さらに筋肉や関節の動きの改善だけでなく︎「浮腫みケア」にもオススメです。

    インディバファシアのツール

    インディバ︎ファシアは、高周波治療とIASTMツールの2つを組み合わせたもので、温めながら、ツールによる刺激作用(圧迫と摩擦)を加えることで、ダブルの熱で張り付きを解消します。

    インディバファシアのツール

    例えば、インディバファシアのクジラツールを使って、大胸筋と小胸筋の間にツールを差し込みと、隣り合う筋肉の動きを改善するのに役立ち、以下のような改善効果が見込めます。

    • 肩まわりの不調
    • 胸郭出口症候群
    • 巻き肩の姿勢改善

    さらにインディバファシアのキノコツールの「先端部」で肩甲骨内側にグッと潜り込むことができます。骨際の施術、アキレス腱、膝蓋靱帯といった細かな部分の施術が可能になり、またトリガーポイント治療が可能になります。

    さらに、お顔周辺にもオススメです。表情筋も偏った使い方をしていると、顔凝り、歪みなどの引き金となることもあります。

    先端部だけでなくキノコの傘の部分で施術したり、エクササイズとインディバファシアの組み合わせもオススメです。エクササイズ(動き)のなかで引っかかりを改善することができます。

    インディバファシアで痛みの改善

    筋膜 (ファシア)には固有受容器と呼ばれる関節や筋肉の圧縮や牽引、伸張など、位置や動きを司るアンテナが多く存在しており、ファシアの癒着が痛みを引き起こすため、それを刺激することで体の感覚を向上させることが可能です。

    インディバファシアから伝わる特有の感覚があり、この特殊なツールは人の手に伝わる感覚を増幅する作用があります。筋肉や結合組織の線維癒着や可動制限など問題のある部位にさしかかるとツールから特有の感覚が手に伝わり、これにより正確な治療部位の選択と施術の両方がこのツールで可能になります。つまり問題部位の探知機能と改善機能が備わったツールで機能改善を図ることが可能です。

    インディバファシアで座り過ぎケア

    腰部・骨盤の後傾など悪くなった組織は 不揃いになります。ファシア器具刺激による微細損傷は、その不揃いな組織を分解して再吸収を促してくれます。また分解された 組織は再び作り直され 再建築してくれます。このように治癒活動の反応を促進し、また温熱作用はヒアルロン酸などを流動的にさせるため組織間が潤い、ストレスが軽減して楽に動けるようになります。

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子 ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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