育毛鍼灸で薄毛対策

    育毛鍼灸で薄毛対策

    加齢現象の1つとしてお肌のシワや物忘れ以外に代表的なものが薄毛です。年と共に髪の毛が薄くなってしまう原因には様々なものがありますが、1つには加齢と共に私たちの頭皮に存在している「毛包」が小さくなってしまうという原因が上げられます。「毛包」とはその名の通り髪の毛を包んでいる穴のことで、その穴から私たちの髪の毛が生えてきます。小さい植木には、小さい植物しか育たないのと全く同じように小さい毛包からは細い髪の毛しか生えてきません。

    また、年を取ると筋肉が少なくなり、衰えやすくなるため、食から取ったタンパク質が優先的に筋肉の方に供給されるようになります。髪の毛は筋肉と同じでタンパク質からできているため、骨格筋や内臓といった生きるために必須の筋肉に優先的にタンパク質や栄養が供給されます。その結果、髪の毛は栄養不足に陥ってしまうことになります。こうして髪の毛の合成量が少なくなってしまうことも薄毛の一員として挙げられます。

    さらには、年を取ることで血液がドロドロになったり、血管が硬くなったりして頭皮への血流が滞ってしまうのも薄毛の大きな原因です。頭皮の血流は、髪の毛を作る毛母細胞に栄養や酸素を送ってくれる重要な血流です。このような重要な血流が滞ってしまえば、髪の毛の健康が保てなくなってしまうのは当然でしょう。

    これらの複数の原因から、年を取ると薄毛になりがちですが、若くして薄毛になってしまったり、50歳頃にはすでに禿げてしまっている人は薄毛の進行が必要以上に早すぎると言えます。そんな方たちは自分自身の手で薄毛の進行を早めてしまっている可能性があります。

    発毛サイクルとは

    薄毛の原因には、発毛サイクルの乱れが関係していると考えられています。発毛サイクルには、太い毛根ができる「成長期」、毛根が徐々に退化していく「退行期」、そして「休止期」を経て抜け落ち、再び成長が始まる「成長期」へと向かいます。

    成長期は毛細胞がどんどん分裂して1日に0.3から0.4mm髪の毛がぐんぐん伸びます。次の退行期では、髪の成長を促す毛乳細胞の働きが弱まり、成長が遅くなります。休止期で成長は完全に止まり、また細胞が動き出すと新しい髪に押し出されるように古い髪が抜けます。この1つのサイクルが終わるまで男性は3から5年、女性は4から6 年と言われています。

    また、大体自然に抜ける髪は1日に50から100本はあると言われており、洗面台や枕周りの抜け毛が目で見ていつもより増えている実感がある場合、それは間違いなく抜け毛が増えていることになります。ただし成長期の髪の毛は毛髪全体の約8から9割、休止期の髪の毛は1、2割程度と言われています。

    一方でヘアサイクルは無限に繰り返すわけではなく、ヘアサイクルの回数は一般的に15から20回程度だと言われています。1回のヘアサイクルの周期が長い人なら100年、逆にサイクルが短いと30年ぐらいで毛細胞の寿命が尽きる人もいます。

    ヘアサイクルが乱れる原因

    このようなサイクルが乱れると髪が太く育つための「成長期」が途絶え、「退行期」「休止期」に入り、徐々に毛が生える土台が痩せて、薄毛へと繋がります。ヘアサイクルが乱れるのは、主に3つの要因が考えられます。

    • 頭皮の血行が悪くなっている
    • 髪の成長に必要な栄養が足りていない
    • 男性ホルモンの影響

    頭皮の血行が悪くなっている

    1つ目の頭皮の血行が悪くなる理由として多くの人に当てはまるのが生活習慣の乱れです。特に頭皮環境を乱出すのが睡眠不足です。寝ている間は、成長ホルモンが分泌され、成長ホルモンは体の修理屋とも言われており、細胞の修復や代謝の促進をしてくれます。肌のターンオーバーはもちろん、髪の成長も成長ホルモンが促しています。

    この成長ホルモンが分泌されると肝臓でIGF-1という成長因子が作られ、これが細胞分裂を促し、髪の毛を育ててくれるのはもちろん、頭皮の血行改善してくれます。逆に睡眠時間が少ないとIGF -1の分泌も減るため、頭皮や髪の毛にとって良い状況ではなくなるわけです。

    また、睡眠時は通常副交感神経が優位になり、血管が広がって血行も良くなりますが、寝ていないと交感神経が優位のままになります。交感神経が優位な時は血管が収縮しており、血が巡らなくなります。そのため十分な睡眠時間が確保できていないと頭皮も環境を整える時間がなくなります。

    さらに、寝むれないとストレスも頭皮や髪の毛の負担になります。当然ストレスを感じても交感神経が優位になり、頭皮の血を悪化させる要因になります。また人はストレスを受けるとアドレナリンが活発になり、ストレスに対処できるようや体を活発モードにして心拍数を上げて血液を流すようにします。しかし緊張状態だとアドレナリンが出すぎて頭皮や手足などの血管は収縮したままになり、血圧だけが上がっていることになります。毛根に栄養を届ける頭皮の毛細血管は髪の毛の1/10の細さしかなく、血流や血液の変化を受けやすいため、血行不良が起こるのは不可避です。

    さらに、アドレナリンが出ると細胞をさせる活性酸素も発生し、この活性酸素も血管の組織を衰えさせて血行を妨げるとも言われています。そして毛母細胞を傷つけるため、髪の成長阻害や白髪を作る原因とも指摘されています。

    髪の成長に必要な栄養が足りていない

    ヘアサイクルが乱れる2つ目の原因が栄養不足です。これは食生活の乱れや偏りで髪の毛の成長に必要な栄養が足りていない状態です。そのため成長期が短縮してヘアサイクルが乱れてしまうことになります。外食が多く、高カロリー高脂質な食事を好む、食事制限を含むダイエットをしているなどの食生活に心当たりがある場合は栄養不足が抜け毛の増加の原因になっている可能性があります。

    また、高カロリー、高脂質な食事は皮脂を増やして頭皮の毛穴詰まりを起こす心配もあります。酸素や栄養も行き渡りづらくなり、頭皮環境を悪化させる原因になります。エネルギーは大事ですが、摂り過ぎると中性脂肪が増えて血行が悪くなります。

    一方で、特に20から30代の女性の5人に1 人が栄養失調と言われており、過度なダイエットが原因となっています。また忙しくて自炊する時間が取れず、外食の機会が多くなるのも栄養が不足する理由です。現代人は男女問わず、栄養が不足しがちですが、栄養は生命維持に欠かせない場所に優先的に供給されます。そのため髪を作るために必要なタンパク質やアミノ酸は体中の細胞を作るためにも必要になるため、栄養が不足した場合は後回しになります。

    男性ホルモンの影響

    女性にも男性ホルモンは存在していますが、男性ホルモンが関係する抜け毛というと男性に多いAGA男性型脱毛症が挙げられます。AGAは、男性ホルモンが関係する脱毛症で、基本的に改善するには治療薬を飲まないと効果がありません。男性ホルモンのテストステロンがある酵素と結びつくと強力な男性ホルモンに変化します。これがジヒドロテストステロンで、これが毛乳頭にある需要体と結びつき、髪の毛の成長期を短くして抜け毛や薄毛を引き起こします。

    特に、生え際や後頭部に薄毛の症状が出やすく、日本人の3人に1人はAGAと言われています。女性の場合はFAGA女性男性型脱毛症と言い、男性ホルモンが原因の薄毛の症状です。女性は女性ホルモンが多いため、若い頃は男性ホルモンの働きを抑制していられ、さらに女性ホルモンには髪の毛の成長を促す効果もあります。しかし加齢や出産などで女性ホルモンの量が減ると今度は男性ホルモンの働きが活発になり、髪の成長期も短くなって1本1本が細くなり、抜け毛も増えてしまいます。男性のAGAは局所的な薄毛が多いですが、女性の場合は頭頂部にかけてと全体的な薄毛が多くなります。

    基本的には、女性ホルモンが男性より多く存在しているため全て抜けてしまう ケースはまずありませんが、早いと20代で薄毛になることもあります。40代以降の女性はFAGAの可能性も高くなります。例えば抜け毛以外の気になることとして分け目が広くなって地肌がよく見えたり、髪の毛1本1本が細くボリュームがない、髪の毛が全体的に薄くなっているなど、こんな症状が一緒に気になる場合はFAGAの可能性を疑っても良いでしょう。

    亜鉛不足

    亜鉛が不足することで脱毛のリスクが増加するのは古くから知られています。その理由として、亜鉛には髪の毛の主成分を合成したり、ヘアサイクルを整えるといった様々な働きがあることが関係しています。

    髪の毛というのは、主にタンパク質によって作られています。ですが食品から摂取したタンパク質がそのまま髪の毛になるわけではありません。私たちが肉や魚から摂ったタンパク質は一旦、消化吸収によってアミノ酸というレベルにまで分解されます。そして吸収されたアミノ酸が再び、体の各部位に必要なタンパク質として再合成されて、体の隅々に届いていく仕組みです。つまりタンパク質をいくら摂取しても、そのタンパク質が必ずしも髪の毛の材料として使われるとは限りません。

    髪の毛のタンパク質は、主にケラチンというタイプのタンパク質です。そして食事から摂取したアミノ酸が、このケラチンへと再合成される際に重要な働きをするのが亜鉛です。つまりタンパク質をたくさん摂取しても、髪の毛に再合成されるとは限りませんが、亜鉛とタンパク質を一緒に摂取することによって髪の毛として合成される確率が上がることが分かるでしょう。

    さらに大事なポイントが、亜鉛は髪の毛のヘアサイクルを整えてくれることです。例えば皮膚のターンオーバーは、内側から新しい皮膚が生まれることで外側の古い角質層が剥がれ落ちて垢となって排出されます。このように数週間単位でターンオーバーを繰り返すことによって皮膚は常に新しい状態に保たれています。

    同じく髪の毛も皮膚と同じで、ヘアサイクルというターンオーバーのサイクルがあります。しかし40代以降になると、このヘアサイクルが乱れることによって髪の毛が抜けていくのに、新しい髪の毛が生えてこないということが起きてしまいます。

    このヘアサイクルは、大きく3つの段階があります。髪の毛を作る毛母細胞が活発に分裂して髪の毛が伸びてくる成長期、細胞の分裂が鈍くなり、髪の毛の成長が止まる退行期、そして毛母細胞の分裂が完全に停止し、髪の毛が頭皮から抜け落ちる休止期です。亜鉛は、この毛母細胞の分裂に深く関わっているため、ヘアサイクルを正常に保ってくれます。

    しかし、亜鉛不足になると成長期が短くなり、退行期や休止期の毛母細胞ばかりになってしまいます。そうなると髪の毛が抜け落ちるスピードに生え変わるスピードが追いつかなくなり、最終的には薄毛や脱毛につながってしまうことになります。

    実際、亜鉛が不足すると成長期が短縮されることが研究によって示されています。従って亜鉛を摂取するのは、髪の毛の材料を供給するだけでなく、髪の毛のターンオーバーを正常化するためにも重要であると言えるでしょう。さらに 最近注目されているのがAGAと亜鉛の関係でございます。

    AGAは男性型脱毛のことで、AGAは男性ホルモンであるテストステロンが体内の酵素の働きでジヒドロテストステロンに変化することが原因とされています。このジヒドロテストステロンが、頭皮の需要体に結合することで発毛が阻害されてしまいます。しかし亜鉛には、この変化を起こす酵素の働きを抑える作用があることが研究によって報告されています。そのためAGA治療においても亜鉛が注目を集めています。ちなみにFAGA(ファーガ)と呼ばれる女性型脱毛症も大きな問題になっており、悩まされている人はかなり多いと言われています。このように亜鉛は男性だけでなく、薄気に悩む女性にとっても大切な栄養素であると言えるでしょう。

    薄毛になるメカニズム

    私たちの髪の毛には、実は2種類あります。毛根に含まれる 5αリダクターゼという酵素の種類によってⅠ型とⅡ型があります。そしてⅡ型が男性型脱毛症、通称AGAに関わる髪の毛です。髪の毛が薄くなりやすのは前頭部から頭頂部で、側頭部から後頭部部は薄くなりにくく、髪の毛が残っている人が多くいます。それは前頭部や頭頂部はAGAに関係しているⅡ型の髪の毛の生える領域で、逆に側頭部や後頭部にはAGAに関係ないⅠ型の髪の毛が生えている領域だからです。

    また、女性の場合は男性と同じメカニズムで薄毛になってしまう場合もありますが、その原因の多くは女性ホルモンの異常、各種内分泌ホルモンの異常、過度なヘアケア、ダイエットなど好ましくない生活習慣にある場合が多いと言われています。

    そしてⅡ型の髪の毛が薄くなりやすいのは、5αリダクターゼという酵素を持つ髪の毛は、テストステロンからDHTと呼ばれるものを作り出す働きがあるからです。このDHTが毛髪の生成に関係するアンドロゲンというホルモンの受要体にくっつくことで毛根が弱くなってしまったり、薄毛にてしまうと考えられています。またDHTは毛髪の元となる毛母細胞の働きを低下させ、髪を細くさせる作用があります。これが薄毛になるメカニズムです。

    薄毛を進行させる行動

    2024年の最新データでは、脱毛の原因の約80%は遺伝によって決定され、50歳までに約半数の方が発症するという報告があります。そして薄毛の因子が男性ホルモンであるテストステロンと結びつくことによって発生することが明らかになっています。さらに科学的には、この薄毛を進行させる行動も明らかに なっており、そのエビデンスレベルが高いものが5つあります。

    ビタミンD不足

    ビタミンDを補給しないことによって薄毛が進行することも明らかになっています。2024年に四川大学から発表されたデータでは、合計27のデータ、5000名以上の方を対象にして、血中のビタミンD濃度と脱毛症との関連が調査され、脱毛症と診断された方は、健康な髪を持っている被験者よりもビタミンDの欠乏リスクが3倍も高いことが分かっています。

    つまり脱毛症の方は、ビタミンD濃度が圧倒的に足りていないことになります。ビタミンDは毛包の成長期の維持に重要であり、ビタミンDが欠乏することによって髪の毛のサイクルの短縮や成長の停止を促進させるだけでなく、毛包の成長因子の減少が確認されており、ビタミンDの欠乏によって薄毛が進行することが分かっています。

    このビタミンDの中でも、特に重要なのがビタミンD3です。ビタミンD3は外に出て太陽光を浴びることによって発生するビタミンですので、1日15分は必ず外に出て太陽光を浴びるようにしましょう。

    体内時計のズレ

    体内時計が狂うことによって薄毛が進行することが分かっています。204年に山口大学から慢性的な外日リズムの乱れと発毛障害のリスクについて分析が行われ、夜寝る時間が毎日違ったり、日々の体内時計を一定にさせないことによって毛髪の再生が阻害され、薄毛が進行するというデータが出ています。

    これは約2ヶ月間の実験で確認されているデータであり、2ヶ月という短い期間においても体内時計が狂うことで髪の毛には多大なる悪影響が生まれます。

    不衛生な頭皮環境

    2025年にアンカラエトリック市民病院から男性型脱毛症と脂漏性皮膚炎の関連について詳細な調査が行われ、311名の方を対象にして分析を行った結果、脂漏性皮膚炎、つまり痒みやカサつき、フケがある状態は、育毛サイクルが破壊され、薄毛を進行させるという結果が出ました。

    原因としてはヘルメットや帽子、バンド等の摩擦や蒸れによって発生したり、ヘアカラーやヘアケアによる直接的な刺激によって生まれることが分かっており、普段帽子を被ぶって頭皮が痒いという方は、頭皮に微細な炎症が起こっていることなので、薄毛を進行させる恐れがあります。またヘアケアとしてオイルを塗って頭皮が痒いという方も薄毛を進行させる可能性があるので、この頭皮の微細な炎症という部分も気をつけるようにしましょう。

    肥満

    2022年にCentral South Universityから肥満と男性型脱毛症の関係性に関するメタ分析が発表されました。19の研究で、合計2500名以上のアジア、ヨーロッパ、アフリカ、を始めとした9カ国で分析が行われ、肥満体系の方の男性型脱毛症のリスクは、通常体系の方と比較し3.46倍まで跳ね上がる結果が出ています。肥満状態というのは、毛包までの血流量が低下し、髪の毛の栄養が不十分になるだけではなく、インスリン抵抗性の低下によるホルモン反応で、男性型脱毛症の発症リスクを大幅に上げることが示唆されています。

    なおかつ、このデータはアジアを含む9カ国で検証しているため、私たち日本人にも強く当てはまる貴重な研究です。特に体脂肪率が20%以上ある方は注意するようにしましょう。

    喫煙

    2022年にベンカット皮膚形成外科センターから発表されたメタ分析では、喫煙と男性型脱毛症の関係性について、6100名以上の被験者の分析が行われ、タバコを吸う人はタバコを吸わない人と比べて男性型の発症リスクが1.8倍まで上昇し、1日20 本以上の喫煙者の発症リスクは約2倍、喫煙歴が10年以上の人も1.9倍で上昇するというデータが出ています。

    これは喫煙で毛包のDNA損傷が引き起こされることによって血管が収縮し、毛包への酸素や栄養供給が減少することが挙げられます。また喫煙でハゲを進行させるジヒドロテストステロンの分泌量が上昇することが示唆されています。

    女性の薄毛の原因はさまざま

    1.全体的に毛量が減ってきた

    主な原因:ホルモンバランスの乱れ、血流やヘアサイクル(毛周期)の乱れ

    びまん性脱毛症加齢、ストレス、睡眠不足や食生活の乱れなどの生活習慣などにより、ホルモンバランスの乱れが原因で起こるのが、びまん性脱毛症です。薄毛に悩む女性の4人に1人が、この症状と言われています。  
    FAGA(女性男性型脱毛症)男性ホルモンが起因することもあるため、AGA(男性型脱毛症)の女性版として「FAGA(女性男性型脱毛症)」とも呼ばれます。頭頂部と前頭部から薄毛が始まる男性のAGAと異なり、髪が細く弱り、抜け毛が増え、かつ頭部全体が薄くなります。
    血行不良加齢による新陳代謝の衰え、不規則な生活や運動不足などの生活習慣により、頭皮への血流が滞ってしまうことも薄毛の大きな原因です。頭皮の血流は、髪の毛を作る毛母細胞に栄養や酸素を送ってくれる重要な血流です。この重要な血流が滞ってしまえば、毛乳頭に十分な栄養が届かなくなり、発毛機能が低下します。
    分娩後脱毛症 休止期脱毛症  妊娠中、子宮を大きくするために分泌されるエストロゲンによって毛髪も成長します。しかし分娩後は分泌量が急激に減るため、毛髪サイクルが急速に休止期に移行し一時的な脱毛症が起こります。 また過度なダイエットなどによる栄養不足、精神的なストレス、冷え性や貧血などが原因で起こることもあります。

    2.分け目や生え際が薄い

    主な原因:外側からのダメージ

    牽引性(けんいんせい)脱毛症いつも同じ位置で髪を結ぶなど、日常的に髪を強く引っ張るなどで頭皮に負担が掛かることで起こる脱毛症です。特に髪の分け目やこめかみ部分、額の生え際などが薄くなります。

    3.硬貨くらいの大きさの脱毛がある

    主な原因:免疫異常、甲状腺異常、自律神経障害、アレルギーなど

    円形脱毛症突発的な脱毛症と知られ、原因には免疫や甲状腺の疾患、自律神経障害などが考えられます。最も主流とされているのが免疫疾患です。 ウイルスなどの異物を排除する働きを持つ免疫機能が、毛包を異物と誤認識して攻撃することで毛髪サイクルが休止期に入って起こります。特徴として円形の脱毛班が、1か所から数か所に発生することが挙げられます。

    髪の毛に悪影響を与える習慣

    冷たい飲み物を飲む

    甘い飲み物やお酒が頭皮に悪影響を与えてしまうのは事実ですが、多くの人が盲点となっている飲み物が冷たい飲み物です。なぜ冷たい飲み物を飲むと薄毛に繋がってしまうのか、それは冷たい飲み物が喉を通過するとそのまま胃腸といった内臓に入ります。その冷たい飲み物が直接内臓に触れることによって私たちの体の奥深の体温である深部体温が下がります。このような内臓の深部体温は、お肌の表面温度と違い、生きるために必須の体温になります。そのため冷たいものを飲んで体温が下がると逆に、それを上げようとして体が頑張り始めます。そして深部体温を上げるために体が起こす反応は、血液を内臓に集める反応です。

    血液というのは酸素や栄養素を運ぶ以外にも、私たちの体の中で熱を運ぶという重要な働きをしています。そのため冷たいものを飲んで深部体温が下がってしまうと体は血液を内臓に集めて深部体温を上げようとし、そして血液が内臓に集まってしまうと当然内臓以外の組織の血液が不足してしまいます。

    その結果、血液が不足してしまった抹消の組織ではおのずと体温が下がってしまい、体の抹消にある毛細血管は引き締まって細くなってしまいます。これは体の表面に張り巡らされた毛細血管から熱が逃げなくなるようにするためです。

    血管は主に筋肉からできていて、状況に応じて自律神経を通して細くなったり太くなったりすることができます。血管が太いままでは血管自体の表面積が大きくなり、熱の放出は表面積の広さに比例するため、血管が太ければ太いほどに体温が失われていくことになります。このような余計な熱の放出を避けるために体温が下がれば自律神経を通し、血管が自動的に細くなり熱を逃がさないというのが私たちの体の仕組みです。

    この抹消の血管、それも頭皮の血管でもあるため、収縮して細くなれば、頭皮の血行が悪くなり、その先にある組織への酸素や栄養素の供給が滞ってしまいます。そして頭皮の細胞には血液が届きづらくなり、髪の毛が栄養不足になって薄毛となってしまいます。さらに頭皮の血行が滞ることで酸素や栄養素が髪の毛に届きにくくなるのみならず、頭皮の細胞で生じた不純物や老廃物が回収 できなくなってしまいます。

    血液は酸素や栄養素を組織に届けるだけではなく、組織から出たゴミとか二酸化炭素といった不用物を回収する働きもあります。血行が滞ってしまうとこのようなゴミ回収の機能まで落ちてしまうことになります。頭皮の細胞のゴミ回収機能が落ちてしまうと頭皮にはたくさんのゴミが溜まってしまうことになり、溜まったゴミが発毛を阻害して薄毛や白髪の原因になってしまいます。

    さらに冷たいものを飲むことによって起きるデメリットとして太ってしまうことが挙げられます。冷たいものを飲むと私たちの深部体温が下がり、深部体温は私たちの基礎代謝を決めるために重要な温度になっています。体温が1度上がるごとに基礎代謝が13%上がると言われています。細胞に存在するミトコンドリアは、脂肪を燃焼することでエネルギーを生み出しています。つまりミトコンドリアはエネルギーを産生する工場であると言えます。もしそのエネルギーを作り出す工場が冷えまくっていたらどうでしょうか。その中で働いている人たちは凍え、生産性が落ちてしまいます。

    冷たいものを飲みすぎて体温が下がってしまうとエネルギーを作り出す効率が落ちて基礎代謝が下がってしまいます。体温が1度上がるごとに基礎代謝が13%上がるということは、逆に言えば体温が1度下がるごとに基礎代謝が13%下がるということを意味しています。つまり冷たいものを飲むと基礎代謝が下がって脂肪燃焼が阻害され、皮下脂肪や内臓脂肪が付いて太りやすくなってしまいます。

    さらに深部体温が下がると抹消組織の血行が悪くなり、抹消の血行が悪くなると重力の関係で私たちの足の方に水分が溜まります。こうして足がむくむことで下半身は、さらに太って見えてしまいます。とはいえ、水分摂取を控えてしまうのはもっての他です。水分摂取を控えるとそもそもの血液の材料である水がなくなってしまって、脱水になってしまうのでそれはそれで血流が滞ってしまうことになります。

    ストレスが原因で薄毛になる

    2021年科学雑誌ネイチャーに掲載された論文によると、ストレスを受けること発毛サイクルが停止することが分かっています。私たちの髪の毛は皮膚と同じくターンオーバーを繰り返しており、皮膚では内側から新しい細胞が絶えず生まれ出てくることで外側の古い角質層が垢として剥がれ落ちていくのと同じように、頭皮では古い髪の毛が抜け落ちて新しい髪が生えてくるという発毛サイクルが起きています。この正常な発毛サイクルにおいては、髪は1日に50から100本程度抜けると言われています。

    そしてストレスによって発毛サイクルが停止してしまうことが実験によっても 実証されており、薄毛を気にしているとそれが大きな心理的なストレスとなり、ストレスホルモンの1つであるコルチコステロンが分泌されます。このコルチコステロンが毛包の活性化を阻害することによって発毛サイクルを乱してしまうことが分かっています。発毛サイクルが乱れてしまえば古くて傷ついた 髪の毛が毛根に残り続けることになります。このような古い髪の毛はどんどん痩せ細り、髪があるのに薄毛という状態になってしまいます。

    むしろ発毛サイクルが乱れると髪が細くなるばかりではなく、髪の毛が新陳代謝しないため抜け毛が少なくなります。抜け毛が少ないのは垢の溜まった皮膚と同じで老化がどんどん蓄積すること他なりません。そのため薄毛が気になる人こそ、あえて抜け毛を気にしないメンタルが大切です。

    無防備な状態でサウナに入る

    実は、サウナによって薄毛が進行してしまうということは紛れもない事実です。サウナ部屋というのは90度以上の非常に高温の環境になっており、特ドライサウナの場合は、サウナ室は乾燥状態にあり、髪の毛が非常に多くのダメージを受けやすい環境になってしまっています。

    私たちの髪の毛はタンパク質からできており、タンパク質というのは熱によって硬くなる性質があります。髪の毛は熱によって硬くなり傷んでしまうと毛先がパサパサになって枝毛になったり、髪の毛がプツンと切れてしまう原因になります。さらにサウナに入って頭皮が高温と乾燥に晒されると頭皮に炎症が起きてしまいます。そのためサウナハットを使うことで髪の毛を保護するのみならず、頭が温まりすぎないようにしてのぼせを防ぐことで長時間じっくりとサウナに入れるというメリットがあります。

    間違ったドライヤーの使い方

    温風に設定したドライヤーでは、頭皮が100度に近い高温に晒されることもあります。そのためドライヤーを必要以上に当て続けてしまうと頭皮が火傷を起こしてしまうことになります。ドライヤーを当てすぎることで火傷を負った頭皮の細胞は炎症を起こして髪の毛を作るどころではなくなり、炎症を起こした細胞からは各種サイトカインが放出されることで細胞同士の接着が弱まるため、毛根が緩くなり抜け毛の原因となってしまいます。

    一方で、ドライヤーを使わずに髪を濡れたまま放置することは、大きなデメリットがあります。濡れたままされた髪の毛は、温度や湿度がちょうどよく保たれていて雑菌が繁殖するにはうってつけの環境になります。髪の毛の中で雑菌が繁殖してしまうと当然頭皮が感染症を起こします。頭皮が感染症を起こせば頭皮の熱傷と同じ、あるいはそれ以上の炎症が起きてしまうことになります。

    歯周病

    口の中の健康と薄毛には関連があります。歯周病は歯肉や歯槽骨、セメント質、歯根膜歯などの歯を支える組織の炎症や感染によって引き起こされる病気です。初期段階で現れる歯肉炎では、歯肉が赤く腫れたり、歯を磨いたり、食事をする際に出血することが特徴で、これをそのままにしておくと、炎症はさらに進行して歯周炎に進みます。歯周炎になると歯肉が後退して歯槽骨が破壊され、最悪の場合、歯がグラグラしてしまうこともあります。この段階になると治療が難しくなり、歯を失うリスクが高まります。

    その歯周病の主な原因はプラークの蓄積です。プラークは、食べ物の残りカスや細菌、唾液などで構成されていて、酸を出して歯や歯肉を傷めます。これを毎日の歯磨きで除去しないと、歯が溶けて虫歯や歯周病になります。

    歯周病になると、お口の中で細菌が増え、この細菌たちが歯周病の部分から簡単に血液に入り込み、体内で長期間生存することが可能になります。細菌は毒素を生成し、毛根や血流に影響を及ぼすと、毛の成長が不規則になったり、毛穴が塞がれて薄毛が進行することがあります。

    そして体全体の炎症レベルが上がって、全身に広がった炎症は、様々な組織や臓器に影響を与える可能性があり、特に髪の成長に必要な栄養素や、酸素を運ぶ毛包周辺の微細な欠陥に影響を及ぼすことが考えられます。炎症が血流を妨げると髪の成長が悪くなることもあり、炎症が続くと髪の毛の成長サイクルである毛周期が乱れる可能性があります。

    通常、毛周期は成長期、退行期、休止期から成り立っていますが、炎症によってこのサイクルが短くなったり、休止期が長くなったりして結果的に髪の成長が遅れたり、薄毛が目立つようになることがあると言われています。慢性的な炎症は栄養素の消費を増やし、ホルモンバランスにも影響を及ぼすことがあるので、これらも髪の成長にマイナスを与えます。

    アタテュルク大学の研究によると、25歳から65歳の男性385人を対象に、男性型脱毛症、歯周病の重症度、年齢との関連を調査した結果、25歳から44歳の年齢層において、歯周とが男性型脱毛症の関連性が確認され、この関連は成人初期に始まる可能性があることが示唆されています。逆に45歳から54歳、55歳から65歳の年齢層では男性型脱毛症と歯周病に有意な相関は見られませんでした。

    また、薄毛とは少し異なりますが、自己免疫反応によっても毛包が攻撃される円形脱毛症の場合も、歯周病との関連性が指摘されています。スペインのグラナダ大学歯学部の論文では歯の病気と脱毛症実は密接な関係があるとしており、研究者たちは円形脱毛症の患者に対して歯科医の診察を受けることを勧めています。

    人工甘味料と食品添加物

    人工甘味料を摂ると腎臓や肝臓に負担が増え、血の巡りが悪くなり、結果的に薄毛や白髪を招きやすい状態になります。そして肝臓の機能は、髪の毛に必要なタンパク質である結晶タンパクを作り、血中に送り出すことが挙げられます。つまり肝臓が弱ると結晶タンパクが作られず、毛根に供給されなければ髪が弱くなり抜けやすい状態になってしまいます。

    一方で腎臓は、一番髪に影響している臓器と言われており、東洋医学では「髪は腎の花」という言葉があるぐらいです。腎臓が健康な状態でなければ白髪が増えたり、抜け毛が多くなると言われています。これは腎臓が作り出すホルモンと尿毒素の栄養が大きく、特に透析患者の中にはホルモンバランスが乱れ、尿毒素が増えることで抜け毛につがってしまうケースがあります。このように考えると髪の毛は内がからきちんとケアしなければ、外から育毛成分を入れたところで効果は出にくいのが分かります。

    また、食品添加物の中には添加物を摂取することで、それを分解するためにビタミンやミネラルが失われてしまったり、吸収を阻害してしまうものがあります。さらに加工食品は栄養の流出が多いため、食べているつもりでも髪に栄養が届いていないことになってしまいます。

    そのため微量ミネラルをしっかり摂ることが大事です。髪に大切な栄養は、タンパク質、亜鉛、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分などが挙げられます。その他、具体的な効果としては、亜鉛はコラーゲンの合成に必須のミネラル、ヨウ素は抜け毛や頭皮の乾燥予防、セレンは頭皮の過酸化脂質の障害の緩和やフケ予防があり、抗酸化酵素の合成に必須、クロムは動脈効果高血圧を予防し、頭皮の毛細血管を守り、ケイ素はコラーゲンの結びつきを強くし、頭皮を柔らかくし、コシのある髪の毛を作ります。これの微量ミネラルは海藻などに多く含まれており、もちろんタンパク質や亜鉛、ビタミンも大切ですが、微量ミネラルをサプリではなく食事から摂取することは育毛にとって大切なことです。

    薄毛の対策

    効果が証明されている育毛剤

    育剤は薄毛の進行を遅らせてくれる効果があり、抜け毛を減らすことで現状維持を図ることができます。そして医学的に効果が確認されているのはミノキシジルとフィナステリドの2つの成分です。

    ミノキシジルは、毛根を活性化させ毛髪の成長期間を長くする効果があり、フィナステリドは毛母細胞のリセプターに作用し、テストステロンが5αリダクターゼよってDHTに変化するのを防ぐことで薄毛になりにくくしてくれます。そして近年は薄毛に悩む女性も増えており、フィナステリドは男性にしか使ってはいけないという言説が出回っているものの、実は女性にも有効であると言われています。フィナステリドの女性への効果については、専門家の間では意見が分かれておりますが、ホルモンが原因で起こっている脱毛症であれば女性にも効くと推測されています。

    また育毛剤には、プロペシアなどの内服薬もあり、これはAGAが原因の薄毛の場合、テストステロンをDHTに変えてしまうⅡ型のリダクターゼを抑えて薄毛を遅らせるものです。ただし、こうした育毛剤にも使い続けなければ元に戻ってしまうというデメリットが存在します。

    髪の毛を植毛する

    自分の髪を移植するという自毛植毛という方法もあります。自毛植毛とは、今ある自分の側頭部から後頭部の頭髪を採取して、薄くなった部分に移植するという医療技術のことで、世界的に安全かつ効果の高い方法として認められています。この植毛手術には、FUTとFUEという2つの方法があります。

    FUTという手術では、頭髪の状態を確認し、植毛配分などを相談しながら最終的な治療プランを決めます。そしてグラフトという移植用の毛髪を採取するため後頭部の毛髪の一部を2から3mm程度の長さまで切り、頭皮を幅1cmの横長の帯状に浅く摂取します。次に採取した頭皮を顕微鏡の元で毛根単位で3つのサイズのグラフトに短時間で切り分け、その間にグラフト採取部の頭皮を縫い合わせていきます。そして専門医が毛の流れや生え際、密度を考えながら植毛予定範囲に1から2mm程度の小さなスリットを開け、株分けされたグラフトを移植していき手術終了となります。

    幹細胞から毛母細胞を移植する

    AGAの治療は、どんどん進歩しており、体性幹細胞を使って毛母細胞を作り移植するという治療法が実用化される見通しが立っています。つまり自分分自身の健康な毛髪を抜き取り、その毛根部分から幹細胞を採取し、培養したものを患部に移植するという方法で、すでに実用化レベルにまで技術は進んでいます。

    ゼラチンを摂る

    ゼラチンのタンパク質は、構成要素であるアミノ酸やペプチドに分解され、実際にゼラチンに含まれるペプチドとして発毛を促進することが示された「ヒドロキシプロリン」があります。またゼラチンには髪、肌、爪になるタンパク質としてだけではなく血流と血液量も増加させる効果もあります。

    髪の毛80%はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されており、複数の研究で 髪の成長が50%増加したことが報告されており、また髪の直径が大幅に増加して太くなって生えている髪数が増加した報告もあります。

    コラーゲンは髪の毛の根元にある真皮にあり、真皮のタンパク質の70%は網目状のコラーゲンで作られています。コラーゲンには毛乳頭や毛母細胞を活性化せる働きがあり、太くて丈夫な髪を作る手助けを行っています。一方でコラーゲンには浸水性があり、潤いを肌に閉じ込める保湿効果もあります。つまりコラーゲンによって肌の弾力とハリを保つことがで、頭皮環境を改善します。頭皮環境が改善されると血流が良くなり、髪の毛まで栄養分が行き届いて育毛効果が期待できます。

    他にも紫外外線やヘアケアなどでダメージを受けた頭皮は、頭皮環境が悪くなって固くなりがちですが、その硬くなった頭皮もコラーゲンの作用で回復するが可能です。コラーゲンは生体内に最も多く含まれるタンパク質で、生体の全タンパク質の約30%を占めています。体の細胞と細胞の隙間を埋める形で1000以上のタンパク質として存在しており、特に皮膚、骨、軟骨、腱なんかの結合組織の主要な構成成分になっています。さらにコラーゲンは体や臓器の形を支える構造材として働いて細胞同士をくっつける接着剤の役割も果たしています。

    これらの物理的な機能の他に細胞の増殖や器官の形成、傷口の治癒促進などの生態活動にもコラーゲンが大きな影響を与えていることが分かってきています。

    人の体内では常にコラーゲンの分解と合成が繰り返されていますが、加齢でこのバランスが崩れて分解の方が多くなり、これが老化現象の1つです。その老化に対抗するためにはコラーゲンを補給して、新陳代謝を促す必要があるため、ゼラチンを摂取することに注目が集まっています。

    頭皮が喜ぶ習慣

    頭皮を保湿ケア

    私たちは加齢と共に、お肌の乾燥のみならず頭皮の乾燥も問題になってきます。お風呂上がりに美容液や乳液を塗っているにも関わらず、頭皮の方の保湿は全くおろかにしているという人が多いです。頭皮の保湿の方法としては入浴後に頭皮をケアするローションを塗る方法や保湿成分が配合されているシャンプーを使用するなどといった方法があります。特にお勧めなのが保湿成分配合のシャンプーを使うことです。

    頭皮のマッサージ

    加齢によって起こる薄毛の原因の1つに頭皮の血行不良が挙げれますが、頭皮を定期的にマッサージしてあげることで、このような血行不良が改善されて、髪の毛に栄養や酸素が供給されるようになります。頭皮マッサージの方法は簡単で、指の腹で頭を優しく揉んであげるだけ、1日1回3分程度やるだけで頭皮の血行が改善されていきます。また頭皮の血行を促進し、効果的な習慣が毎日、湯舟に浸ることです。

    ホホバオイルで頭皮ケア

    無印良品のホホバオイルは、ホホバの種子から絞った天然オイルを化粧用に生成したもので、無香料無着色で安心してお使いいただけるオイルです。特におすすめなのが、ホホバオイルでシャワー前に頭皮マッサージをすることです。ホホバオイルは皮脂と混ざることで油分を溶かすクレンジング効果に優れており、毛穴に溜まった頭皮の汚れを綺麗に落とすことができます。このオイルは、刺激成分の入っていない天然オイルのため、必要な皮脂まで落としきってしまうことはなく、頭皮を傷つけずに優しいヘアケアを行うことができます。

    育毛鍼灸で発毛促進

    頭皮のマッサージは、血流が良くなることで髪への栄養が行き届きやすくなります。ある研究では毎日4分間の頭皮マッサージの効果を調べると、24週間後、参加者の髪の毛が頭皮マッサージ前よりも太くなっていたことが分かっています。頭皮マッサージが皮膚の下の血管を拡張するのに役立ち、その結果より太くて強い髪の毛につながったのではないかと考えられています。

    東洋医学では「髪は血の余り」と考えるため、頭の鍼で血流を促して、老廃物を流し、頭皮の状態を正常なサイクルに改善し、新陳代謝を活発にさせることで発毛を促進させます。具体的には、鍼で頭部にあるツボや反応点を刺激し、頭皮の血流を促して新陳代謝のサイクルを改善する治療を行います。

    また、肩こり、首こり、頭痛などの症状を改善することで、頭皮への血行不良を改善して、血液が末端まで届くようになれば、髪への栄養補給を十分に行えるようになります。

    どのくらい通院すれば良い

    抜け毛や薄毛は身体の状態の影響するため、年齢・持病・生活習慣・ストレスなどにより治療効果は大きく変わってきます。個人差はありますが、一か月を過ぎた頃から髪が少し生えてくる方が多いです。

    また、最初に実感して頂けるのは、髪のボリュームアップです。血流が改善し、髪に栄養が行き渡るようになると、髪にコシとハリが蘇り、髪全体にボリュームがでます。

    治療を継続して頂ければ、髪がよりしっかりと太く健康になるため、艶のあるきれいな髪質へと変化していくこともあります。通院の目安としては、週1回を継続的に半年から1年間通院するとより効果を実感して頂けます。

    ぜひ知識を持って自分の大切な身体を癒やしてください。

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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