
美しさと健康のための美容dayの過ごし方を、東洋医学の知見などを交えてご紹介します。
美容day早起き
朝日を浴びることがとても健康に良いことが医学的にも解明されています。その理由は「セロトニン」というホルモン分泌の流れにあります。幸せホルモンの「セロトニン」は、脳内の神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロールに深く関わっています。このセロトニンは、朝日を浴びることで分泌が始まり、日中にかけて分泌量が増えていきます。感情や気分を安定させるうえで重要な役割を担うのがセロトニンです。
また、東洋医学的には、朝5時~7時は大腸の排毒時間でもあるので、この時間にトイレに行きましょう。大腸の働きによって体内の老化した細胞や血液を便に変換し、消化吸収されなかった食べ物は排泄されます。
美容day運動
朝食前は、夕食後から時間が経っており、空腹状態のため脂肪が燃焼しやすい時間帯です。なぜなら血液中の糖分が少ないため、活動に必要なエネルギーをつくり出すことが難しいため、糖分の替わりとして体内に蓄えている脂肪を燃焼することでエネルギーとするからです。また朝のうちに運動で体を動かすと、代謝の高い状態を維持できます。
美容day朝食
朝食を摂る、摂らない、色々な考え方がありますが、体にとっては朝食を食べることは、私たちの体がこれから活動するための準備をする上でとても重要な役割をしてくれます。
朝食を食べると消化に関わる内臓が動き出します。その時に発生した熱が寝ていた間に体温が低下した私たちの体を温めてくれるのです。車で言うと走り出す前にエンジンをかけて準備をしている状態になります。実際に朝食をとっている人ととっていない人では体温上昇、また体温維持にも差が出ていると言う研究結果もあります。
美容day美容鍼灸院で温活
美容鍼でお肌のケアした後、高周波温熱による施術は、身体を温めながらリンパドレナージュを行うことができるため、まるで温かい手でオールハンドの施術を受けている様な気持ち良さを体感して頂けます。熱が内部で保持されている結果、血流やリンパの流れを改善し、代謝が促進され、老廃物の排出やお肌のターンオーバーも活発になります。また、高い体温を保持することで、肌も美しく、人が本来持つ健康で美しい身体へと導くことができます。
美容day夕食
夕食時の18時~20時は情緒が不安点になる時間です。ここはちょっとのことでイライラしやすいので、イライラしやすいことをするのはやめましょう。
希望としては夕食を食べる時間は最低でも20時までには食べていただきたいです。食事をしてから消化が落ち着くまで、最低でも3時間程度は必要です。なぜなら寝る直前までの食事は、身体が消化吸収に集中することになり、睡眠時に脳や身体を休めることができなくなるからです。その結果、睡眠の質が下がります。また、そのほかに気をつけたいことが、睡眠前の飲み物です。アルコールやカフェインが含まれている飲み物も、睡眠の質を下げることに繋がるので控えめにしましょう。
美容day自宅ケア(お風呂)
入浴法によってヒートショックプロテイン(HSP)を増やしましょう。紫外線を浴びると、体内のタンパク質は破壊されますがそのタンパク質をもとの構造に戻してくれる働きを持つのがHSPです。また体の疲労を回復させ疲れにくい体作りや健康増進作用があります。
HPSを増加させるには体の深部体温を上げることが必要なため、通常よりも熱めの40~42℃のお湯に15分ほどしっかり浸かることです。また、入浴後の10分間は、体内に熱がこもった状態をキープし続けることも大切です。
美容day自宅ケア(リラックス)
東洋医学的には、21時~23時が免疫系統の排毒時間です。この時間から体が順番に排毒を始めるので、食事はなるべくこの前に済ませてください。また、この時間は血液中の白血球の量が倍になって体温が下がり始めるので、のんびり音楽を聴くなどしてリラックスして下さい。
※白血球は菌や老廃物を防御したりする場所。
美容day質の高い睡眠
東洋医学的には23時には熟睡するのが理想的です。肝臓以外の大部分の人体器官の動きがスローダウンする時間帯です。肝臓は、人体の毒素を取り除いてくれますが、この排毒過程は熟睡中でないと起こりません。美肌にとっても入眠後3時間は、代謝を促す成長ホルモンを最大限に分泌させてくれる時間です。
そのため、質のよい睡眠にするためにも睡眠の30分~1時間前は、スマホやPCの使用を控えましょう。
【本コラムの監修】

・経歴
大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。