• 脳疲労

「脳疲労」は、脳を使いすぎることで、脳に炎症(活性酸素)を蓄積させてしまう状態のことです。イメージとしては筋肉痛と同じです。
筋肉痛になった脳では、自律神経が正常な機能を果たせなくなってしまって、脳にストレスがかかり、脳の機能が減弱します。そのため自律神経失調や免疫力の低下、不眠などの様々な症状に繋がります。

また、スマホなどを長時間見続けるなど、目の働きは脳によって制御されているため、特に眼精疲労などは、脳疲労を伴っていると考えられます。頭の鍼とパルス(低周波電流)によって、脳疲労を解消することで症状も緩和されてきます。

  • 慢性頭痛・偏頭痛

体の司令塔である脳は、活動をする上で多くの酸素とエネルギーを必要とし、それらは血液によって脳に届けられます。この血液の流れが滞ると頭痛の原因になります。

頭部の血行が悪くなると、体は滞っている血流をよくするために、血管を拡張させる物質を放出します。その結果、一時的に頭部の血流が増し、頭痛が起こります。

鍼には血行促進の効果があり、鍼をすることで頭部の血行が良くなり、頭痛の改善や予防効果が期待できます。

  • 眼精疲労

物を見るときにすぐにピントが合うのは、レンズの役割を果たしている水晶体が最適な厚さに調整されるからです。水晶体の厚さを調整する役割を果たしているのが、毛様体筋という筋肉と自律神経です。目を使いすぎて毛様体筋に疲れがたまると、自律神経にも影響が出て、頭痛や吐き気など全身に症状が現れるようになります。

毛様体筋は目の奥にあるため、マッサージでほぐすことはできません。しかし、眼精疲労に効果的なツボを鍼で刺激することで、体の奥深くにある筋肉をほぐすことができます。特に頭部には、眼精疲労や目の疲れに効果的なツボがあるため、眼精疲労や眼精疲労からくる頭痛なども解消してくれます。

  • 首・肩のこり

筋肉は、疲労がたまると徐々にかたくなります。この凝り、つまりかたくなった筋肉が血管やリンパ管を圧迫するため、血流が滞り、さらに疲れが溜まりやすくなります。その結果、首や肩のこりを引き起こします。

特に首や肩まわりの筋肉は後頭部につながっているため、頭の筋肉を鍼でほぐすことで、血流をよくし、首や肩のこりも解消できます。

  • ストレス・疲労感

人は、ストレスを感じると脳の血流が低下します。このストレスがストレス疲れになり「疲労感」を生み出します。

ストレスの経過にはイライラしたり、異様に肩こりなどで体から危険信号が発せられる「警告期」、疲労感が興奮に繋がったり、逆に脱力感に陥る「抵抗期」、疲れきり、本当の病気に移行する「疲弊期」の3段階があります。

これらの段階において、ストレスによる諸症状(胃腸の潰瘍、不眠症、自律神経失調、肩こりなど)に対して頭の鍼はよい効果が認められています。頭の鍼治療を受けた多くは、様々な症状の軽減とともに、独自の爽快感を体感し、ストレスの緩和に最も適した治療法の一つです。

  • 自律神経の乱れ

自律神経は、呼吸や消化、汗の調整など、生きていくのに必要な働きをします。この自立神経は、活動的な時に優位になる「交感神経」と、リラックスしている時に優位になる「副交感神経」からなり、両者は絶妙なバランスを維持することで健康な状態を保っています。しかし、ストレスや生活環境の乱れから自律神経のバランスが崩れると、慢性的な疲労や不眠、胃腸の乱れ、イライラなどの症状に悩まされるようになります。

頭部には自律神経を調節するツボが多く存在するため、自律神経の乱れに悩まされている方に頭部の鍼は効果的です。

  • 不眠症

不眠症のタイプは寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚めるなど、様々ありますが、どれも自律神経のバランスが崩れている点は同じです。

仕事など、集中して作業する時間(交感神経優位)と、リラックスする時間(副交感神経優位)の切り替えができないため、不眠症になります。

このように自律神経の切り替えができないのは、自律神経の働きを支配するホルモンのバランスが崩れているからです(コルチゾールの過剰分泌による覚醒作用)。
頭の鍼は、このコルチゾールを抑制することにつながり、結果的に正常な睡眠リズムを取り戻す働きがあります。

  • 抜け毛、薄毛、白髪

日常生活における生活習慣は、抜け毛、薄毛、白髪に影響していると言われています。現代人は、生活リズムが悪い方が多く、一方でストレスを抱えたり運動不足になったりすることで生活リズムが乱れることもあります。

そのため、男性だけでなく、若い世代や女性でも抜け毛、薄毛、白髪に悩む人は多くなっています。

頭皮への鍼は、頭皮の血行不良で引き起こされる白髪、薄毛、抜け毛などにも効果的です。頭皮に鍼をして血行を促進することで、毛根にしっかり栄養を補給して頭皮の環境を整えることができます。

  • 歯ぎしり(顎関節症)

ストレスが歯ぎしりや食いしばりとして現れる人が増えています。ストレスを感じると、頭蓋骨の筋肉は、収縮し、血流が悪くなり、硬くなります。

両サイドのこめかみから耳の周辺の筋肉である『側頭筋』は、あごの筋肉と連動しているため、歯ぎしりは側頭筋に過大な負荷をかけます。その結果、側頭筋が硬くなり、萎縮してしまい、さらに歯ぎしりがひどくなるという悪循環が起きます。このような歯ぎしりは、頭の鍼で改善できます。

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