自律神経を整える美容鍼灸

自律神経を整える美容鍼灸

ご来院される多くの方が、美容目的だけでなく、自律神経を整えるために、鍼灸治療を受けられています。当院では、肌と心と身体のつながりから、全体のバランスを整えていきます。そのアプローチ方法についてご説明致します。

自律神経を整える鍼灸治療の流れ

仰向けでの鍼

まず仰向けで手足や頭、お腹のツボに鍼治療をしていきます。手や足のツボへの刺激により緊張している自律神経を整えます。特にお腹の張りが強いと自律神経が緊張していると言われています。

東洋医学には、「気血≒エネルギー」があり、その気血の流れる通路のことを経絡(十二経脈)と言います。そしてツボは経絡上の要所にあるため、そのつながりの中で変調を知ることが出来ます。つまり症状から離れたツボを使うことでも、症状の改善が可能なのです。その他、お身体の症状、個々の体調や体質に合わせたツボを選択していきます。

深部加温で内蔵温度を上げる

自律神経は体内の内臓機能をコントロールする役目を担い、体温調節にも関わっています。自律神経バランスが乱れることで、血管収縮が収縮して血流が妨げられます。

結果として、手足の先にまで血液が行き渡らず、代謝が落ちることで熱が作られにくくなり、内臓も冷えて体温が低下します。さらに生命維持のために内臓温度を一定以上に保とうとするため、血液の温度を下げ手足への血流を減らします。このように冷え症の人は体温調節が正常に行われないため、季節に関係なく手足に冷えを感じてしまいます。

当院導入の美容高周波温熱治療器(ラジオ波温熱)は、体の中で熱を作り出すため、その熱の放出を数時間保持することが可能です。体内深部の温度アップにより、自律神経を整え、新陳代謝の促進、ストレス緩和、免疫力向上、冷え、むくみ、疲労、肩こり、更年期症状などあらゆる悩みに効果があります。

内臓温度

更には高い痩身効果、美容効果、疲労回復などあらゆる不調を改善へと導き、かつ深部から血流をあげることで万病を防ぎ、高いアンチエイジング効果が期待できます。

うつ伏せの鍼(オプション)

背中、首、肩を刺鍼することで、局所的なコリや張りを取ると同時に、お身体全体の気血の流れを良くすることができます。特に内臓の真裏の背骨の左右には、ツボが並んでおり、内臓の状態も更に良くすることができます。このツボの並びを「華佗夾脊(かだきょうせき)」と言い、それを交互に1本ずつ省いた刺し方を「盤龍刺」と言います。

盤龍刺

この「盤龍刺」によって、経絡の1つである「督脈」の流れを改善する効果があります。この経絡の流れがよくなれば、背中の張りや腰痛、頸痛などが解消されるだけではなく、頭がスッキリしたり、頭痛が取れたりします。

この背骨の付近には「脊柱起立筋」という体を支える筋肉やマッサージなどではなかなか届かない位置に細かい筋肉(棘筋や多裂筋など)がたくさんあります。

これらのコリによって腰痛や背中の痛み、呼吸がしづらいなど様々な不調に原因になります。これらの細かい筋肉に刺鍼してコリを改善できるのが「盤龍刺」になります。

また、背骨の際は神経節という自律神経の集まりが連なっています。この付近に刺鍼することで自律神経にも働きかけることができると考えられます。それらを調節することにより神経の流れをよくしていきます。

このようにツボと経絡、筋肉や神経にアプローチする「盤龍刺」によって、自律神経を調整することで、冷え、背中のコリや張り、頭痛から寝つきが悪いなどなど、様々な症状に対して効果があると考えられます。

【本コラムの監修】

HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子 ・経歴
大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

関連記事

  1. 「腸活」美容鍼で美肌へ

  2. ゴルゴラインの3つの原因

  3. 首のシワには美容鍼

  4. 美容鍼はなぜ効くの?

  5. 年々お顔、くすんできませんか?

  6. お顔のたるみにつながる○○○

  7. 美容鍼で表情筋をほぐす

  8. 美容鍼でシワ・たるみ・くすみ(STK)のお肌の衰え防ぐ

  9. 不眠症と美容鍼の関係

  10. 美容鍼の効果

  11. 食いしばり・歯ぎしりのお顔への影響

  12. 美容鍼とラメラ構造

  13. 【質問】美容鍼って何ですか?

  14. お腹に美容鍼をする理由

  15. 老化と睡眠の関係

error: