40代の顔のたるみに!ほぐして鍛える!

    40代の顔のたるみに!ほぐして鍛える!

    鼻の両脇から口の両端へと伸びる、ほうれい線は「シワ」だと思われがちですが、頬の「たるみ」です。加齢によって、口の周りの筋肉、頬を支える筋肉、肌の内側の組織も弱り始めます。さらに代謝も悪くなって脂肪や老廃物もたまり、それら頬の重みが重力に負けてたるみ始めます。さらに年齢を重ねると肌の水分量やコラーゲン量も減少し、肌もハリがなくなりたるみます。

    しかし、これらのたるみを引き上げていけば良いのですが、そのためにはしっかり肌をケアする必要があります。まずは水分量の低下した肌に水分を与えてしっかり保湿することです。特にお顔につける化粧水(水分)の量は毎回同じではなく、季節や、その日のお肌の状態に合わせて変えていきます。

    次に衰えた口の周りの口輪筋を強くします。日頃からお顔を引き上げていくために意識することが、口角を上げ笑顔をつくることです。さらに口をよく動かしお顔の表情筋にも刺激を与えましょう!ほうれい線を予防・改善するフェイスエクササイズは色々あるので試してみて下さい。

    ここでは基本的な「たるみ」の原因やたるみに効くツボ、そして美容鍼の効果を説明致します。

    お肌の構造

    まずたるみの原因にもなる乾燥肌は、肌に元々備わっているバリア機能の低下です。バリア機能は皮脂膜・天然保湿因子・細胞間脂質の3つの因子が、役割を担っています。中でもバリア機能の8割を担う〝細胞間脂質〟は水分保持機能も果たしており、肌のうるおいを保つ上で欠かすことのできない保湿因子です。

    〝細胞間脂質〟を理解するには、まずお肌の構造、その最上層である角質層についての理解が必要です。お肌の表面は、皮脂腺から分泌される皮脂と汗でできている「皮脂膜」で覆われおり、そこに皮膚常在菌がいて、お肌を酸性に保っています。

    その下には、「角質層」、「顆粒(かりゅう)層」、「有棘(ゆうきょく)層」、「基底(きてい)層」が並んでいます。これらを表皮と呼び、4層構造になっています。その奥に真皮、続いて皮下組織、そして表情筋があります。

    ターンオーバー

    表皮細胞は、表皮の最下の基底膜で生まれて、上部の角質層までくれば死んでしまいます。この表皮細胞が生まれて死んでいくプロセス(角化)を表皮の新陳代謝、つまりターンオーバーです。このターンオーバーの中で、細胞間脂質(セラミド、コレステロール、遊離脂肪酸など)が生まれます。細胞間脂質は、ラメラ構造になっており、水分の層と脂質の層が規則正しく交互になって薄い層状になっています。

    お肌の乾燥はバリア機能の低下

    細胞間脂質の主成分はセラミドです(50%を占める)。つまりバリア機能の大半は、セラミドが担っていると言っても過言ではないんです。肌のセラミドが減少すると、しっかり保湿をしても肌がつっぱったり痒くなったりしやすくなります。肌の保湿成分であるセラミドはターンオーバーとともに作られ、ターンオーバーが低下するとセラミドも減ります。

    その為にターンオーバーを整えることは、セラミドを増やすことに繋がり、1番の乾燥対策になります。しかし気温や湿度、紫外線など外的な刺激や、ストレスや女性ホルモンなどの内的な要因によって細胞間脂質にも影響を与えます。また表皮だけでなく真皮の状態もハリやツヤに影響を与えます。

    その他にも、睡眠不足でターンオーバーが乱れている状態、またその他の原因で健康状態がよくない場合なども、細胞間脂質にも影響を与えます。

    上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋を鍛える

    頬の筋肉は、目の筋肉と口の筋肉とつながっており、そして筋肉と皮膚は連動して動くため、筋肉が垂れ下がると、皮膚も垂れ下がります。ほお骨の周辺は、多くの表情筋が集まっている部分。これらが衰えると、皮膚を支えきれずに垂れ下がり、たるみやほうれい線を深くしてしまいます。

    このように頬の筋肉は様々な部分とつながっているため、たるむことで、目の下の垂れ、口の周りのほうれい線が目立つようになってきます。また顔のたるみは加齢だけが原因ではありません。毎日何気なく行っている表情や姿勢、食生活なども関係しています。

    たるみにアプローチするのはココ

    ○鼻の脇にある「上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋」
    ○ほお骨からつながり、口角を引き上げるときに働く「大頬骨筋・小頬骨筋」

    たるみアプローチ

    これらの筋肉にアプローチするツボも効果的です。

    • 巨髎(こりょう)/瞳孔から真下の頬骨の下
    • 觀髎(けんりょう)/頬骨のすぐ下の凹み
    • 迎香(げいこう)/小鼻の脇のくぼみ

    「巨髎」は、ほうれい線に効果的なツボ。「觀髎」は、たるみ、シワ、むくみに効果的なツボ。「迎香」はシミ、シワ、むくみの解消に役立つ美肌のツボ。

    また、以下のツボでほうれい線にアプローチしましょう。

    下関(げかん):目尻と耳の穴を結ぶ線の真ん中あたりにある骨の下のくぼみ

    押し方:人差し指、中指、薬指を3本揃えて、優しく押し上げるように3〜5回ほど押し込むようにして押します。

    角孫(かくそん):耳の上先端部分があたる場所にあるツボ

    押し方:人差し指、中指、薬指を3本揃えて指の腹でツボの周辺を回すようにしながら、頭皮の上に押し上げるようにして押していきます。頬が引っ張られるくらいの強さがコツです。

    ほうれい線に効くツボ

    ほうれい線への美容鍼の効果

    お肌の老化の予防には、血流をよくすることが最も大切です。美容鍼によってお肌が微細なキズを受けると、その部分を直そうと再生力が高まり、血行が促進されます。これは私たちの身体が本来持っている自己治癒能力を活かした治療法です。結果として、線維芽細胞が増え、または活性化することで、真皮のコラーゲンが増え、たるみの改善やハリやツヤのアップが期待できます。

    皮膚は表皮、真皮、皮下組織という三層が重っており、美容鍼がたるみにも有効的なのは、肌表面からのアプローチではなく、真皮層や筋肉に直接刺激を与えていくことができるからです。また美容鍼で表情筋を刺激することにより、固くなった筋肉を解し、やわらかくする効果があります。表情筋がやわらなくなることで、血行がよくなりたるみが解消してリフトアップ効果が得られます。

    さらに、顔にあるほうれい線に効くツボを美容鍼で刺激することによって血行を改善し、新陳代謝を促進します。これによりお顔の筋肉やコラーゲン繊維を活性化させ、皮膚の再生機能を高められるので、ほうれい線が目立たない美肌へとつながります。

    ただし、美容鍼の効果の持続時間に関しては個人差があります。治療の頻度は、1週~10日に1回程度がオススメです。

    ハリニーでは、施術直後にお肌にセラミドを直接塗布し、効果的に浸透させることで、肌にハリとツヤとうるおいを与えキメを整えるため、セラミドの不足によって齎される乾燥からくる小じわやたるみといった肌トラブルも改善されていきます。何をしても乾燥が改善しない方はぜひ鍼を試してみてください。

    また、美容鍼によって顔の血流が良くなり、凝り固まった筋肉がほぐれると本来の位置に戻るため、結果的にリフトアップすることができます。さらに低周波電流で鍛えることでスムーズな動きを取り戻し、立体的な頬が復活します。

    このように硬直した表情筋をほぐして、鍛えることでたるみやほうれい線も薄くなります。垂れ下がってきた頬を改善したいなら、こうした筋肉をほぐして筋肉の弾力を取り戻し、本来あるべきの位置に戻すことで肌の内側からふっくらリフトアップします。ポイントは、美容鍼と低周波電流(パルス)で〝ほぐす・鍛える〟です。

    乾燥肌やたるみ改善に効果抜群です。ぜひ美容鍼をお試しください。

    【本コラムの監修】

    恵比寿院長

    HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

    ・経歴
    大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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