自分らしい健康的な美しさを

    自分らしい健康的な美しさを

    あなたは自分のことが好きですか。自分のことが気に入らないと思うときは誰でもあります。誰もがすべてのことをうまくこなせるわけではありません。他の人より不得意なこともあるし、少しはうまくできることもあります。人には必ず短所もあるし、その裏返しで必ず長所もあります。

    「ボディポジティブ」という言葉はご存知でしょうか。それは、私たちのありのままの身体を愛するという考え方です。社会や美容業界がつくりあげてきた、広告などで表現される「非現実的な女性の美の基準」、その理想を追求するのではなく、ありのままの自分の身体を愛するということです。

    もちろん、いつの時代にも理想的な美しさを私たちはつくりあげてきました。しかし、自分の身体を愛するということとは切り分けて考えるべきです。また「ボディニュートラリティ」という言葉はご存知でしょうか。体型や容姿が自分の価値や幸せを定義するものではないという価値観をもとにするという考え方です。

    自分の身体が外からどのように見られるかではなく、自分にとってどんな働きをしてくれているのかに焦点を当て、ポジティブに捉えられなくても、自分の身体をあるがままに受け入れることを大切する考え方です。このような考えの背景には、私たちの美しさの基準が狭すぎ、多様性がほとんどないことが根本的な問題としてあります。

    固定された価値観

    例えばダイエット、自分のことをもっと好きになるために痩せることは確かに必要かもしれません。肯定的な動機であれば問題ないのですが、それが自分を苦しめるストレスになっている場合があります。憧れの体型を目指すこと、それは自分を好きになるために有効なことですが、一方で自分の身体が嫌いになればものすごくネガティブな影響を与えてしまいます。

    自分が憧れる美しさを望むのはもちろんのこと、それに加えて自分の今も同じ態度で受け入れるマインドを持つことが大切です。“細い=美しい”のように、一人一人が無意識に価値観を固定してしまっています。ステレオタイプに考えるのではなく、性別関係なく一人一人が自由な価値観を持てるようになるためにはどうすれば良いでしょうか。

    自分のことが好きでなくなるとき、人と比べてしまうとき、そんなときは良い意味であきらめましょう。すなわちありのままで十分ですし、世界中にあなた一人しかいないということ、それが事実です。

    美しさも大切、でももっと大切なのは個性です。自分のことを好きになれないとき、どうしても他の人と比較してしまうことは誰でもあります。それを否定するのではなく、比較しても、自分の個性は消えるわけではありません。あの人も素敵、でも自分も同じくらい個性的で魅力的なのです。

    人を区別した社会で構築されてきた制度・思考・慣習などを打破し、「他人からどう見られるのか?」ではなく「自分はどうありたいか?」という自分軸のもと、性別よりも「個性」や「パーソナリティ」を重視する「自分らしさ」を追求する人が増えることを願っています。

    感情がいちばん大事

    カーラ・デルヴィーニュをご存知でしょうか。彼女は、2011年のバーバリーのキャンペーンを機にモデルとして大ブレイク、その後は歌手、女優(俳優)など、幅広く活動しています。

    カーラ・デルヴィーニュ

    そんな彼女ですが、ありのままの自分を愛し、受け入れるために長い時間を費やしてきたとのこと。彼女は感情に素直に向き合う」ため、オープンに苦しんできたこと(鬱、パンセクシャル、タトゥーなど)を語る姿に共感が集まっています。

    彼女自身にとっては、よりオープンで正直になればなるほど、ほかの人々がより自分のことを受け入れ、ジャッジすることなくそのままの自分を愛してくれると考えています。それは、ある一つの側面から、つまり一つの職業に閉じ込められたシンボルであることを拒み、モデル、女優(俳優)、デザイナーなど全てでひっくるめて彼女自身であることを願っているからです。

    その人が持つ個性を隠して目立たないようにやり過ごすのではなく、何かを得るために、「人とは違う」ことを恐れないことが大切になりつつあります。

    普通ではないことで能力を発揮する

    SNSでは、芸能人や友達などの行動や様々な情報を共有しやすくなった反面、人の目が気になったり、他の人と比較したりすることで自分を見失うことがあるかもしれません。

    カーラ・デルヴィーニュを含め、幸せに生きる女性の共通点は、一般的な「普通」に捕らわれていないことです。世間一般で「こんな人生が幸せ」と思われているレール、結婚、子供、役職に就くなど、様々な「普通は、、、」が世の中に溢れかえっています。普通であること、平凡に生きること、その普通や平凡はただの幻想でしかありません。誰もが個性を持ち、人と違う突出した部分を必ず持っているはずです。

    カーラ・デルヴィーニュも、世の中で活躍するきっかけはモデルでしたが、そこから違う突出した部分で活動の幅を広げています。世間体に縛られず、自分の感情をいちばん大切にしています。周りに左右されることなく、自分にとって何がいちばん良いのかを大事にしています。

    もちろん、順風満帆な人生なんて幻想で、人生は色々な出来事が起こります。悩んだ時や迷った時は無理に突き進もうとしないで、自分の感情を深く観察してください。じっくりと自分と向き合う時間が、自ら答えを導き出してくれます。

    カーラ・デルヴィーニュのように、感情を大切にして、自分の中にある突出した部分を、社会で役立てること、つまりその突出している部分で生きる場所はどこなのかを考えていくことも人生には大切です。

    セレンディピティ(serendipity)

    セレンディピティとは、「予測していなかった偶然によってもたらされた幸運」のことです。「セレンディピティ」という言葉は、『セレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』というペルシャの童話が起源です。

    物語の中で、登場人物の3人の王子が偶然と洞察力を元に、旅の途中で探し求めているものを発見することから、今私たちが使っているような意味の言葉として使われ始めました。

    この物語が表しているように、「棚から牡丹餅(ぼたもち)」的なラッキーではなく、目的のために行動すること、目の前で起きるどんなこともしっかり観察し、気づきを得ることで、誰もが偶然にもたらされる幸運があります。

    例えば、ノーベル賞を受賞した科学者や大成功した起業家は、一同に、多くの行動の中に、ひらめきを得たり、偶然起きた事象が成功に結びついたと言います。

    アメリカの物理学者のレナード氏は書籍の中で、大変興味深い記述があったので抜粋して紹介します。

    偶然の幸運に出会う、いわゆる「セレンディピティ」のためには、「気づき」が欠かせない。行動、気づき、受容がセレンディピティの3つの要素である。行動しなければ、偶然の出会いもない。出会いがあっても、それに気づかなければ仕方がない。また、気づいても、それを受け入れなければせっかくのセレンディピティも取り逃がしてしまう。

    「しらずしらず」レナード・ムロディナウ(ダイヤモンド社)

    叶えたい願いのために行動する

    美しくなりたいと望むなら、具体的にどのようになりたいですか?あなたが素敵だなと思う人は、どんな人ですか?もちろん、芸能人やモデルさんでも良いですが、あくまで、自分がどうなりたいのか、自分を基準にして考えてみましょう。

    よく「自分がどうなりたいかわからない」と質問を受けることがあります。「憧れ」はあっても、「自分はそうなれない」と思ってしまう。そんな方にオススメなのが、日常の中に美しいと思うことを見つけて、自分の中にストックしていくことです。

    美しさは、人の容姿だけでなく、風景だったり、アートだったり、音楽だったり、人によってはしぐさだったり、言葉だったりします。人の数だけ「美しさ」の感覚があり、あなた自身が「キレイだな」と思うものが、あなたの「美しさ」になります。大事なのは、自分がどんなものが美しいと感じるかを理解すること。それが叶えたい願いのために行動するヒントとなります。

    また、日々の中で、自分が何を感じているかに気づくこと、その中で「これだ!」と思うようなセレンディピティが起きるかもしれません。

    いつも思いやりをもって人に優しく

    しかし、そうは言っても何も自分に突出した部分がないと思うかもしれません。そんな時、自分が上手くいっている時だけでなく、辛くしんどい時でも、人に優しく接することができるかが鍵です。

    いつも思いやりをもって人に優しく接する人は、自然と周りの人から愛されます。よく考えてみると、人生のチャンスや困った時の救いの手など、どれもが人から受け取るものです。周りにいつも優しく接することができる人は、そんな良い思いを受け取ることができるでしょう。

    このような行動が自然とできることも個性であり、人と違う突出した部分です。生まれ持った才能、生まれ持った美しさがあることは確かですが、どんな状況でも思いやりをもてることも十分な才能です。

    例えば自分を好きなる、好きになってもらうために、馬鹿なこと、一銭にならないこと、誰からも評価されないことを一生懸命やってみるという方もいます。そういう馬鹿なことをしている自分がいつの間にかとてもかわいらしく、いとおしく、思えてくるそうです。感情がいちばん大事、それは自分に対しても、周りにいる人に対しても、社会に対してもいちばん大切なことです。

    あらゆる人々が自分らしく生きることができる暮らしやすい社会を目指すための取り組みにハリニーは貢献していきたいと考えています。常に最高な状態で生活ができ、美しくなることで自分に自信が持て、あらゆる人々が自分らしく生きることができ、色々なことにチャレンジしていく、そんな美しい輝きを放つ自分でいてほしい。

    ハリニーは肌も心も身体もにごりのない透明感を引き出す、唯一無二な場所としての存在を目指します。

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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