東洋医学×インディバ

    東洋医学×インディバ

    血液は酸素、栄養、熱を全身に運んでくれるだけでなく、細胞から出たゴミを回収するという大事な働きがあります。血液が滞って循環が正常に機能しなければ、栄養も酸素も隅々まで届かず、老廃物は回収されず溜まっていくばかりです。その結果、冷え性、不安、便秘などの様々な悩みが現れます。また冷え、便秘などは、血流悪化の初期症状であり、これらを放置すれば病気の引き金になってしまうこともあります。

    ストレスで暴飲暴食する

    東洋医学では心と体は一つであり、血流悪化はメンタルにも多大な影響を及ぼすと考えます。特に暴飲暴食すると消化しきれない食べ物は消化管に過剰な負担をかけます。胃腸は食べ物を消化して、血液の材料を吸収する器官であるため、胃腸が弱ると当然血液を作る力が低下し、血流が滞ります。そして血流の悪化はメンタルに影響して、さらにストレスが溜まっていき、偽の食欲を増進させ、血流がさらに悪くなるという悪循環に陥ります。

    貧血が「不安」を引き起こす

    女性は生理のため貧血になりやすく、そう言った理由から東洋医学では、女性に最も大切なのは「血」であると言われています。女性は骨盤内に妊娠のための臓器がたくさん存在し、血流も豊富です。しかし血流が悪化すると生理不順や、不妊症、さらには子宮筋腫などの病気の原因になります。

    このような自体を避けるために、貧血になると体は優先的に骨盤内臓器に血液を送ります。すると脳にまわる血流が足りなくなり、脳から分泌されるホルモンの欠乏症が起こります。その欠乏するホルモンの代表が幸せホルモンと呼ばれるセロトニンです。こうして不安障害などの精神的な不調をきたしてしまいます。

    痰湿体質は「汚デブ菌」

    東洋医学では、血液が汚れると痰湿体質になると言われています。この痰湿体質とは、食べ物のカスや老廃物がヘドロのように胃腸に溜まってしまう体質のことです。痰湿は胃腸にこびりついて毒素を生み出し続け、毒素は血流に乗って全身を駆け巡り、口臭、ニキビ、肌荒れとなって現れます。当然老化も促進されてしまいます。

    さらに、痰湿は腸内の悪玉菌の餌となり、肥え太った悪玉菌のことを「汚デブ菌」と呼ぶ先生もいます。この汚デブ菌が大量に発生すると、さらに太りやすくなると言われています。なぜなら太る食べ物を無償に食べたくなり、食べたものからカロリーが過剰に吸収されてさらに太るという悪循環に陥るからです。

    痰湿を除去する「モチリン」

    胃腸がすでに弱くなっていたり、消化管に痰湿がこびりついている場合には、健康的な食事をしていても、それをうまく吸収することができません。だからこそまずは、胃腸の大掃除をしてあげる必要があります。

    この掃除をする仕組みが「モチリン」です。このモチリンは、消化管を強力に収縮させるホルモンで、消化管の壁にこびりついた食べ物のカスや、消化管自体の垢を落とし、便として排出してくれる機能があります。このモチリンの仕組みは空腹の時にのみ働きます。

    お腹がグーっと鳴るのは、お腹が空いているからではなく、モチリンによって強く消化管が収縮している証拠です。グーっとなっているのはむしろ、今は掃除をしているから食べるのは止めてという、胃腸からの警告音です。モチリンは食事を終えて8時間後に分泌されることが知られており、つまり胃腸の大掃除には8時間以上の空腹期間が必須になります。

    特に晩ご飯を抜くと、この効果が高まります。なぜなら東洋医学では、午前5時から午前7時は排泄の時間と言われており、晩ご飯を抜くことで、寝ている間にモチリンによって大掃除が行われるため、朝の排泄の時間帯に適切にゴミ(便)を出すことができるからです。このようにモチリンによるデトックス効果だけでなく、疲れ切った胃腸を休めてあげるメリットもあります。

    健康に大切な血流

    私たちの健康にとって血管や血流が極めて重要であり、体の全ての臓器や血管を健康に保ち、正しく機能させるベースとなります。医学分野でも、血管こそが健康の鍵を握っているという考え方に変わってきています。例えば高血圧は降圧剤で下げる、高血糖は血糖値を下げる薬で対処しましょうという縦割りの医療でしたが、生活習慣病一つとっても原因は様々に関係しており、総合的な視点で改善していくことの重要性が高まっています。特に血管はすべての臓器をつなげ、血管を健康に保つことがあらゆる病気を遠ざける重要なファクターです。一方で血管が老化し、血管が硬くなれば様々な病気や不調を引き起こします。

    血管を老化から守るためには、まずは血流を良くすることで、自然と血管は健康になり、ますます血流が良くなり血管はさらに健康になるという好循環が生まれます。つまり血流を促進することが極めて重要です。

    血管の働きは、血液をスムーズに流し、全身の細胞1つ1つに酸素と栄養を届けることです。血流が悪くなれば、細胞に酸素や栄養が運ばれず、その結果として体に様々な不調が現れてしまいます。そして血流トラブルは、肌や髪のトラブル、肩こりや腰痛、冷えなどを引き起こしてしまいます。

    またストレスも血流を悪化させます。ストレスによって自律神経が乱れ、筋肉が緊張して硬くなり血流が悪くなります。

    自律神経と睡眠と乱れ

    血管の老化を進めてしまう原因に、自律神経と睡眠の乱れがあります。自律神経には血流の流れをコントロールするという重要な役割があります。交感神経が働くと、血管が収縮して狭くなり、血管内を流れる血液量が少なくなります。一方で副交感神経が働くと血管が拡張して血液がスムーズに流れるようになります。自律神経が整っていれば、この交互のバランスが上手く行われるため血流が良くなり、質の良い血液が細胞の隅々まで届けられます。

    しかし、自律神経が乱れると血流が悪くなり、体に様々な不調が現れるようになります。現代人は、ストレスに晒され、交感神経を刺激するものが周りに溢れており、交感神経が過剰に活性化しています。そのため意識して副交感神経を上げてあげることが大切です。

    睡眠は、血管にも影響を与え、睡眠の質が悪くなっていたり、睡眠時間が足りなくなれば、寝ている間に傷んだ細胞を修復したり、疲労を回復させてくれる成長ホルモンが分泌されず、血管の修復がスムーズに行われずに血管の老化が加速してしまいます。

    血流を促進する方法

    血流を促進する最も簡単で効果的な方法は、体を動かすことです。またマッサージも血流が促進し、血管内皮細胞の機能が改善されることも研究で明らかになっています。またセロトニンやオキシトシンなどの幸せホルモンが分泌され、ストレスホルモンであるコルチゾールが減ることも分かっています。

    一方で頸動脈のような太い血管が通る首を温めることも、血流を促進させるのに効果的です。さらに首を温めることで自律神経が整い、体調が良くなることも期待できます。同じようにサウナも血流が促進されるだけでなく、血管が鍛えられます。どれか1つでも日常に取り入れていきましょう。

    東洋医学×インディバ

    インディバでお腹と背中を温めることで、胃腸を温め、血流を改善することができます。温める場所は、お腹側は「丹田」というおへそから指4本下の部分です。一方で背中側を温める場所は「仙骨」という、お尻の割れ目の上あたりです。女性はこの部分にカイロを貼るなども大変効果的です。

    血は酸素や栄養のみならず熱を運ぶ役割があり、その熱を作る最大の臓器が大腸です。体の熱源である大腸が冷たくなってしまえば、どんなに血流を改善しても体は冷える一方です。腸が冷たければ熱産生運動が働かず、血行が悪くなり、腸自体に戻ってくる血液が減少するため、さらに腸が冷たくなるという悪循環に陥ります。

    インディバで腸を温めるだけでなく、お腹側のツボである「募穴」や、背中側のツボである「兪穴」を同時に刺激してあげることで、急性・慢性の症状の改善を促すことができます。

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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