不眠症と美容鍼の関係

不眠症と美容鍼の関係

およそ5人に1人が不眠に悩んでいるといわれています。
不眠には、寝つきが悪い、夜中に目覚める、ぐっすり眠れない、朝早く目覚めてしまうなどの4つタイプがあります。
不眠の原因には、様々な要因がありますが、特にストレスの存在が大きく、仕事や家庭での精神的ストレスで不眠症に陥っているという方が多くなっています。

東洋医学的な観点からみると、不眠は「陰陽」のサイクルが崩れている状態です。つまり夜になってもリラックスが完全にできていない状態であり、深く眠るためには気(エネルギー)、陰の気が必要と考えます。

もちろん、不眠症を克服するためには、その原因であるストレスを取り除くのが最も有効ですが、いきなりストレスを無くすといっても難しい話です。
そこで、不眠症改善に向けた1つの選択肢として、美容鍼が有効であることについて詳しく説明します。

不眠症に効く美容鍼

アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、鍼灸は不眠にも有効であると発表しています。
その仕組みは、人はストレスに晒されると、ストレスホルモンであるコルチゾールを過剰に分泌し、その覚醒作用によって、不眠が誘発されてしまいます。

また、コルチゾールの過剰分泌によって、体内活動の異常や自律神経の乱れにつながり、筋肉が緊張してコリが生じます。

そこで美容鍼や灸によるツボへの刺鍼により、その刺激が信号となり、脊髄を通って脳に伝達されます。

この刺激信号が体内の働きを正常に戻す役割を担い、覚醒作用のあるコルチゾールを抑制することにつながるため、結果的に正常な睡眠リズムを取り戻せます。
さらに、鍼灸治療によって筋肉のコリをほぐすことで自律神経が整い、体内活動の乱れも改善されて不眠の解消に役立ちます。

不眠症とツボ

東洋医学では「病のもとは五臓の乱れである」といわれ、この五臓の機能がしっかり働くことで健康になれます。

また、不眠となる原因を「感情の起伏が五臓の機能を乱す為に起こる」と考えます。つまりストレス、心配する、興奮する、落ち込む、といった感情の起伏によって、臓器が影響を受けて不眠に陥る、という考え方です。

この働きを正常化するために、不眠のツボ押しをオススメします。

安眠(あんみん):耳の後ろにある尖った骨から指の幅1本分下のところ

安眠という名のごとく、押すことで心身がリラックスし、自然と眠りにつきやすくなるツボ。

両手の親指を左右両側のツボにそれぞれあて、ぐりぐりと押します。これを5回繰り返します。

失眠(しつみん) :かかとの真ん中

「失眠」は中国語で不眠を意味する言葉で、不眠に効果のあるツボです。むくみにも効果があります。

かかと中央を垂直に押します。

【本コラムの監修】

HARRNY 院長/鍼灸師 菊地明子

・経歴
大学卒業後、美容の世界に入り、セラピストへ。豊富な美容知識や実務経験を活かし、その後、10年間は大手企業内講師として美容部員やエステシャンの育成、サロン店舗運営のサポートを行う。現在は、セラピスト、エステティシャン、美容カウンセラー、鍼灸師の経歴を活かし、お肌とこころと身体のトータルビューティースタイルを提案。表面だけでなく根本からのケアとして、老けない生活についてのコーチングを行う。

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