インディバでお腹を温める

    インディバでお腹を温める

    免疫力を高めることが、健康にとって良いと聞くけど、多くの方がぼんやりと体の感染症に対する抵抗力だと考えています。この免疫力を維持することが、私たちの体を健康に保つためには大切です。

    詳しくは、免疫とは体の中で発生したがん細胞や外部から侵入してきた細菌やウイルスなどの異物から体を守るための自己防衛システムのことです。この自己防衛システムが正常に機能している状態が免疫力が高い状態です。反対に何らかの原因に自己防衛システムが悪くなっている状態が免疫力が低い状態です。

    免疫力が低いと様々な弊害が起き、風邪などのウイルスに感染しやすくなり、感染すると重症化しやすくなります。またアレルギー症状が出やすくなるなども挙げられます。そのため健康のためにはなるべく免疫力を高めることが大事です。

    冷えは万病の元

    深部体温の数字

    冷えは万病の元という言葉の通り、これは科学的にも真実と言える言葉です。例えば体の内臓温度が1度下がれば免疫力が約30%も低下するとされています。また基礎代謝も12から15%下がることが知られています。

    代謝が落ちてしまえばエネルギーの消費量が減り、体の機能が 低下するため疲れやすくなり、病気への抵抗力も弱くなります。さらに体内の血液がドロドロになりやすく、血流が悪化することで冷えが進行してしまう悪循環に陥ります。内臓温度が低い状態は、隠れ冷えとも呼ばれていて自覚しにくいものの健康に大きな影響を及ぼします。

    例えば、内臓が冷えると消化酵素の働きが低下し、栄養の吸収も滞るため栄養不足に陥りやすくなります。これによって体はより疲労を感じやすく、回復力も低下し、ますます病気のリスクは高まってしまいます。

    このようなことから、運動や食事制限よりも先にすべきことが内臓を温めてあげることです。例えば内臓温度を上げれば活性酸素が減り、老化はしにくくなることが分かっています。実は私たちを老化させたり、病気にしてしまう活性酸素は内臓温度が下がると増えすぎるという傾向があります。

    なぜなら内臓温度が下がれば抗酸化酵素という発生酸素の毒性を消してくれる物質の働きを鈍らせてしまうからです。そのため活性酸素の生成を増えすぎないようにするためにも内臓温度を高いまま保つことが病気を遠ざけ、若々しい元気な体を手に入れるためには必要です。

    また、内臓温度を上げることで痩せやすくなります。痩せるためには筋肉付けて何もしなくても消費されるエネルギー量である基礎代謝を増やしましょうと言われています。実際、痩せる上で基礎代謝を高めることは重要ですが、それにも関わらず内臓温度が1度低下すれば基礎代謝が約15%低下します。

    成人女性では、これはおにぎり1 個分のカロリーに相当します。そして内臓温度が下がった状態が続けば、それだけで食事量が変わらなくても太ることになり、なかなか痩せにくい体になってしまいます。

    また内臓温度を高めてあげることができれば免疫力が上がるため、病気にならないためには免疫力を高めることが必要になります。この免疫力と内蔵温度との間には深い関係があり、内蔵温度を1度上げると免疫力が5倍以上になり、逆に内蔵温度が1度下がれば30%免疫が下がるとも言われています。

    冷えは万病の元

    お腹を温める理由

    免疫力を上げる簡単な方法は、体温を上げることです。免疫力システムの主役となる血液内の白血球の働きを高めるには温度が高い方が良く、その温度は38度から38.5度くらいが最適とされています。例えば風邪を引くと38度ぐらいに体温が上がるのは、体温が高い方が白血球の働きを高めることができ、本来の力を発揮できる最高の環境になるからです。

    熱が上がると侵入してきたウイルスの活動が弱くなり、逆にウイルスを戦う白血球の活動は強くなります。このように体の免疫を活性化させるために、私たちの体は体温を上げているのです。因みに38から38.5度程度であれば、解熱剤を使わず、頭や首を冷やす程度にして、体に備わっている免疫機能に任せた方が症状は治まりやすくなります。

    免疫力を上げるためにオススメなのは、普段から体を温める習慣をつけることです。中でも効果なのはお腹を温めることです。なぜなら、人の免疫システムにおいて重要な働きを担う細胞のほとんどは腹部に存在しているからです。

    免疫システムの主役は白血球ですが、その白血球にも様々な種類があり、その1つがマクロファージという細胞があります。マクロファージは体内に侵入したウイルスなどの異物を捕食したり、消化したりする役割があります。また敵の侵入したという信号をリンパ球に送る役割があります。その信号を受け取ったリンパ球は、集合してウイルスを攻撃・死滅させるのです。このマクロファージは大多数がお腹の中に存在しています。

    もちろん、このマクロファージがお腹に集中しているのも理由があります。なぜなら外敵が体内へ侵入してくる多くが、食べたものに紛れて口から侵入してくるからです。食べたものは胃や十二指腸で消化・分解されますが、ここでウイルスに感染することはありません。

    大抵の病原菌は胃液などで死滅します。ただ最終的に栄養を吸収するのは小腸のため、胃液で死滅しなかった病原菌が残っていれば感染リスクが高くなります。そこでマクロファージがウイルスを吸収しないように門番の役割を果たしています。つまりマクロファージはウイルスを撃退するというより予防するというイメージになります。

    このマクロファージの弱点が「冷え」です。体が1度冷えるだけで、急激にその機能が低下します。そのためお腹を温めることが重要になるのです。

    温めるべき3つの部位

    脂肪燃焼メカニズム

    インディバの高周波電流は、体の表面から深部にわたって細胞レベルで振動を起こし、その摩擦熱によって体温を3〜7℃引き上げます。この深部加温が、お腹の脂肪燃焼に直結する3つの変化をもたらします。

    1. 脂肪細胞の代謝活性化
      体温が1℃上昇すると基礎代謝は約12%アップします。深部体温が高まることで、脂肪細胞内のリパーゼ(脂肪分解酵素)の働きが活発になり、中性脂肪が遊離脂肪酸として血中に放出されやすくなります。
    2. 血流・リンパの改善
      温熱で毛細血管が拡張し、老廃物や余分な水分の排出がスムーズになります。むくみが取れるだけでお腹まわりがスッキリ見えることも少なくありません。
    3. 内臓機能の活性化
      腸管の温度が上がることで蠕動運動が促進され、便秘改善にも効果が期待できます。(詳しくは後述の「腸活」セクションを参照)

    おへその下を温める

    食事で摂る炭水化物は、ざっくり言えば糖質のことです。摂取した糖質は、血液中に入ることで全身の細胞に行き渡り、そこで糖質はエネルギーとして利用されます。しかし運動量が少ないと糖質が余り、それが中性脂肪に変換されて 蓄積します。特に中性脂肪が蓄積しやすいのがお腹周りや足回りです。

    このように食事からとったエネルギーの内、余った部分が脂肪であるため、体脂肪を減らすためにはエネルギーの収支をマイナスする必要があります。つまり食事を減らすか、脂肪燃焼を促すかのどちらかしかありません。この脂肪燃焼は運動とは別のメカニズムによって促すことができます。それが基礎代謝です。

    基礎代謝とは、呼吸や心臓の鼓動を腸管の蠕動運動など、私たち自身が全く運動しなくても働いている生命活動の維持に不可欠な代謝です。一般に基礎代謝量は平均で1000kcal前半であると言われています。

    私たちの体温には表面温度と深部体温の2つがあります。このうち後者の深部体温が1℃上がるごとに基礎代謝は12%もアップするという研究報告があります。つまり深部体温を1℃上げれば、基礎代謝量が1200kcalの人は運動を全くしなくても代謝量が1344kcalになるということです。この差し引き144kcalの熱量は、例えばコンビニおにぎり1個分のカロリー179kcalに匹敵します。

    この深部体温をアップするために最も効率の良く温める場所は下腹部、つまりおへその下です。おへその下には腹部大動脈というペットボトルの飲み口ほどの太さのある巨大な大血管が通っています。この1 本の血管が腹腔内にある様々な内臓や骨盤、そして足などに多くの臓器に血流を送っています。

    この腹部大動脈を温めてあげることで、暖かくなった血流が下半身全体に回り 効率的に深部体温を上げることができます。特に女性の方は、骨盤臓器を温めることが非常に重要で、最新の研究では生理痛や更年期障害などの女性特有の不快な症状は子宮や卵巣といった骨盤臓器の冷えが原因ではないかという報告もあります。つまりおへその下を温めることは子宮を栄養する骨盤内の血液を温めるとともに、子宮そのものを直接温めてくれるという二重のメリットがあります。

    また、おへその下を温めることで腸管が温まるというメリットもあります。腸管は冷えに非常に弱い臓器であるため、下腹部を温めてあげることで腸管が上手く働くようになり、消化吸収がスムーズになり、体に様々なメリットをもたらしてくれます。

    例えば暖かい環境になると善玉菌が活動的になり、腸内フローラが改善、腸を始めとして全身の細胞が若返るのを期待することもできます。また腸を温めることで蠕動運動が促進されるため便秘の解消に繋がります。

    お腹の裏(背中)を温める

    お腹だけではなく、ちょうどその裏側の腰を温めることが大事です。お腹と同時に腰にある「仙骨」という背骨の一部を温めることで、特に生殖器の健康について驚くほどのメリットを得ることができます。

    「仙骨」

    仙骨からは、体のリラックス作用を司る副交感神経の束が出ています。ここを温めることで副交感神経の血流が改善し、体がリラックスした状態になります。また副交感神経が優位になることで全身がリラックスし、ストレスが減り、緊張が抜けて清々しい気分になるというメリットもあります。

    一方で、お腹を温めることで蠕動運動が改善した腸管は副交感神経が優位な時に上手く働いてくれるという特徴があります。そのため下腹部と仙骨と同時に温めることで腸管の蠕動運動がさらに向上し、便秘が改善してくれます。

    肝臓を温める

    そしてお腹と仙骨に加えて、温める部分が肝臓です。肝臓はお腹の右上にあって体の中で最も大きな内臓です。一般に肝臓の重さは大人で1kgにも及ぶと言われており、門脈と動脈という2つの大血管が流入することから血液の温度に非常に大きく関わっています。

    肺から出て酸素が含まれた綺麗な血液を全身の細胞に運ぶ血管を動脈と言いますが、肝臓はこの動脈によっても栄養されています。また肝臓の主な役割というのは代謝であり、代謝は食事から摂取した栄養素を一度分解し、必要なものに作り変えるというプロセスです。

    腸管で吸収された栄養は一旦門脈という特殊な静脈に入って、その全てが一度肝臓を通過します。このため安静時の体の血液の分配量は肝臓だけで30%にも及ぶと言われており、脳に行く血液が15%のため、そのおよそ2倍にあたります。このように血流豊富な肝臓を温めることで非常に効率的に深部体温を上げることができます。

    さらに肝臓には代謝以外にも、私たちが様々な形で摂取してしまった有害な物質を解毒する作用もあります。肝臓を温めることには深部体温が上がることだけではなく、解毒作用が向上するというメリットもあります。ただし肝臓を温める上で大事なのは、肝臓を温めるためにはお腹側ではなく背中側も温めることが必要です。

    肝臓は腹部の右上にあるため、確かに肝臓を温めることに限って言えば、右胸の下あたりを温めるのが一番効率が良いでしょう。しかしこの辺りには肝臓だけではなく心臓も存在しています。心臓はおよそ1秒に60回、365日動き続けているため、心臓を温めることはむしろ心臓に負担をかけてしまうことになります。下半身に還流する血液は腹部大動脈を温めること、上半身の血液は肝臓を温めることで心臓を直接温めることなく、血液を温めることが重要です。

    温めてはいけない部位

    心臓以外にも温めると良くない臓器が存在します。それが脳です。実は脳細胞は42度を超えると変性してしまうと言われています。脳は60%が脂肪でできていますが、脳もまた油と同じように42度以上になると不可逆的に変性してしまいます。ただし最近では頭の中でも温めて良い場所や温めて良いケースがあります。そのケースが緊張型頭痛と呼ばれる頭痛の発作の場合です。

    頭痛には偏頭痛や群発頭痛などを様々な頭痛がありますが、中でも緊張型頭痛は肩こりなどと同じく頭の筋肉がこわばってしまうことで起こると考えられています。肩こりは血流の悪化によって肩の筋肉がこわばって起きてしまうのと 同じように、緊張型頭痛は側頭筋などの頭の大きな筋肉の血流が悪くなることで生じます。そのためその辺りを軽く温めることによって頭の筋肉が改善し、頭痛も弱まるとされています。

    温めて良い/いけない部位

    ホッカイロでも同じ効果が得られる

    ホッカイロを用いる注意点は、体に直接貼ることです。ホッカイロは50℃程度 まで上がるため、低温火傷という怖い病気のリスクがあります。低温火傷は50℃前後のものに皮膚が直接長時間触れることで起こります。低温だからといって侮れず、最も重症のⅢ度低温熱傷では皮膚が壊死してズル剥けになってしまうこともあります。このような低温火傷を避けるためにホッカイロは服の上から貼るようにしてください。

    また同様の理由からホッカイロを寝ている間に貼るのもやめておきましょう。寝ている間は長時間同じ姿勢でいるため、服の上からでも長時間同じ場所にホッカイロが当たっていると低温やけどを発症してしまうことがあります。

    冷やすことも大事

    温めることによって痩せる脂肪燃焼のメカニズムと冷水シャワーによって痩せる脂肪燃焼のメカニズムは全くの別物です。前述した通り温めることによって脂肪燃焼が促進されるメカニズムは、深部体温が上がって基礎代謝が上がることでした。

    一方冷水シャワーによる脂肪燃焼のメカニズムは、寒冷刺激が加わると脂肪が白色脂肪という脂肪から褐色脂肪という引き締まった脂肪に変化します。この褐色脂肪は自分自身や周りの脂肪を燃焼させる働きがあります。

    腹巻きが最強説

    お腹を温める理由

    腹巻きをして過ごすことは、医学的な理論に基づく免疫力アップ術です。安価で入手しやすく、いつでも簡単にできる方法です。腹巻きは免疫力と体温を高める健康法ですが、他にも様々な健康効果が期待できます。

    • 免疫力アップ:風邪などのウイルス、アレルギー、がんの予防と疲労感やストレスの軽減、生活習慣病の予防
    • 体温アップ:消化吸収アップ、新陳代謝が活性化、便秘や下痢、内臓肥満の解消、腰などの痛み、首肩こりの改善、婦人科系の症状や不調にも有効

    さらに、第二の脳と言われる腸を温めることで腸内環境が改善すれば自律神経のバランスが整い、精神的な安定が得られるという研究もあります。実際にも幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の9割が腸管で作られています。お腹を温めると幸せな気分になるのは、セロトニンが分泌されるからです。

    免疫力と体温が上がる効果的な腹巻きの着用方法は、寝る前に腹巻きを巻いて寝るだけです。就寝中にお腹を温めるのが良い理由は、体温は寝ているときに下がってしまうからです。人の体温は季節や気温の変化、食事、生理周期、感情の変化などによって日々変動します。また1日の内で最も体温が高くなるのは夕方ごろで、夜になるにつれて少しずつ体温は下がっていきます。そして深夜から早朝の眠っている時間帯に最も体温が低くなります。

    このように寝ている間に体温が低くなるのは体を休めるためです。私たちの体は脳や体を休息させるために代謝量を減らします。代謝が減ることでエネルギー消費量が減り、それに伴い体温が低くなります。体温が低くなるとお腹の内側の温度も下がることになります。通常、睡眠中のお腹の内側の温度は1.5から2度も下がると言われています。この体温低下が免疫システムに大きな影響を与えてしまいます。

    一般的には、体温が1度下がれば免疫力は30%も低下すると言われ、反対に体温が1度上がれば免疫力は最大で5から6倍になります。このため免疫システムであるマクロファージが弱くなる「冷え」を回避し、その働きを良くするために、就寝中に温度が下がってしまうお腹を温めることが重要になります。

    睡眠中は最も効果が高くなりますが、より良いのは1日中腹巻きをすることでより免疫機能は高まります。特に体温がもともと低い人や免疫力をより高めたいと考えている人は可能なかぎりずっと腹巻きを身につけましょう。

    ヒハツが持つ6つの健康効果

    インディバでお腹を温める効果をさらに高めるために、ハリニーが注目しているのが「ヒハツ(長胡椒)」という香辛料です。インディバとヒハツを組み合わせることで、温熱効果と血行改善の相乗効果が期待できます。内側から温めるヒハツと、外側から深部加温するインディバは理想的な組み合わせです。

    深部体温がアップする

    ヒハツに含まれるピペリンは、温度や痛みを感知する受容体「TRPV1」を刺激します。これは唐辛子のカプサイシンが刺激するものと同じ受容体ですが、唐辛子のように強すぎる刺激ではなく、穏やかに働くのがヒハツの特徴です。

    TRPV1が適度に刺激されることで内臓の血流がじわっと増加し、内臓の温度である深部体温が上昇します。深部体温が高まると、胃腸の消化吸収能力が向上し、肝臓の解毒酵素の働きも活性化されます。腎臓の血流が増えて老廃物の排出がスムーズになるなど、全身の代謝機能にプラスの影響が連鎖します。

    さらにピペリンには交感神経を穏やかに刺激することで脂肪燃焼を促す働きや、血管を拡張する一酸化窒素の生成を助ける可能性も示されています。内側から体を温め、冷えにくい体質づくりを支えてくれます。

    季節の変わり目の体調不良を和らげる

    季節の変わり目は気温・気圧・湿度の変化が大きく、自律神経が頻繁な切り替えを強いられます。その結果、交感神経が過剰に優位な状態が続き、だるさや疲れが取れない状態になりやすくなります。

    ヒハツの温熱作用は体温の急激な低下を防ぎ、体内環境を一定に保つ方向に働きます。また血管拡張作用によって乱れがちな血流を安定させ、酸素や栄養の供給を保ちます。さらに肝臓の代謝機能をサポートすることで、季節の変化への適応に伴う余分なエネルギー消費を抑え、強い疲労感やだるさを和らげる効果が期待されています。

    肝臓の線維化を抑制する

    肝臓は解毒の中心的な臓器ですが、農薬や食品添加物、アルコールなど現代人が日常的に摂取する物質によってダメージが蓄積しやすい臓器でもあります。

    ピペリンには高い抗酸化作用があり、肝臓の細胞内で生じる酸化ストレスを軽減することが確認されています。研究では、ピペリンの投与によって肝機能を示す酵素(ALT・ASTなど)の上昇が抑制されたという報告もあります。また、肝臓の解毒を担う酵素群(シトクロムP450)の活性を調整し、解毒機能を助ける働きも示されています。

    脂肪肝についても、ピペリンが脂質代謝に関わる遺伝子に影響を与え、肝臓への脂肪蓄積を抑える方向に作用することが動物実験レベルで報告されています。また、炎症性サイトカインの産生を抑制することで慢性的な肝炎の進行を防ぎ、肝硬変への移行リスクを低下させる役割も期待されています。

    糖質や添加物の多い食事をとりがちな方、アルコールで肝臓に負担をかけやすい方は、ヒハツを日常的に取り入れることを検討してみてください。

    がんリスクの低下が期待できる

    日本人の2人に1人ががんにかかると言われる現代において、がんの予防につながる食習慣への関心は高まっています。がんの発生初期では、活性酸素によるDNAの損傷が引き金になることが知られています。

    ピペリンの強い抗酸化作用は、細胞内で発生する過剰な活性酸素を中和し、DNAへの損傷頻度を下げる方向に働きます。また、細胞のアポトーシス(自然死の仕組み)に関連するタンパク質の発現を調整する可能性が細胞実験で示されており、異常細胞が排除されやすい環境を整える助けになると考えられています。

    さらに慢性炎症はがんの発生・進行リスクを高めることが明らかになってきましたが、ピペリンには炎症性サイトカインの産生を抑制する作用もあります。加えて、肝臓の解毒機能を高めることで発がん物質が体内に長くとどまりにくくなる点でも、間接的にがんリスクの低下が期待されます。

    なお、これらの効果はあくまで細胞実験・動物実験レベルの研究に基づくものであり、ヒハツ単独でがんを予防・治療できるとするものではありません。

    顔色が改善し、見た目が若々しくなる

    肌の血色は、皮膚表面にどれだけ安定した血流があるかで決まります。血流が滞ると酸素や栄養が十分に届かず、くすみや青みとして顔色に現れます。

    ヒハツの血管拡張作用は末梢血管の血流を改善し、皮膚細胞に酸素と栄養を届けやすくします。これにより自然な赤みと透明感のある肌色が出やすくなります。また、内臓側から体を温める作用によって体温が安定し、寒さによる皮膚血管の過剰収縮が起こりにくくなります。これはメイクなどの外からのケアでは補えない、内側からの体質改善といえます。

    ピペリンの抗酸化作用は毛細血管周囲の細胞ダメージを抑え、血流を安定させます。血流改善によって皮膚細胞の代謝や老廃物の排出がスムーズになり、肌の若々しさを内側から支える効果が期待できます。

    毛細血管の「ゴースト化」を防ぐ

    「ゴースト血管」とは、血流が途絶えて機能しなくなった毛細血管のことです。使われなくなった水道管のように、血管が退縮・消失してしまう現象です。

    毛細血管のゴースト化を防ぐには、血管の内側を裏打ちする内皮細胞の健康が不可欠です。ピペリンの抗酸化作用はこの内皮細胞へのダメージを軽減し、血管が維持されやすい環境を整えます。また血流促進により毛細血管に定期的な刺激が与えられ、血管が使われ続ける状態が保たれます。

    さらに、慢性的な冷えや慢性炎症もゴースト化の大きな要因ですが、ヒハツの温熱作用と抗炎症作用がこれらの両面から毛細血管を守ります。

    インディバでお腹を温める

    お腹を温めると懐かしく優しい「癒し効果」が得られます。子供の頃にお腹の具合が悪くなると、両親からお腹を撫でてもらった記憶がある人も多いでしょう。優しく撫でてもらうと何かに守られている安心感で気分が落ち着きます。これは撫でることの効果もありますが、温める効果でもあります。お腹を温めることに心地良さを感じるのは、本能的にお腹を温める必要性を知っているからです。

    お腹を温めるのに効果的なのがインディバ(特許:容量性電移法)を代表とする高周波温熱機器です。インディバはヨーロッパでは医療用機器としても使われており、容易に深部加温や局所加温が可能です。

    お風呂やサウナなどの体の表面だけ温めますが、血流によってその熱は運びされるので体の深部は温まり難いですが、インディバは体の深部から温めることができます。その深部の加温によって、実際に気持ちがよく、その結果、自律神経やホルモンバランスの調整が行われて、癒し効果も得られます。

    美容面では、肌の血流改善や、細胞活性化を促進し、新陳代謝を上げるため、肌の若返りが起きます。これは将来シワ・たるみ・くすみ(STK)などの肌のトラブルを未然に防いでくれます。インディバによる予防美容によって、美しい肌を保つことができます。

    また、インディバには、使用する電極によって2種類のモードがあります。

    ・CAPモード(キャパシティブ)
     皮膚や皮下脂肪に働きかけるモード。お腹の表面の脂肪や、リンパ・血流の改善に向いています。施術後すぐに温かさを感じやすく、むくみが気になる方に特に効果的です。

    ・RESモード(レジスティブ)
     より深部の筋肉・骨・関節周辺に熱を届けるモード。内臓や子宮・卵巣周辺の温熱に用います。冷えが深部まで及んでいる方、生理痛・消化器系の不調がある方に向いています。

    ハリニーでは、お客様の状態に合わせてCAPとRESを組み合わせながら施術を行っています。

    施術頻度・回数の目安

    「インディバを何回受ければ効果が出るのか?」という質問は非常に多くいただきます。目的によって推奨頻度は異なりますが、ハリニーでは以下を目安にご案内しています。

    ■ お腹の引き締め・脂肪燃焼を目指す場合
    → 最初の1〜2ヶ月は週1〜2回、効果が安定したら2週に1回のメンテナンスへ移行
    → 効果を実感し始めるのは個人差がありますが、3〜5回目が多い印象です

    ■ 冷え性改善・腸活・免疫力アップを目的とする場合
    → 2〜4週間に1回のペースで、3ヶ月程度継続することをおすすめしています

    インディバは1回で即痩せする施術ではありませんが、継続することで体質そのものが変わっていくのを実感されるお客様が多くいらっしゃいます。

    FAQ

    Q. インディバはお腹の内臓脂肪にも効きますか?
    A. 内臓脂肪は皮下脂肪と比べてホルモン感受性が高く、生活習慣の改善が最も大きく影響します。インディバは深部加温によって内臓周辺の血流・代謝を改善しますが、内臓脂肪を直接燃焼させる施術ではありません。食事・運動との組み合わせで、より効果が出やすくなります。

    Q. ホッカイロと何が違うのですか?
    A. ホッカイロは体表面を温めるのみですが、インディバの高周波は体内の深部(5〜7cm)まで直接熱を届けることができます。表面の温度を上げすぎることなく深部だけを効率よく温められる点が最大の違いです。

    Q. 妊娠中でも受けられますか?
    A. 妊娠中はお断りしています。産後のご状態が安定してからご相談ください。

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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