ダイエットにも効く、電気を流す美容鍼

    ダイエットにも効く、電気を流す美容鍼

    綺麗になるためダイエットに挑戦して、痩せたのに身体に負担がかかり肌荒れや体調を崩してしまったことありませんか?また、コロナ自粛が長引く中で、家でついついお菓子を食べてしまうことも。無理な食事制限などによる食欲を抑えることで、一時的に痩せたとしても、いずれリバウンドやストレスによる過食につながってしまう方もいます。また食事制限によって栄養が偏り、ホルモンバランスが乱れ、代謝が低下して瘦せにくい体になってしまうリスクもあります。

    ハリニーでは健康に痩せるということを大切に考えています。肌と心と身体に無理のないダイエットとして、美容鍼によって食欲抑制し、太りにくい身体を保ち、健康的な美しさを手に入れることをサポートします。

    ダイエットに体重計は不要

    体重計を見て、増えたり減ったり一喜一憂する必要はありません。なぜなら1、2kgの増減は体内の水分量の変化によるものが大きいからです。例えば炭水化物を摂ると筋肉内の水分量が増えます。それは乾麺を茹でると水分を吸って体積が増えように、炭水化物は水との親和性が高いからです。筋肉量が測れる体組成計に載れば、炭水化物を摂った翌日には体重だけでなく、筋肉量を増えていると出ることがあります。それはブドウ糖が長い鎖状になった物質グリコーゲンが筋肉に増えたことで筋肉の水分量が増えたからです。特に筋トレをした後に筋肉に水分が集まってむくむため、体重が一時的に増えたりすることもあります。

    また、糖質制限するとすぐ痩せるというのは、それはグルコースの摂取が減り体内の水分が抜けたからです。残念ながら短期間で体脂肪が減ったわけではありません。

    このようにダイエットがうまくいっているかどうかを体重計だけで判断することは間違いです。体内の水分量で体重は数kg変動し、その数字だけで判断はできません。ダイエットのために減らすべきなのは体重ではなく体脂肪量です。そして美ボディには脂肪よりも重たい筋肉の量を増やす必要があります。

    ダイエット飲料で太る

    ダイエットしているとカロリーゼロや糖質ゼロの飲料を選びたくなりますが、人工甘味料が含まれた飲み物は逆に太ってしまうということが複数の研究によって示唆されています。なぜ人工甘味料入りのダイエット飲料で太るのかは、様々な説の中で解りやすいのが、人工甘味料によって味覚障害が引き起こされてしまうからです。

    人工甘味料の代表であるアスパルテームは砂糖の200倍、スクラロースは砂糖の600倍、最近良く見られるネオテームは砂糖の約7000から1万3000倍の甘さと言われています。この強い甘さに慣れて味覚が鈍り、果物などの自然な甘さでは物足りなくなります。これは塩分なども同じく、普段から塩分に慣れていると病院食などで味が薄いと感じます。

    さらに人工甘味料は脳へ強い刺激を与える一方で、血液中にはそれに見合うだけの糖質がないため、脳がパニックを起こしてホルモンバランスが乱れてしまい、ホルモンであるインスリンの効き目に異常が生じて、血糖値の調整と脂肪の燃焼が妨げられることで太ってしまうと言われています。

    また甘いものを食べると脳の報酬系が刺激されて幸せホルモンであるセロトニンやドーパミンが放出されますが、人工甘味料はこの報酬系が刺激されないため、もっと甘いものを食べて報酬系を刺激するように働き、食欲を高めたりして甘いものを食べさせようとします。

    さらに甘いものを食べると胃から食欲を促進するグレインというホルモンが分泌されるため、人工甘味料も同じく食欲が増します。アメリカがん協会が発表した論文によると78694人の女性を対象に、人工甘味料を摂っていた方は1年後体重が増える傾向が高いことも分かっています。特に人工甘味料入りのダイエット飲料では、肥満を減少させることはなく、肥満になるリスクを47%も高めると結論付けています(テキサス大学5158人を対象)。

    睡眠不足で太る

    睡眠不足になると、意志力のみならず、注意力や記憶力といった認知機能も低下します。人の高度な認知機能である注意機能や実行機能は、自己の抑制コントロールを司っている前頭前皮質の働きによって、目的に向けて計画的に行動することができます。

    しかし、睡眠不足になると脳への血流が減り、グルコース代謝が低下することで、前頭前皮質の働きも低下し、つまりダイエットへの意志力も低下させてしまいます。

    さらに近年の研究では、睡眠不足が食欲を高めてしまうことも分かっています。食欲は食欲を増進させるホルモンのレプチン、食欲を抑制するホルモンのグレリンによって制御されています。2004年のスタンフォード大学の睡眠時間と食欲調整ホルモンとの関連を調査した研究によると、睡眠不足によってグレリンが増加、レプチンが減少することが分かっています。また睡眠不足による意志力の低下や食欲の増加は、摂取する食品の栄養素や加工状況の選択にも影響を与えています。つまり睡眠不足は主食の摂取量を減らして、代わりにスナック菓子などの間食の摂取を増やすことも分かっています。

    短期集中ダイエットで食欲が上がる

    最近の研究では、短期集中ダイエットによって長期に渡り食欲が上がってしまうことが分かっています。私たちの体は飢餓状態になると、満腹ホルモンの作用が抑えられ、食べ過ぎやすい状態になり、たまに食事にありつけた時に沢山食べて蓄えて置けるよう体が変化します。一度のでもこのような飢餓モードに切り替わると、その後なかなか元の状態には戻りません。肥満患者を対象に10習慣の厳格な摂取カロリー制限を行ったところ、カロリー制限終了1年後の調査時でも、以前として食欲ホルモンの高値と、満腹ホルモンの低下が確認されています。

    なぜすぐに太ってしまうのか

    体脂肪というと体に不要な悪の存在と思われるかも知れません。しかし脂肪は栄養を蓄える貯蔵庫としての役割、体温を保持する役割と衝撃から体を守る役割があります。一方で肥満は万病の元と言われるように、病気の原因になります。

    そもそも脂肪は、食べたものが筋肉や内臓に取り込まれ、余ったものがいざという時のために体脂肪として貯蔵されたものです。これが行き過ぎると肥満となります。特に炭水化物に含まれる糖は、最終的にはブドウ糖や果糖に変換されるのですが、血液中にブドウ糖が増えることで、膵臓からインスリンが分泌します。このインスリンは血液中からブドウ糖をグリコーゲンに分解して肝臓や筋肉に貯蔵していきます。しかし貯め込める量に限界があり、余っているブドウ糖は中性脂肪に貯め込まれていきます。つまり筋肉や内臓が必要としている以上の栄養を摂ると、体脂肪として蓄積されるのです。しかもこの脂肪細胞は膨らみ分裂するという性質があるため、いくらでも貯め込むことができると言われています。これが体脂肪の増えるメカニズムです。

    体脂肪には全身の皮膚の下につく皮下脂肪と内臓の周りにつく内臓脂肪があります。特に内臓脂肪が増えすぎると健康に悪影響を及ぼします。内臓脂肪は皮下脂肪よりも活性度が高く、脂肪細胞から様々な物質を分泌して体に影響を与えます。特に内臓脂肪型の肥満の人は健康リスクが高くなります。特に閉経を迎えた女性は、皮下脂肪をつきやすくするエストロゲンの分泌が減ってしまうため内臓脂肪がつきやすくなる傾向があります。

    肥満の70%は遺伝

    現代社会では、様々な理由で肥満が引き起こされていますが、肥満の原因を個人の責任論にすること多くあります。何を食べるかも、運動するかも自分の責任であると考えられています。

    しかし、国外の研究で肥満は遺伝に占める割合が大きいことが分かっています。例えば、デンマークで行われた研究では、養子を迎え入れた親子と養子の間に相関関係が見られませんでした。つまり養子が大人になった時の体重に違いがなく、養子として迎え入れられた家での環境の影響は全くなかったということです。育てられた親が太っていようが痩せていようが、子供には関係がなく、生みの親を比べると、両者の体重には一貫した相関関係が見られました。

    どのぐらい肥満に遺伝が影響しているかは、別々の環境で育てられた一卵性の双子研究から分かります。遺伝子が100%同じ双子が別々の環境で育てられた場合にどうなるかを調査したところ、違いが見られず結論では約70%が遺伝で決まるということが分かっています。このように圧倒的に遺伝の影響が大きいことが分かっており、一概に個人の責任論で非難するのは間違っていることが分かります。

    一方で、日本の理化学研究所の研究では30%が遺伝という報告があります。遺伝的には、肥満が子の体型に与える影響はごくわずかであると言われています。同じ親から生まれた兄弟でも、それぞれ別の過程で育てられると、環境次第で痩せた体型にも、肥満体型になることが知られています。

    その理由が、親が太っている場合は、太りやすい食事であり、食習慣や味付けの好みは、概ね幼少期の家庭環境で決まるとも言われています。つまり太りやすい習慣が身体に身に付いてしまっているのです。また親が太っているため、自分も太りやすいと考えてしまい、食生活の改善に至らないことも一つの理由です。

    いずれにせよ、体重は自分でコントロールできる部分が多くありますが、遺伝的に太りやすい人は、生活習慣や食生活に気を使う必要があります。

    運動で痩せることはできない

    多くの人がダイエットしたいなら食事に気を使い運動することが良いというアドバイスを受けたことがあると思います。しかし食事に気を使うことは良いですが、運動することが良いとは言えません。なぜなら運動する人が増えても肥満の人が減らないという統計的なデータがあるからです。

    例えば、米国国民健康栄養調査のデータを見ても、2001年から2011年にかけて運動量は増えているものの、肥満も増えているという調査があります。つまり運動しても効果は得られないということです。

    運動しても痩せない理由は、①運動するとその分食べるから、②有酸素運動で痩せにくい体になるからです。

    前者は、激しい運動の後はいつもより多く食べてしまうのは、ホメオスタシスにあります。ホメオスタシスとは、体を一定の状態に維持する働きのことで、例えばサウナに入っても、寒いところに行っても体温はある一定状態を保つのは、自律神経が機能して体温を一定に調整するというホメオスタシスがあるからです。同じように運動でカロリーを消費すれば、脳はカロリーを取り入れるように指示し、食べたくなります。これが運動しても痩せない理由になります。

    後者は、ジョギングやマラソンなどの有酸素運動は痩せにくい体を作ってしまいます。筋肉は、素早い動きに対応する「速筋」と、持久的な働きを担う「遅筋」があります。ジョギングやマラソンは「遅筋」を鍛えることになり、それが体をより省エネモードの痩せにくい体を作ってしまうのです。

    医学的には、脂肪を燃やして熱に変えるUCPというタンパク質が、有酸素運動で活性化されなくなり、その結果、体は省エネモードになることが分かっています。つまり有酸素運動で持久力を鍛えると、身体がエネルギーを効率よく使えるようになるため、脂肪を効率よく使われてなかなか消費されないということになります。

    一気に痩せる方法はない

    短期間で一気に体重を減らすようなダイエット法は、単純に体の水分量が減っている可能性があります。特に肝臓や筋肉に蓄えられている糖質がエネルギーとして使われる時は一気に水分量が減ります。だから糖質制限は一気に体重が減っているように見えますが、結局水分なのですぐに戻ります。

    ダイエットは長期戦であり、毎日の食生活が非常に大事です。まずは、加工食品(お菓子、ジューブ、ファーストフードなど)を止めるのがどの正しいダイエットにも共通していることです。それでも体重が減らないのであれば他の方法を考えてみましょう。

    次に考えるのが調味料です。特に異性化糖には注意しましょう。異性化糖は果糖ブドウ糖液糖などのことで、果糖の含有量が普通の砂糖よりも多く、より甘く、より血糖値をあげにくいという性質があります。血糖値を上げないから良いと思われるかもしれませんが、果糖は肝臓に直接ダメージを与え脂肪肝の引き金になります。そして脂肪肝はインスリン抵抗性を高め、結果的に肥満の引き金となります。

    次に考えることが糖質量のチェックです。現代人の食生活は糖質過多になっており、適度に糖質制限しましょう。

    同じ食事で痩せる人、太る人

    痩せやすい人、太りやすい人の大きな違いは基礎代謝の違いにあります。太りやすい人は基礎代謝量が同年代の人よりも少ない傾向にあり、代謝されずに余ったエネルギーが体脂肪として蓄積されやすいからです。その基礎代謝量を下げてしまう原因に、筋肉量の減少があります。筋肉は基礎代謝量の約22%を消費しますが、加齢と共に筋肉量が減少するため、その筋肉量と基礎代謝量を維持するためには適度な運動が必要になります。

    運動をせず、食事制限のみのダイエットを実行して筋肉量が減ってしまうと、代謝が悪くなるため後々リバンウンドを招く結果となりかねません。また太りやすい、痩せやすい原因に腸内細菌の状態が影響しているのではないかという研究もあります。腸内に住むビフィズス菌、酪酸菌、バクテロイデス菌などは食物繊維やオリゴ糖を分解して短鎖脂肪酸を作り出します。その短鎖脂肪酸によって脳が活性化してエネルギー消費が高まります。つまり腸内にそれらの菌を沢山持っていれば、脂肪が付きにくい体質になります。

    しかし、腸内環境の状態は人それぞれのため、確実にダイエットしたいのであれば、運動で徐々に筋肉量を増やしながら代謝量を高める方が間違いありません。

    痩せる鍵は基礎代謝

    脂肪をつけないようにするには、基礎代謝を上げることが重要です。基礎代謝は、自分で意識しなくても常に消費し続けるエネルギーのことです。つまり自動的に消費されるエネルギーのことです。基礎代謝は20代をピークにして後は落ちていきます。

    ここで注目して頂きたいのは、筋肉は脂肪の約3倍もエネルギーを消費するということです。つまり筋肉をつけることで効率よく基礎代謝を増やすことができます。筋トレして太りにくくなるのは、筋肉がつくことで基礎代謝が増えるからです。ちなみに女性は男性よりも筋肉がつきづらい構造になっているため、少々筋トレしたところでムキムキにはなりません。

    合計運動時間で太りにくい身体に

    痩せるためには、食事制限でだけでなく体脂肪を燃焼させる必要があります。もちろん体重を落とすだけなら食事制限だけでも可能です。しかし健康的に美しく痩せるためには運動が欠かせません。

    どんな運動が良いのか、それはその人の運動習慣や体力、確保できる時間によっても変わってきます。しかし大切なのは運動をするかではなく、そもそも体を動かすことです。遠回りして歩く距離を長くする、なるべく階段を利用する、立って仕事をするなど、定期的に体を動かす習慣を身につけることで様々なメリットを受けることができます。

    ところで、低炭水化物ダイエットや糖質制限ダイエットに挑戦されている方も多いと思いますが、ただし炭水化物は生きていく上では欠かせないエネルギーです。これらのダイエットが注目された理由は、効果が高いことはもちろんですが、日本人はそもそも炭水化物の摂り過ぎだからです。なので炭水化物を20g以下にすることになると体調不良になったりします。また炭水化物を減らし過ぎると、体が危機状態と判断して、体脂肪として栄養を貯め込みやすくなることも分かっています。無理な糖質制限は健康を害すだけなので気をつけましょう。

    運動習慣を身につけることで、摂取した栄養を脂肪に変えていく酵素の働きを弱めることができます。定期的に続けると脂肪の合成がさらに鈍くなり太りにくい身体になることができるだけでなく、基礎代謝が上がり、自動的にカロリーが燃焼されていくため太りにくい身体になります。

    運動不足は喫煙習慣よりも健康に悪いというデータもあります。何が何でも運動習慣を身につけて頂きたいですが、日常の行動や動作の中に少し余計に体を動かす要素を取り入れることで運動時間を確保していきましょう。

    とにかく何でも良いのでいつもより余計に体を動かそうと日常生活の中で意識することが大切です。こんな細切れの運動時間でも効果が高く、運動は合計時間が大事であり、大切なのはトータルの運動量です。例えば有酸素運動は一度に長い時間やっても数回に分けてもトータルの運動時間と強度が同じなら消費カロリーも同じになります。

    水を小まめに飲む

    1日に飲む水の量の目安は1.5Lから2Lです。2020年の最新研究では、水を沢山飲むことは肥満の予防、メタボや糖尿病の改善効果があることが分かっています。肥満や糖尿病の人は、「バソプレッシン」という水分を脂肪として貯蔵するホルモンの分泌量が多くなることが知られています。これらの人が喉が乾きやすくなったり、脱水症状になるのは水分が脂肪として蓄えられることが原因です。このバソプレッシンは、水を沢山飲むことで分泌量を抑制することができます

    特に肥満の方は積極的に水を飲むことで、血流が良くなり、隅々まで酸素や栄養が運ばれて基礎代謝がアップします。代謝が良くなり体温が1度上がると基礎代謝が13%上がり、当然消費カロリーが増えることで痩せやすい体質に変化していきます。

    そして水を飲むことで便秘が解消されて、溜まった老廃物が体の外に排泄されやすくなります。食事で摂取した添加物や化学物質などの不純物は老廃物となって体重の4%ぐらいの量が体内に溜まっていると言われています。この老廃物をスムーズに排出するためにも水分をしっかり摂る必要があります。ただし、1回で大量に水を飲むと下痢や冷えによって痩せにくくなるので、1回に飲む量は少なめを意識して飲む回数を多くすることがオススメです。

    鰹だしと昆布だし

    京都大学の研究によれば食事の前に鰹だしを1杯飲むだけで、健康的に痩せられる効果があると指摘されています。この研究では空腹状態の被験者に同カロリーの鰹だしと砂糖水をそれぞれ飲んでもらい、胃の活動を計測したところ、だしを飲んだ場合では胃の活動が活発化して満腹感が高まるということが分かりました。また同時に食事をすることで長く食べ物が胃に留まり、腹持ちが良くなることも分かっています。鰹の旨味成分には、脳の報酬形という部分を刺激する働きがあります。この報酬系が刺激された状態で食事をすると満腹感が得られやすいことが知られていて、結果的に食事の量が減って食べ過ぎを抑えてくれる効果があります。

    また鰹出しには、ヒスチジンやアンセリンといった珍しい栄養素が含まれています。これらの栄養素は血流を改善することで、肩こりや眼精疲労といった不快な症状を和らげてくれると言われています。さらに鰹出しには、ビタミンDやカリウムなど数々のビタミンやミネラルが含まれています。

    一方で、別の研究では昆布だしには食欲を抑える効果はなかったと結論付けられています。しかし昆布だしには満腹感によって食欲を抑えるのとは別のメカニズムで肥満を予防する効果があると言われています。昆布だしには、アルギン酸という栄養素が豊富に含まれており、アルギン酸が血糖値の急激な上昇を抑えてくれることが知られています。

    血糖値が急激に上昇してしまうとインスリンによって血液中に漂っている糖が中性脂肪へと変換され、細胞の中に蓄積されてしまいます。昆布だしを食前や食中に飲むことによって、このような血糖上昇を抑えて脂肪蓄積を抑制してくれる効果が期待できます。

    また、昆布出しには昆布由来のフコイダンが豊富に含まれています。フコイダンは健康的な水溶性食物繊維として大注目されている栄養素で、便にぬめりを持たせることで便通を良くしてくれる効果が期待できます。またマウスを用いた実験ではフコイダンには高脂肪食によって誘発される肥満や脂肪感を抑制 する効果があることも分かっており、糖尿病モデルマウスの血糖上昇を抑えてくれる効果も確認されています。さらにフコイダンにはがん細胞に特異的にアポトーシスを引き起こすという画期的な効果があることも分かっています。

    アポトーシスというのは細胞死のことで、がん細胞に限らず全ての細胞が自ら死滅することを意味します。一般に医療現場で使われる抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常な細胞までアポトーシスを誘導してしまうため、多くの副作用がありますが、フコイダンには正常細胞に対する毒性はなく、がん細胞だけをターゲットに滅させてくれる効果が報告されています。このように鰹出しや昆出しには腸内環境の改善や肥満のみならず、がんの予防に至るまであらゆる効果を期待することができます。

    タンパク質は夜に摂る

    効率的に脂肪燃焼をして痩せるには何を食べるかだけでなく、それをいつ食べるかというタイミングも重要な視点になってきます。実は食べ物を食べるとそれだけで代謝量がアップして脂肪燃焼効率が高まることが知られています。食べ物を食べることで、このように代謝がアップすることを食事誘発性熱産生と言って食事をした後は、例え寝そべっていても代謝量がアップすることが知られています。

    これは食事から吸収された栄養素が分解される過程で、熱が生み出されるためと考えられています。様々な栄養素のうち食事誘発性熱産生が最も高いのはタンパク質であると考えられています。また食事誘発性熱産生は食後1時間で最高値に達した後、徐々に減りつつも5時間から10時間持続すると言われています。そのためタンパク質を多く含むお肉や魚などの食べ物は、できる限り夜食べるのがおすすめになります。

    夜寝ている間は、身体活動が最小限のため消費カロリーが少ない状態になっています。このように消費カロリーが少ない状態では脂肪が蓄積しやすく、夜に糖質やカロリー過剰の食べ物を食べてしまうとその分がどんどんお腹回りの脂肪として溜まってしまいます。しかし夜ご飯にタンパク質を食べれば食事誘発性熱産生によって夜寝ている間にも代謝がアップした状態を保つことができます。そのため寝ている間も勝手に脂肪燃焼を促すことができ、効率的に痩せることができます。

    さらにおすすめなのが、夜にタンパク質と共に辛いものを食べることです。夜キムチ鍋を食べることでタンパク質によって食事誘発性熱産生が促されるのみならず、辛さの源であるカプサシンの効果によってさらに体温が上がり、代謝がアップします。おまけにキムチ鍋の材料であるキムチというのは発酵食品で腸内環境が改善することで痩せられるメリットを教授することもできるでしょう。特にキムチに含まれる乳酸菌は植物性乳酸菌と言って動物性乳酸菌とは違い、胃の中で分解されず生きたまま腸に届くと考えられています。さらにキムチは食物繊維も豊富のため、腸内環境の改善を期待することができます。

    ただし、キムチ鍋を食べる際は塩分の取り過ぎには注意するようにしましょう。夜ご飯に塩分を取りすぎると夜間のむくみの原因になることが知られています。むくみもまた脂肪と同じで私たちの体を太って見せてしまう要因のため、キムチ鍋を食べる時は塩分量の多い市販のスープを使うのでは控えましょう。

    高野豆腐が持つレジスタントプロテイン

    大豆は畑のお肉と呼ばれるように肉と並んでタンパク質量の豊富な食材として知られています。そのイメージから豆腐もまたタンパク質がたっぷりだと思っている方も多いことでしょう。確かに豆腐には、そこそこのタンパク質が含まれていますが、納豆などの他の大豆食品と比べて意外にもタンパク質量は多くないということが分かります。一般的な豆腐のタンパク質量は100gあたり5g程度ですが、一方で納豆のタンパク質量は100gあたり17g程度と圧倒的に多いことが分かります。天然のにがりを使って古くからの製法で作られた豆腐にはタンパク質以外にも良質なミネラルがたっぷり含まれているため、一概に豆腐が悪いというわけではありません。しかし同じ大豆食品の中では、タンパク質源としては物足りないということが言えます。

    しかし、豆腐の中でも高野豆腐だけは別格です。高野豆腐は、およそ50%がタンパク質からできていて、100gあたり50gという圧倒的なタンパク質量を誇っています。実は一般的な絹豆腐や木綿豆腐は、その9割が水分であり、豊富なミネラルの秘訣は、この水分にあります。一方で高野豆腐は、このような豆腐を乾燥させてタンパク質を凝縮させた食べ物のため、タンパク質量がとても多くなるのは当然と言えます。

    ちなみにタンパク質が非常に豊富な食材として知られているマグロの赤身でさえ、100gあたりのタンパク質量は28g程度であり、高野豆腐の足元にも及びません。それだけでなく大豆由来の高野豆腐には、肉や魚にはない大豆イソフラボンとサポニンといった栄養素が含まれています。

    イソフラボンは、お腹回りの内臓脂肪を取ってくれる働きがあり、サポニンには腸内でブドウ糖の吸収を抑えることで脂肪蓄積を予防してくれる効果があります。さらに筋トレ後にタンパク質たっぷりの高野豆腐を食べれば、筋肉がついて代謝が高まりさらなる脂肪燃焼効果を期待することができます。

    さらに最近では高野豆腐が持つレジスタントプロテインの効能にも注目されています。レジスタントプロテインは、タンパク質の一種ですが、一般的なタンパク質がアミノ酸に分解されて吸収されてしまうのに対し、レジスタントプロテインは、消化が緩やかで長く体内に留まることで様々な有益な働きがあると言われています。特に注目されているのが、レジスタントプロテインが小腸で余分な脂質を吸着し、それを包み込んだまま体外へ排出してくれる効果です。このようなレジスタントプロテインの効果によって悪玉コレステロール値が改善し、血液がサラサラになったり、肥満を予防してくれる効果があると言われています。

    高野豆腐に含まれるレジスタントプロテインについて調査した2016年の研究では、高野豆腐に含まれるタンパク質のうち、およそ1/3がレジスタントプロテインであり、その割合は原料である大豆の2倍以上であることが分かっています。これはレジスタントプロテインが高野豆腐の製造過程で凝縮されることを意味しています。このように高野豆腐はそこに含まれる圧倒的なタンパク質と高濃度のレジスタントプロテインによって健康的な痩せ体質を作る効果を持つことが分かります。

    美容鍼でダイエット

    美容鍼が健康的なダイエットにつながるのは、お顔の美容鍼でなく、全身を鍼によってアプローチするからです。つまり東洋医学の気・血・水の流れを改善し、基礎代謝を上げて脂肪が燃えやすく瘦せやすい身体に改善していきます。具体的には、耳には食欲を抑制し過食を防ぐツボ、胃腸の働きを整えるツボ、腕には自律神経の乱れを整えて過剰な食欲を抑制するツボがあります。これらにアプローチして摂食中枢に働きかけて、無理なく食欲を抑えることができます。

    その他にも、代謝機能は自律神経によって調整されおり、過剰なストレスで自律神経が乱れると代謝機能も低下します。その場合、手首にあるツボ(内関)を刺激することで自律神経を整えて代謝機能の低下を改善することができます。また鍼に低周波の電流が流れると電極付近の筋肉が収縮し、電流が止まると筋肉は弛緩します。この弛緩したときに血液が送り込まれるため、老廃物を含む血液が送り出されます。これを一定のリズムで繰り返すことで、老廃物の代謝や血行が促進されます。

    美容鍼によるダイエットは、無理な食事制限に比べて肌心身への負担やストレスが少なく、健康的な状態を保つことができるため、つまり身体の内面の調和が自然と外面の美しさとなって現れてきます。

    たるみにも効くダイエットのツボ

    健康的なダイエットのためには、生活習慣の見直しと体内環境を改善することが不可欠です。お家でできるダイエットのツボをご紹介します。

    食欲を抑えるツボ:内関(ないかん)や飢点(きてん)を刺激して、自律神経のバランスが整え、過剰な食欲を抑えることができます。

    ダイエットのツボ1
    ダイエットのツボ2

    体を整えつつ、頬のハリを取り戻す「頬車(きょうしゃ)」、頬のたるみによる目や口のゆがみに効果的な「下関(げかん)」のツボを押してください。

    二重あごに効果的なツボ

    腸の調子を整えるツボ:便秘などの腸の不調の場合は、おへその左右にある「天枢(てんすう)」を押してください。

    ダイエットのツボ3

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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