体質チェック、「気滞」→気の巡りが悪い

東洋医学では「気・血・水」のバランスが崩れると体に不調をきたすと考えます。この「気・血・水」の3つは、人の体の構成要素と考えられています。

「気」は、人体の生命活動のエネルギー源です。

「血」は、西洋医学における血液の血とは、少しイメージが異なり、全身に栄養を供給し潤すことと、精神活動の基礎物質という二つの働きがあります。

「水」は、津液とも呼ばれ、体内の水分です。

「気滞」は全身を流れる生命エネルギーである「気」がスムーズに循環することが出来ない状態です。

気の流れが滞ると情緒が不安定になり、イライラや怒りの感情が抑えられなくなったり落込みやすくなります。
また、女性の場合、生理痛や生理前の体調不良が出ることがあります。さらにお腹にガスが溜まる、便通に異常なのど胃腸の不具合も気滞に陥ったとき現れやすい症状です。

「気滞」の原因

気滞の原因は、気の流れを司る内臓である「肝」の不調です。肝は気の流れをコントロールする内臓です。感情をのびやかに保ったり、消化器官の働きを助けたりなどの役割を担います。

しかし、ストレスに対して非常に弱く、精神的なダメージや疲れによって機能が正常に働かなくなってしまいます。

「気滞」は、訴える症状が様々ですが、訴える症状が一定しないことを不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼びます。不定愁訴は自律神経失調症の特徴です。


肝の養生にはとにかく疲労やストレスなどを溜めないことが大切です。しっかりと休息をとって、自分にあったストレス解消法を見つけましょう。

気を巡らす食材

食習慣の見直しは「気滞」を改善するのに効果的です。気の巡りを調節すや気を作り出す胃腸を整える食べ物を一緒に食べましょう。

肝の機能をケアする食べ物

セロリ、トマト、ピーマン、パプリカ、あさり、しじみ、牡蠣

胃腸の機能のケアする食べ物

味噌、おくら、大根、かぶ、サンザシ、キャベツ

気の流れをよくするツボ

太衝(たいしょう):足の親指と人さし指の骨の間を足首の方へ辿って行った骨の接合部。

イライラを解消したり、寝つきをよくしたりする効果があり。

太衝(たいしょう)

労宮(ろうきゅう):手を「グー」にした時、中指が当たる位置。

自律神経の働きを整え、気持ちを落ち着ける効果が期待。

労宮(ろうきゅう)

ぜひ知識を持って自分の大切な身体を癒やしてください。

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