
「こうしたい」という思いには、「欲」と「望」があります。
「欲」は、満たされていないことを感じてそれを満たそうとする望みの事で、満たされたと思っても、また新たな不足を感じ、いつまで経っても満たされないような望みのことです。
「望」は、自分がこうありたいと願う心の事で、具体的な最終目的地があるものです。その感情は「楽しい」「うれしい」などの喜びの感情から生まれます。
例えば、「今のままの自分では愛されないからキレイになりたい」という場合は、不安や不満からキレイになりたいという、何かに枯渇した感情があって、欠けている部分を補おうとする願いです。
「欠乏感を満たす」ことの動機の多くは、「欲」の願いであり、それが叶ったとしても、次々に満たされないさらなる欲が湧いてくるでしょう。
この「欲」を抑えるためには、「満たされている」と思える心が必要ですが、それはそれで難しいです。また「欲」が悪いのではなく、生きる力となる面もある為、程よく付き合ってコントロール出来るというのが理想です。
一方で「あの人に好かれるような自分になりたい」はどうでしょうか?
ここには、あくまで「自分」が基準にあり、よりよくなりたいという願いは、「今のままでは自分がダメだから」という自己否定的な思いがありません。
しかし「今の自分が嫌だから」という言葉があるのであれば、それは自己否定的な思いがベースになっています。
キレイになりたい「望」
「欲」は満たされない思いで、キリがなく、自己否定的なものというのは理解できましたか?
なぜ、キレイになりたいは「欲」ではなく、「望」なのか。それは人の潜在意識にあります。
自己否定的な思いで、何度もたくさんの量を無意識に考えることは、潜在意識に刷り込まれていきます。そのため、何かに失敗した時、「自分にはできない」といった思いがクセ付けられることがあります。
例えばダイエット。痩せようと挑戦するものの、潜在意識の中では「自分にはできない」という思いがあるため、結果的に痩せられないことが現実になってしまいます。これは潜在意識のブロックを取り除かれないと繰り返されることになります。
ではどうすればよいのかというと、キレイになりたいという「望」の先にある「感情」をイメージすることです。もちろん何度も「できるはずがない」と思うかもしれません。
それでも「こんな感情になれたら幸せだな」という状態を「知る」という感覚を掴むことで、どんどんそのイメージが具体的になっていくはずです。そうすればいずれ潜在意識のブロックは取り除かれるでしょう。
私たちハリニーは、今のままでもあなたらしい本来の美しさを引き出すことのお手伝いができればと考えています。
東洋医学の理論に基づき、肌と心と身体の結びつきから、全体を捉え、忙しい現代人に合わせた経絡やツボを使い、内側から輝く自分らしい美しさを引き出します。
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