「歳を取る」と「老化する」ことはイコールではない

「歳を取る」と「老化する」ことはイコールではない

現代医学によって「老化する」の真の原因が解明されてきています。その老化の原因のひとつが、人の体の細胞が分裂する際にミスコピーが生まれることです。

わたしたちの体をつくっている細胞は、常に分裂を繰り返し、新しい細胞をつくりだすことで「若さ」を保っています。しかしこのミスコピーが増えることによって体が「老化する」のです(体細胞変異説)。

このようなメカニズムがあることが分かれば、「老化する」を治すことができます。バーバード大学医学大学院遺伝子学のデビット教授によれば、「100歳になっても現在の50歳なみの活動レベルが保てる時代が来る」と断言しています。

具体的には、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)、レスベラトール(赤ワインに含む抗酸化物質)、NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクオレチド)、メトホルミン(糖尿病の治療薬)などが、老化に作用し、人間の寿命を延ばす働きかけがあることが明らかになっています。

これらはまだ別の病気の治療に使われており、実際の老化の治療に使われているわけでありません。しかしながら将来的には、具体的な老化の治療薬として処方されると思います。

このように「老化する」ことが治すことができるようになれば、「歳の取り方」、つまり「生き方」がより重要になってくるでしょう。

歳を取ること

「歳を取ること」は、人生のさまざまな知恵や知識の習得や試行錯誤の結果として、人生をよりよく生きる経験値が増えていくことです。

例えば「幸せ」も、年を重ねるごとに知恵がつき、経験が増え、自分で幸福をつくれるようになってきます。些細な事柄から幸せを感じるようになったり、見つけられるようになり、年を重ねれば重ねるほど、「美しさ」や「幸せ」は、自分でつくっていくものだと理解できるでしょう。

年齢を重ねるごとに、肌や表情には「その人の人生」があらわれてきます。年齢を重ねれば、若い頃と同じように「何もしなくても肌がきれい」というわけにはいきません。肌のケアを十分しているか、毎日を幸せに過ごしているかどうかなど、その生活スタイルが肌や表情にあらわれてきます。

老化を抑えるのはよく寝ること

私たちの体の中で繰り返される細胞分裂の過程でミスコピーが生まれることや細胞の劣化(細胞老化説)で老化が進行します。一方で細胞分裂する際にミスコピーを防いでくれるテメロアという組織があります。

しかし、ストレス、睡眠不足、暴飲暴食などを繰り返すとこのテメロアという組織が良好に保てなくなることも明らかになっています(DNAテロメア説や酸化ストレス説)。

すなわち、細胞レベルで老化を抑えることができれば、病気の進行を抑えことにつながり、健康で長生きすることができます。

特に睡眠をしっかりとることが老化から認知症まで、多くの病気を防ぐことが、近年の研究で多くのエビデンスが出ています。

例えば、老化を防ぐ要素のひとつである成長ホルモンは寝ている間に分泌されます。つまり「寝る」ということが、最も日常的にできるアンチエイジングです。

そのためにも、日中に身体をよく動かすこと(よく歩くこと)、急激に血糖値をあげる食事をしないこと、しっかりとした鼻呼吸をすることなど、日常生活の中で少し心がけるだけでもアンチエイジングにつながります。

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