
セレンディピティとは、「予測していなかった偶然によってもたらされた幸運」のことです。
「セレンディピティ」という言葉は、『セレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』というペルシャの童話が起源です。
物語の中で、登場人物の3人の王子が偶然と洞察力を元に、旅の途中で探し求めているものを発見することから、今私たちが使っているような意味の言葉として使われ始めました。
この物語があらわしているように、「棚から牡丹餅(ぼたもち)」的なラッキーではなく、目的のために行動すること、目の前で起きるどんなこともしっかり観察し、気づきを得ることで、誰もが偶然にもたらされる幸運があります。
例えば、ノーベル賞を受賞した科学者や大成功した起業家は、一同に、多くの行動の中に、ひらめきを得たり、偶然起きた事象が成功に結びついたと言います。
アメリカの物理学者のレナード氏は書籍の中で、大変興味深い記述があったので抜粋して紹介します。
偶然の幸運に出会う、いわゆる「セレンディピティ」のためには、「気づき」が欠かせない。行動、気づき、受容がセレンディピティの3つの要素である。行動しなければ、偶然の出会いもない。出会いがあっても、それに気づかなければ仕方がない。また、気づいても、それを受け入れなければせっかくのセレンディピティも取り逃がしてしまう。
「しらずしらず」レナード・ムロディナウ(ダイヤモンド社)
叶えたい願いのために行動する
美しくなりたいと望むなら、具体的にどのようになりたいですか?
あなたが素敵だなと思う人は、どんな人ですか?
もちろん、芸能人やモデルさんでも良いですが、あくまで、自分がどうなりたいのか、自分を基準にして考えてみましょう。
よく「自分がどうなりたいかわからない」と質問を受けることがあります。「憧れ」はあっても、「自分はそうなれない」と思ってしまう。
そんな方にオススメなのが、日常の中に美しいと思うことを見つけて、自分の中にストックしていくことです。
美しさは、人の容姿だけでなく、風景だったり、アートだったり、音楽だったり、人によってはしぐさだったり、言葉だったりします。
人の数だけ「美しさ」の感覚があり、あなた自身が「キレイだな」と思うものが、あなたの「美しさ」になります。
大事なのは、自分がどんなものが美しいと感じるかを理解すること。それが叶えたい願いのために行動するヒントとなります。
また、日々の中で、自分が何を感じているかに気づくこと、その中で「これだ!」と思うようなセレンディピティが起きるかもしれません。
私たちハリニーが叶えたい願いは、お客様自身が持っている本来の美しさを引き出すことです。
東洋医学の理論に基づき、肌と心と身体の結びつきから、全体を捉え、忙しい現代人に合わせた経絡やツボを使い、身体が本来持っている力を高め、内側から輝く自分らしい美しさを引き出します。
お身体の不調、美容のお悩みをお客様と一緒に解決してまいります。どうぞご相談くださいませ。