インディバフェイシャルの効果

    インディバフェイシャルの効果

    美容鍼にインディバ (高周波温熱)を組み合わせることで「肌質の改善」「肌細胞の活性化」「リフトアップ効果」になど、さらに効果を高めることができます。その理由は高周波温熱(ラジオ波)によって、身体の内側にから「ジュール熱」を起こす事により、身体の内部から効率的に温めることできるからです。基礎代謝が上がることで身体全体の体質改善つながり、冷えによるトラブルや肩こり、眼精疲労、疲労回復、更年期改善などの様々な症状に効果がみられます。

    肌の透明感と血流の関係

    年齢を重ねるごとにシワ、たるみ、くすみ(STK)が気になる方が多くいらっしゃいます。その原因は、加齢と共に筋肉が硬直し、血管を圧迫して血流が悪くなるからです。血液は酸素と栄養を体中に運ぶ役目をしていますが、筋肉硬直により血液循環が滞るため、肌の新陳代謝が悪くなりターンオーバーが乱れて、老廃物が排出されず酸化が進み、むくみやくすみの原因になります。

    また、血液と同じく全身を巡るリンパ液が滞り老廃物や疲労物質が体に蓄積するため、むくみやたるみだけでなく、肩こり、便秘、冷えなどのトラブルを引き起こします。

    また肌に血液の巡りが悪くなると、当然ですが血液中の酸素が少なくなり、少なくなった血液は黒ずんだ血液になります。この黒ずんだ血液によって、お顔の肌色が悪くなり、くすんで見えてしまう原因になります。つまり血行不良が、肌のくすみを引き起こす原因になってしまうのです。

    しかし、インディバでフェイシャルケアをすると、血流が改善されて酸素を多く含んだ血液がお肌全体への行き渡るようになります。その結果、お顔の肌色が良くなり、酸素を多く含んだ血液を通して透明感のある「ワントーン明るい肌」になります。

    温めて表皮幹細胞を増やす

    美肌のためにやってはいけないことは、乾燥、日焼け、摩擦の3つです。特にマッサージで摩擦をかけることはNGですが、全てのマッサージが悪いわけではありません。押したり、少し引っ張ったりする方がコラーゲン生成を促すことが分かっています。

    2020年に発表された研究では、コラーゲン繊維に圧がかかると肌細胞の中のMRTF-Aというタンパク質が活性化されることが分かり、張力のかかっている皮膚の方がコラーゲンの産生(コラーゲン1、3、5タイプ)とエラスチンの産生が高くなることが明らかになりました。

    そして肌を温めることがコラーゲンの産生を促すことも分かっています(2022年資生堂)。肌には表皮と真皮があり、真皮で生まれた細胞は最終的に角層となります。また表皮がターンオーバーすることで細胞間脂質がつくられ肌の水分量を決めたりします。

    表皮と真皮の大きな違いは、血管があるかないかで、表皮には血管がないため、コラーゲンやエラスチンは真皮でしか産生されないと言われていました。この研究で明らかになったのは、実は毛細血管が表皮の幹細胞になっているのではないかということです。つまり毛細血管が表皮と真皮の間の基底層で、血管をつくっているペリサイトという血管の壁をつくる細胞が表皮幹細胞になることが発見されたのです。このようにターンオーバーで生まれ変わる細胞は、表皮と真皮の間にある基底層の表皮幹細胞から生み出されているため、温めて血流をよくすることが表皮の幹細胞を増やすのではないかと考えられています。

    インディバ (高周波温熱)の効果

    シワ・たるみ・くすみ(STK)の改善

    高周波エネルギーにより、皮膚の深層部(真皮層)にある線維芽細胞を刺激します。真皮層の線維芽細胞が活性化され、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、たるみや小ジワを軽減、肌にハリが出てキメの細かい艶やかさが蘇ります。また顔の筋肉を奥から刺激することで、リフトアップ効果も期待できます。

    ターンオーバーを整える

    ターンオーバーを正常な周期に戻し、アレルギーやニキビなどのトラブル肌を改善します。なぜなら高周波温熱治療器で各細胞を正常化させるときに、高い解毒作用が起こります。それによって皮膚表面のケアだけでは治らない内部要因を伴うニキビ、吹き出物なども改善させることができます。さらに皮膚表面の新陳代謝も活発になるため、繰り返しできるニキビや吹き出物の再発をも防ぐことができます。

    フェイスラインを引き締める

    体内部で発生する「ジュール熱」の温熱効果によって、余分な脂肪細胞を燃焼させることができ、フェイスラインを引き締めます。またリンパの流れや血行が良くなることで、代謝が上がり肌に溜まっていた老廃物の排出を促して、結果としてフェイスラインが引き締まります。

    デコルテや脇・首などの同時に施術することで、お顔の筋肉の下垂や頭部への血行を改善してコリを解消できます。

    インディバフェイシャルの効果

    インディバフェイシャル

    https://indiba.co.jp/

    インディバで神経線維を加速

    お肌のアンチエイジングのために、重要な役割を担うのが神経線維です。神経線維は、肌表面近くまで伸びており、肌が刺激を受けると、神経伝達物質を介してその刺激が脳に伝達されます。つまり神経繊維は、肌と脳をつなぎ、神経伝達物質が肌に生じた情報を伝えるメッセンジャーとしての役割があります。

    この神経線維によって、肌の再生の指令を出すことができるのですが、加齢によって神経繊維の密度が低下するため、情報伝達量が減ります。そのため脳が肌再生の指令を出すことが難しくなります。

    資生堂の研究では、この神経伝達物質の機能によって、肌の真皮にある線維芽細胞とコミュニケーションを取り、ハリに重要なコラーゲン生成が促されることが分かっています。ここに着目して、研究を進め神経伝達物質と線維芽細胞のコミュニケーションを強化しコラーゲン産生をより高める成分を突き止めています。

    実はこのような神経繊維の伝達スピードを上げて、肌の再生を促すことができるのが高周波温熱器のインディバです。

    インディバ 術後ケア(フェイシャル)

    ダメージを受けた細胞の修復を促進することでダウンタイムを軽減、早期治癒を促す『インディバ 術後ケア』。インディバは、骨折や肉離れなどの早期回復、手術の傷跡の回復を促したり、医療の現場でも古くから世界中で使用されている医療機器です。美容整形手術後の痛みや腫れ、内出血、拘縮のつっぱりなど、術後の痛みや見た目の違和感を早期回復が可能です。

    ご来院されるお客様の多くが、術後の見た目(内出血)やダウンタイム軽減、腫れ(むくみ)が治まらないといったお悩みをお持ちです。もちろん必ず時間と共に解消されていきますが、外出できない、人によっては痛みで眠れない方もいらっしゃいます。

    このような場合は、インディバの温熱高周波によって整形手術でダメージを受けた細胞の修復を促進することで、患部に溜まった体液の排出を促進し、早期回復を促すことで、そのまま放置するより内出血の色や腫れ、痛みを軽減することができます。もちろん個人差がありますが、特に内出血の赤黒色や強い痛みなどは、翌日に変化を感じることが多いと思います。

    その他にも脂肪吸引やリフト手術の腫れ、骨切りなどの腫れで口が動かせない、術後の痛みの軽減、目の周りの内出血の色の残りなど、インディバの温熱高周波は効果的に作用します。

    また、術後1~3ヶ月以上と経っているのに患部が硬くなり、動かし悪くなっているというご相談も多いです。このような場合は、細胞の修復が進んでいない可能性があります。特に傷口が塞がり、ある程度回復すると治るスピードが極端に遅くなるのを感じる方が多くいます。

    インディバは、細胞の修復が進んでいない状態でも、完全に治るところまで細胞の修復を促進し、細胞を再び活性化していくことができます。術後、相当な時間が経っている箇所でも、インディバ施術ケアを施術することで、患部が柔らかくなったり、傷跡が薄くさせることが可能です。

    特に、人中短縮した部位がいつまでも硬い、脂肪吸引をした部位が凹凸して硬い、吸引やリフトの後、しびれや引張感を感じる、二重まぶたの整形後、腫れぼったい感じがなくならないなど、アフターケアにインディバ術後ケアはおすすめです。

    そして、ハリニーのインディバ術後ケアでは、心理面でのケアにも重点を置いています。特に美容手術に関しては、誰にも相談できないという方が多くいらっしゃいます。またダウンタイム中に、本当に元に戻るのだろうかと不安になったり、その不安を誰とも共有できないことから、さらにネガティブな気持ちになってしまうケースが多々あります。

    ハリニーは、美容鍼灸院です。お客様の健康と美容をケアさせて頂く美容鍼灸院として長きに渡って培ってきた技術や知識のもと、責任を持って施術させて頂きますので、どんな些細なことでもご相談下さい。もちろん、お客さまが受けた美容手術や美容クリニックの手術の良し悪しを指摘するようなことはございませんが、術後のご不安感が解消されるよう尽力させて頂きます。

    インディバ術後ケア(フェイシャル)の開始時期

    術後1から3日目から痛みや腫れが強くなり(出血が止まるまで最大72時間かかります。その間は冷やして安静に)、5から7日目に腫れがピークになります。その後、少しずつ痛みや腫れは軽減されると同時に拘縮が目立ち始めます。そして術後3週間から1.5ヶ月で、その拘縮がピークになります。

    当院では特に問題がなければ、術後5から10日目からご来院下さい。また痛みや腫れ、内出血が強く感じる場合は、最短で術後4日目から可能です。当院では患部の状態に合わせて、インディバの出力や圧を調整して、慎重に施術していきます。インディバの0,448mHzという高周波の深部加温によって、傷ついた細胞に対して修復を促すように丁寧に施術します。ご提案させて頂いているベースケースは、術後1ヶ月で完成形に近い状態となっていることを目指し、術後1週間前後から4から6日おきに施術という形が多くなっています。

    例えば、腫れが引いた後も腫れ(むくみ)が治らず、いつまでも顔や目元がふくらんでいる方も多いです。こめかみや耳下腺やデコルテなどまで施術を拡げ、リンパの流れを改善し、リンパを補修していくことで、むくみそのものに対しても同時にケアをしていきます。

    当院が取り扱うインディバについて

    インディバ機種には、クリニック専用機器(MD)、スポーツ医療専用機器(HCR)、エステティック専用機器(ER)の3種類ございますが、当院は全ての機種を扱っております。また当院ではプロ野球大谷翔平選手を始めとした多くのプロスポーツ選手が使用しているフィジオラジオスティムMH2も利用しております。

    当院が取り扱うインディバについて

    美容鍼×インディバ (高周波温熱)の持続性

    初めて美容鍼を受けられた方の持続性は約1週間~2週間ほどだと言われています。同じく高周波温熱(ラジオ波)単独での効果の持続性は約1週間と言われています。美容鍼と高周波温熱(ラジオ波)を組み合わせた施術の持続性はこれらより長くなる傾向がありますが、いずれにせよ数回通うことで新陳代謝が高まり、効果を持続させることできるようになります。

    施術の回数を重ねるごとに体質が改善されるため、効果が持続する時間が長くなり、3~4回の施術を行った後では最大で1カ月ほど効果が持続すると言われています。また次施術を行う場合には、前回の効果が残っているタイミングで行うことで効果が持続しやすくなるとも言われています。ご参考にしてください。

    【本コラムの監修】

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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