むくみやすい方〜水毒〜

むくみやすい方〜水毒〜

“水毒”という言葉は、あまり馴染みがないと思います。古来日本には“難病・奇病は「水毒」”という諺もあります。

水毒とは、身体の中の水が全身をめぐらずにどこかに溜まっている状態のことです。人の体重は2/3は水分(細胞内液)で、残りの1/3は血液(血中ナトリウム)などで、水分の代謝が狂い、血中の中に水分量が多くなり、相対的にナトリウムが減ってしまうことで様々な症状が発生すると考えられています。

特に、日本人の疾患は水の過剰に起因するものが非常に多いと言われています。

水毒の原因と症状

その主な原因は、過剰な水分の摂取や、冷えなどです。また尿量・回数ともに増えたように感じたときは、水分を摂りすぎていないか見直す必要があります。

水毒の例で1番分かりやすいのは「むくみ」というサインです。水は重たいので下に溜まりやすく足のむくみが最も多いです。

体内に溜め込んでいる余分な水が多ければ多いほど、身体は冷えます。冷えた身体で外から温めても、なかなか身体の中までは温まりません。

1度冷えてしまうと、しつこく冷えが残るのが水毒タイプの冷えです。まず冷えを取り除きましょう。

また、体内の水分量が増えると胃腸機能が低下し、更に悪化すると吐き気、嘔吐、心不全

呼吸困難などの重い症状が見られることがあります。これらの場合には、体内のナトリウムが不足している状態なので、経口補水液を摂取しましょう。

根本的には水毒体質を改善していきましょう。

水毒の養生

-おすすめの食材-

生姜、はと麦、あずき、黒豆、のり、わかめ、昆布、シナモン、とうもろこし、きゅうり、もやし、すいか、しじみ、あさり、烏龍茶、はと麦茶、あずき茶

-生活の見直し-

・お風呂に浸かって汗をかく
・水の飲み過ぎ注意(1日2ℓは不要)
・味の濃いものは控えめに

-水毒に効くツボ-

・湧泉(ゆうせん)
土踏まずの前の方の中央にあって、足の指を曲げたときに最もへこむところ

「足の冷え」「脚の疲れ・むくみ」だけでなく、女性特有の症状「更年期障害」「生理痛」にも効果。

湧泉(ゆうせん)


・委中(いちゅう)
膝裏の中央。膝の後ろの横皺の真ん中
ここを押して痛みがある場合は、むくみが強い可能性が高い。

委中(いちゅう)


ぜひ知識を持って自分の大切な身体を癒やしてあげてください。

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